ノートン日和
ネットの海をドンブラコ~ドンブラコ~とゆったりと彷徨っているとこんなところにたどり着いた。
皆さん知ってました?いつの間にかノートンが復活しているみたいです。この961/SS Commando、結構凄いパーツがついていますね。前後サスはオーリンズで、キャブなんて初めからFCRです。
今流行のモダンレトロなデザインですか。
DUCATIのSPORT1000S、GUZZIの1200SPORT、トライアンプの900スラクストン、そんなところがマーケット戦略上のライバルなのでしょう。
これらのバイクをよくよく見ると、結構、今現在のモーターサイクル事情って面白いかも・・・今更ながらこんな事にやっと気付いた私は、自分自身が面白くない、汚れちまった大人に成り下がってしまっていて、バイク馬鹿一代として、こんな大事な事に気が付くのが遅れてしまったのでしょうか?
ちなみにノートン・ネタをもう一つ見付けました。
The National Motorcycle Museum in Birminghamに収蔵されている588ccの2ローターヴァンケルユニットのレーサーをブラッシュアップして、来年にはレースに三回出場させるようです。詳しくはココ。
スポンドンのアルミフレーム、前後オーリンズ、フライバイワイヤのスロットル、ドライカーボンの外装、ダイマグ製16.5inchの前後ホイール、ラジアルマウントのAPロッキードのブレーキキャリパー、元が10年前のマシンとは思えない作りです。
私も古いマシンに最新のパーツを投入しながらレースをしている手前、応援せずにはいられないのだ!
頑張れNorton NRV-588RR!!
これを読んでいる広島方面の方々は、ヴァンケルユニットと聞いて居ても発ってもいられないはずです。たぶんアペックスシールはMAZDA製だよね、これ。
なんだかNorton日和な一日でした。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ノートン
見るからに英国って感じですね
ドカは・・・当然見るからにイタリアンですわ
それぞれお国がらが出ていて面白いです
投稿: 電気屋 | 2006年11月21日 (火) 12時30分
あ~ノートンのロータリーですか。91年(だったと思う)の英国GPにロン・ハスラムが出場してましたね。近所のバイク屋のおっちゃんが昔、スズキ本社に勤務してる時、RE5のテストに駆り出されたのですが夕方、休憩で原っぱに置いてたらエンジンがほんのり赤かったそうです。近寄って見てみると枯れ草が焦げてたそうです。
投稿: 暴天☆ハニ~改めハレンチーノ・イッシー | 2006年11月21日 (火) 22時56分
電気屋さま
フロントフェンダーなんか見ると、フォーク・インナーチューブの煽動面石跳ねで傷つき防止カバーの部分が、リベットで後付けしたあたっり・・・英国のコンストラクターが作るレーシングカーと同様の作りが見られます。
フェラーリや、DUCATI、MV-Agsutaなんかは、カウリングで部分的に駄目なブロックでも、こんな後付け修正はあまりやらず、ブロック丸々作り変えてしまいますね。イタリア人の美意識と、英国人の合理性をここに見ました。
ハレンチーノ・イッシーさま
このマシン、雨宮さんのところか、ナイト・スポーツあたりにエンジン・チューニングに出すとどうでしょうか?
あっ・・・MAZDA・speedでもいいやw。
投稿: 松永 | 2006年11月22日 (水) 08時58分