食虫植物の誘惑
今、非常に強い暗黒面の誘(いざな)いに抗(あらが)っている自分がいます。
その暗黒面とは所有欲、植物を「物」と考えるのなら物欲となるのでしょうが、それじゃ身も蓋も無いので、やはり所有欲とします。
今私を魅了して離さないのは「ムシトリスミレ」なのです。
何故だか、この植物に魅了されほしくてほしくてたまらず。すでに取扱店をネットで検索して。購入アイコンにカーソルを持っていき「ポチットな」とやる寸前までいっています。
ただ「よーく考えろ、植物とはいえ生き物をちゃんと面倒を看る余裕が、今のお前にあるのか!!」と、視線が切れる斜め45度上方いるトニーが呟いています。
「その通りだ・・・」とその時は納得するのですが、時が経てばムクムクと所有欲が鎌首を擡(もた)げます。
この週末はもう一人の自分との戦いです。
どんな人間に中にも
どんな時間においても
同時に二つの祈願がある
ひとつは神に
ひとつは悪魔に
ボードレール “赤裸の心”より
さ~て、私の蔵書「ひみつの植物」でも読んで気を紛らわせます。なおいっそう、所有欲に火がつたりして・・・w。
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コメント
へー、葉っぱで捕らえるんだ・・・大きくなったらしゃべるようになるのかなぁ? 松永くん、食べられないように気をつけてね(^^)/
投稿: 瓶星@土日もお仕事中 | 2007年1月21日 (日) 09時32分
瓶星さま
こういった兆しを甘く見てると大変な事になるだす。
そのうち温室がほしい~、ボイラーが~、熱帯地方のジャングルに、ツンドラに閉ざされた短い夏の小さなお花畑にプラント・ハントにでかけたい~、となるのが関の山です。
特に私場合、はい。
別の意味で花に喰われるでしょう。
そんな私に、ガラス貼りの京都熱帯植物園はたまらんです。
投稿: 松永 | 2007年1月21日 (日) 11時00分