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2006年8月

2006年8月31日 (木)

The rain in Spain stays mainly in the plain.

  私の名前は「ロシナンテ」。1970年代の後半、北イタリア、コモ湖の辺で生を受け、遠く極東の国に旅立った・・・

 その国でモーターサイクルとしての役目を終え、心臓を失い、手脚を捥がれ、さながら井戸の底に打ち捨てられた狂骨のように日の光など当たらない仄暗い地下の倉庫に眠る事、幾年月・・・錆が噴き、自分が生きているのか死んでいるのか判らぬまま、ここで朽ち果てるままに永遠とも思われる時間が過ぎていった。

 それは突然にやって来た、再び日の当たる世界へ・・・

 錆だらけだったフレームは、丁寧に錆が落とされ、補強をする場所と、その強さについて推敲が重ねられ、補強材がメインフレームに溶接され、その補強材と入れ替わるように小骨が取り除かれていく。美しく強くシンプルとなった骨格には、金色のカラーリングが施された。私のために赤に白いストライプの入ったアルミ製の燃料タンクが用意され、向こうにはFRP樹脂製の小さなビキニカウリングが見える・・・よく見るとゼッケンベースが描かれている・・・そうか・・・この私が競技車両となるのか・・・。

 隣では、東洋人のスペシャリストの非常に繊細な仕事によって、力強い心臓が組み立てられつつある。

 そして、一年に及ぶこれらの作業により私は生まれ変わった。それはまるで映画「マイ・フェアレディ」のオードリー・ヘップバーンの演じた主人公、ロンドン下町育ちで英語の発音もちゃんとできない花売り娘が、淑女と洗練されていったように、倉庫の奥で朽ち果てて逝く身の上の私が、美しい外装を纏い、力強い心臓を持った競技車両として生まれ変わった。

 オーバーウエイト気味の我がオーナーは、私の事を「ロシナンテ」と名付け、エンジンブローや、ハイサイドによる目を覆いたくなるような激しい転倒しても、結してあきらめる事無く、修復し、私を美しく維持し続けてくれている。いや、そんな事が起きる度、性能が上がる方向へ仕立て直し続けてきてくれた。

 オーナーはオーナーで、この2年前の激しいハイサイド→転倒よる左肩の負傷の時から、サンデーレーサーとしての心構えを真摯に改め、筋力Upと減量のためジム通いをしている。この二年余り一日もサボらずに。今は勝負にかける意気込みが、以前に比べると毎回・毎回、真剣勝負だ。

Motoguzzi_lemans_ii  私は、自らの競技車両として私の事を選んでくれたこの物好きなオーナーと、これからどのくらい共にサーキットを駆け続ける事ができるだろうか・・・

 私の名前は「ロシナンテ」、1970年代の後半、北イタリア、コモ湖の辺で生を受け・・・  

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2006年8月30日 (水)

夏風邪だからって休息できない

「グロテェ~スクッ!!!」

 夏風邪によりすっかり弱った自分に「渇」を入れるため、漫画「デトロイト・メタル・シティ」のクラウザーさんにあやかり、冒頭より絶叫です。

 ちなみに、クラウザーさんとは!!!なりたい自分と現実の自分とのギャップに悩む、デスメタル・ロックグループ「デトロイト・メタル・シティ略してD.M.C」のギーター兼リードボーカルな方です。

 この悩み・・・今の私の状況ぴったりですがな。

 クラウザーさん、地獄の底までついて行きます。

 D.M.C信者を一人でも多く作る為、額にも「肉」ではなく「殺」と黒マジックで書きます。←嘘

 それにしても今年の夏風邪は辛い・・・喉に来ます・・・それでは最後にもう一絶叫。

「屁のツッパリは要らんですよっ!!」

 P.Sこのエントリー書いてて「やっちまった・・・」感がバリバリです。しかーしっ!!夏風邪のおかげで思考力がダメダメ、書き直す気力がありません・・・と言う事で、番長ドリーさまフォローよろぴく。

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2006年8月29日 (火)

夏風邪ひいた~

 Blogの更新時間が何故今になったかといえば、夏風邪ひいて早めに寝てしまったからです。

 喉が痛いっす・・・・

 腰が痛いっす・・・・

 お腹下し気味っす・・・

 私がいったい何をした・・・つらい・・・

 ひじょ~にキビシーイッ!!!

