歩こ~歩こ~私は元気♪
昨日は久々に何も予定の無い日曜日でした。
すっかり休息できました。稽古着の洗濯と、ある程度の部屋の片付けが終わったところで、美味しい紅茶を喫みにいつものお店に徒歩で出かけたのです。
そのお店まで徒歩にて15分ほどなのですが、この時期は金木犀が香り始めています。この香りは、一年の内で茸狩りの季節を教えてくれる示準となっており、「そろそろ茸狩りに山に入る頃だと」私の内なる蟲を騒ぎ始めさせるのです。
このように徒歩で街を歩く事は、実は大変重要な事で、視覚・聴覚・嗅覚を使い、最新の地図を頭の中にアップデートする行為なのです。その取得できる情報量の多さは、徒歩>自転車>原付>自動車となるように実感していますが、皆様はどうですか?
徒歩で散歩していると、新しいお店の新装開店はもとより、こんなところに小さな稲荷さんが・・・なんて事に気付いたり、月の満ち欠け、街に植えられている花の香り、アスファルトを突き破って美しく花をつけている草花、私にとって見るべきものはいくらでもあります。
徒歩によるマッピング作業、始めてダンジョンに入る冒険者のような・・・これぞリアル・ドラクエ・・・なんつて。読書ジャンキーの私が言うのもなんですが、寺山修司の言葉を借りるとまさに「書を捨て街に出よう」です。映画「ファイトクラブ」のタイラーも、DVDの本編が始まる前、著作権にかかわるFBI Waringの画面に、そんなサブリミナルなメッセージを入れていましたね。「こんなDVD見てないで、街に出てオネーチャンをナンパしろっ!」ってw。
これをお読みの皆様も、ちょっとした冒険のつもりで、いつも車に乗っていたり、電車で通っている一駅区間でいいので、歩いて見られてはどうでしょう。
このような経験は、自らの肉体感覚を拡張する行為なのです。
そうだよね、トニー。
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コメント
都心でバス一駅を歩いたら、きれいなお姉さんに
出会えた。そのまま後ろから歩き続きていると、
「何ついてきているのよ!」と怒鳴りはなかったが、振り返った眼がそう言っていた。
投稿: 間違えられた男 | 2006年10月 9日 (月) 09時16分
間違えられた男さま
↑なんだかヒッチコックの映画の題名みたいな感じ。
>「何ついてきているのよ!」と怒鳴りはなかったが、
>振り返った眼がそう言っていた。
でそのきれいなお姉さんって「青木さやか」チックな方?w。
投稿: 松永 | 2006年10月 9日 (月) 10時16分