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2006年11月29日 (水)

The port side!!!

  流石に昨日は筑波遠征の影響で疲れ切った状態でした。私の一番活性の上がる時間帯、22:00~1:00はもうお布団の中・・・記憶がございません。一日遅れではありますが、筑波モト・ルネッサンスのレポートいってみよう!

 11/25土曜日午前4:00、神宮司邸の目覚まし時計のアラーム音で目が覚めます。身繕いを整え、4:30にお店に向かいます。お店で井上メカと合流し筑波サーキットへ向かいます・・・第三京浜、首都高、常磐道を乗り継ぎ6:00に谷和原に到着。インター出てすぐの信号で赤信号のため停車すると、前にはTEAM3/4のFDさん、横を見るとスタンホープの西田代表と庄治さんの乗ったトランポ、なんだか朝一から身内に囲まれています。

 サーキットに向かう道沿いの畑を見ると、一面真っ白・・・関東ローム層独特の黒色の土の表面に霜が一面に降りています・・・マジですか・・・。まるでガートーショコラに粉糖を振った様な光景です。あの~あと二時間で私の走行が始まるんですけど・・・気温大丈夫でしょうか、ちなみにこの時の外気温摂氏0℃でした。

 サーキットに到着、レーサーと装備をトランポから下ろし、走行の準備を始めます。暖気をしようとエンジンを掛けますが、燃料が薄すぎて上手くエンジンが回りません。キャブレターのメインジェットを2ランク濃くし、ジェットニードルのクリップ位置も1ノッチ濃い目に振ります。しかしホントに寒いっす。

 走行10分前、ジンさんたちに「昨日のブリヂストンの走行会では、皆左コーナーで散っちゃっているから注意するように」と忠告を受けます。

 8:00になりました。一本目の練習走行開始です。ジンさんの忠告どおり、最初の三周は気を付けて、タイヤを暖めるように慎重なライディングです。五周を超えたあたりで徐々にペースアップ、ピットレーンから井上メカが上げるサインボードには11秒の文字が見えます。

 そう今回のレースの最大のテーマは1分10秒切りです。

 しかし、この日ほど革ツナギのパンチメッシュを恨めしく思った日はありません。車体に伏せている時は良いのですが、高速コーナーでハングオンして走行風に身体をさらす時、刺すような冷たさ・・・最終コーナーは寒さ我慢比べみたいになってきました。

 15周を越えたあたりで、ボードには10秒の文字、もうタイヤ大丈夫でしょう。それではいきますかという事で、さらにマシンに鞭を入れます。17周目ダンロップ下のシケインの右→左の切り返しを終え加速のため3rd全開にした左コーナーの立ち上がり。

 一気にリアタイヤがグリップを失いアウトにはらみます。「ヤバイッ!!」とっさに膝を補助輪代わりに出しました。しかし、その膝を中心にマシンがスピンモードに入り、私もマシン共々ぐるっと回転して放り出されました。コースの真ん中に横になっているマシン、走行中の皆様ごめんなさい・・・・。

 身体をチェックすると、異常無し。走行してきている他車が来ないのを確認して、マシンの傍に行きマシンを起こし、マシンを押して小走りで路肩のウレタンパッドの所に立てかけて、残り少ない走行時間が過ぎるのを後悔の気持ちいっぱいで待ちます。その時心の中で「左コーナー・・・左コーナー・・・あぁ左コーナーあんなに言われたのに松永の馬鹿!」と。そして、ドナドナタイム・・・

 パドックでマシンチェックをすると、私の膝とお尻でマシンの転倒の衝撃を和らげたようで、左ステップが削れて半分の長さになってしまったのと、ハンドルバーエンドのジュラコンが削れ、GUZZIガードが削れた程度。ステップはスペアを3セット持ってきています。まだまだ走れそうです。一番のショックはこの夏下ろしたての革ツナギの左尻の部分の赤ストライプがメロメロに・・・涙。

 落ち込んでいてもしょうがないです。気持ちを切り替え10:30の二本目の走行に間に合うように復旧が始まります。ジンさんと井上メカの迅速な処置により一時間弱で復活。ジンさん、井上メカ、多謝であります。

 次はジンさんも走るとの事、私、この筑波サーキットは、まだ道がわからない所(ライン取りっていう意味ですよ道は一本ですからね)があるので、ジンさんについていきます。門前の小僧となって、ジンさんの真似真似、モト・ラボロ式サーキット教練の開始です。

 走りながら、「えぇ1ヘアってこんなに早くインにつくの?」とか「最終のツッコミまだ頑張れるの!!」なんて思いながらくっついていきます。最後の方でジンさんはペースアップ、ご自身の練習に入られたようです。必死になってついて行こうとするのですが、あきませんでした。走行終了後その時のタイムを聞くと、「7秒台だったねぇ~」と、悔しいけど今の私には無理です。そうこうしていると、後発隊の関戸メカと桑森さんが到着です。

 そして十分気温も路面温度も上昇した14:30からの三本目の練習走行枠開始です。先ほどの、モト・ラボロ教練のライン取りを復習しながら走行です。ちなみにタイムを出しに行く予定でしたので、ジンさんのP-ラップ(自動タイム測定機)を借りての走行です。

 なっなんと四周目に1分9秒98の文字・・・「あ~1分10秒切りを誓ったあの日から幾歳月・・・終にこの時がきました・・・そうしていると1コーナーの立ち上がりで国産四気筒のバイクが激しく転倒、ライダーの方はぐったりして横になっています。次の周、救急車がコースイン、コースにはこのマシンのばら撒いた部品が散乱しています。

 さっきのP-ラップが見間違いでなければ、1分10秒は切れているはずです。本番は明日です。サーキットが荒れている今の状態で、これ以上のリスクを犯す必要はありません。この練習枠は早々に切り上げ、この周にピットインしパドックに帰って来ると、かっさらい男こと友野選手が、「切れた?10秒切れた?」、またジンさんは「手計測では9秒7だったけどP-ラップはどう?」と、走り終わった私に駆寄ってくれました。ちなみにP-ラップ文字は01:09:988の文字。走行中の表示は見間違いではありませんでした。うれしさいっぱいで朝一の転倒の事など何処吹く風です。

 練習が終わると関戸メカと桑森さんに手伝ってもらい選手受付、タイヤ交換、車検を済ませ、マシンと装備をトランポに積みなおし、チーム「スタンホープとフュルッゲ」の皆様と共に温泉完備の宿に行き、そこで楽しい夕食会です。私はこの時、お酒も入って10秒が切れたこともあり上機嫌のその席で「明日の本番、目標タイムは8秒7です」と宣言してしまいました。

 あ~あ、どうなる事やら・・・つづく

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