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2006年11月 1日 (水)

そこに在る物の実力

 かつて過去のエントリーにて、「普通にその辺にあるって事が災いし、其の物の本当の価値を見失ってない?」て言う意味で、国産250cc四気筒エンジンのモーターサイクルの事を書きましたが、最近のテレビアニメに同様の思いを持っています。

 それは、昨今このBlogで私が「イイッ」っと叫び続けている、「交響詩篇エウレカセブン」であったりするのですが、ただ今放送中の番組で、ただならぬオーラをTVより放出している作品を発見しました。土曜日の夕方のゴールデン時間帯前の放送にもかかわらず、世の中の事情のわかっている人の観ようによっては、放送コードギリギリの内角高めのボールを投げている感が有ります。

 あぁ・・・作品名の紹介がまだでしたね。それは「天保異聞 妖奇士」(読み方は「てんぽういぶん あやかしあやし」と読みます)

 ちょっとネタバレになりますが、最初の一話・二話は、カンニバリズムに取り憑かれた父親が、我が子を喰らう話と絡めて、人の「舌が肥える」と言う、グルマンとしての「業」を描いています。ねっ、こんな内容が土曜の夕方に放送されているんですよ。日本のアニメ文化水準の高さココにありです。

 天保年間の江戸の風俗設定も素晴らしく、エンディングのスッタフロールを見ると、国立歴史民族博物館が製作ブレーンとして係わっておられるようです。

 それにしても今年は漫画、アニメとも時代物が旬のようですね。それとも私が、古流の剣術なんと事をやっているので、そういった部分のアンテナが発達して、良く引っかかるのでしょうか。

 ただ今、第一話~第三話までHPにて無料公開中です。見逃された方はこちらでどうぞ。

 http://www.ayakashiayashi.com/

 お薦めですぞ。 

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