 さて仕事、仕事・・・。

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2006年8月28日 (月)

456回目の記事

Hibachi  この春に使わなくなった火鉢に水を張り、睡蓮の苗とメダカを入れて様子を見ていたのですが、朝、庭に出てみると、その睡蓮が美しい花をつけていました。

 この睡蓮の花は、夜明け前に開花し、午後になる閉じてしまいます。ジャンルをmini-bonsaiとしていますがミニ盆栽にしては大きすぎますね。ただ庭の池に植えているような物と比べると、「mini」と言う事でお許しください。それと春からこのメダカたちには餌をやっていません、この火鉢の中で一つの生態系が成り立っているようです。手前味噌ですが、青い火鉢と緑の葉、赤い花と色的にも「美くし~い」と思い今日の記事としました。

 手前味噌ついでに、このBlogを読んでくださっている皆様に報告があります。

 実は昨日の14:17:33のアクセスで総アクセス数100,000件となりました。こんな田舎オヤジの戯言に付き合って頂き、本当にありがたさで一杯です。

 2005年5月29日(日)にこのBlogを始めて一年と三ヶ月、毎日更新のノルマを自分にかけた為、なんだかもう三年くらいやっている感じがします。このおかげで布団に入れるのはいつも午前様です。

 これからも、お読みになられた皆様を、「ぷっ!」と笑わせたり、「うぉ~!」と感動させたり、「へぇ~」と言ってもらえるような記事を書けるように精進していく所存です。

 これからもこの「週末が待ち遠しい」をよろしくお願いいたします。 

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2006年8月27日 (日)

本当に斬れっ!

 注意されっぱなしの剣術稽古、またまた先生の「斬れてない」の声が・・・。

 ここ最近は、形の動きも覚え、ある程度剣にスピードが乗って来た。そのスピードが故、心の中のどこかで「危ない」リミッターが掛かっていたのだろうか・・・。

 形の途中、先生が首を横に振り、動きを止められ「何も無い空中を斬っているだけで、本当に私の眉間だとか袈裟を斬りに来ていないっ!そんなんじゃあ、下手な素振りと一緒です。二人相対してやる意味が無いっ!君が斬りに来たって、今の君ごときの剣が私に当たるわけが無い、いいから斬りに来いっ!」と厳しい口調で注意されました。

 そう、雖井蛙流は斬りに来た相手を斬り返す、後の先の太刀筋なので、真剣に斬りに行かないと間心算が駄目駄目となるんだった・・・マリアナ海溝よりも深く反省・・・。

 その代わり、今のこのスピードで何かあったらシャレになりません。大怪我ですめば良い方です。暑さでない精神的なプレッシャーが原因でどっと滝汗です。最後の方は、木剣を持つ掌にもじっとりと汗を掻き、握りがままならなくなるほどでした。 

 まだまだです自分・・・最後に私の中段の構えが、剣道の竹刀の構えになっていると注意を受けました。右手と左手が一直線になっていると・・・「もっと自然に左右の手が普通に収まるべきところに、そこが構えの手の位置です。右手は中心より少し右、左手は少し左にオフセットすると自然と刀は中心に来るでしょう、自然な位置に手があると振りも早くなる」と言ながら先生は天井の低い着替えの部屋で、木剣が天井に当たらないように中腰なりながら、やおら木剣を振られたのですが「ヒュッ!」と空気を斬る音・・・。

 今の私、そんな不安定な体制でこのように空気を斬るような剣を振れません・・・でも実戦上こういったスティエーションも確かに有ります・・・屋内とか木立の中とか・・・。

 そうです、剣道(スポーツ)じゃないんです、剣術(人斬りの技)なのです、まだまだ修行が足りません。

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2006年8月26日 (土)

科学、それは犠牲無しには在りえないのか?

 ちゃんちゃらちゃちゃちゃちゃちゃん~♪

松永「やあ!良い子のみんな!今日も科学の心ですごしているかな?」

トニー「やあ!僕、トニー。今日はこのオジサ・・・」ボカッ!「おっ・お兄さんのお手伝いをするよ・・・よろしく。それでお兄さん、今日はいったい何をするの?」

松永(以下お兄さん)「トニー君、ここに禁煙グッズとしてのニコチンガムが一つあるんだ。昨日職場の西田さんが噛んでいるのを見てどーしても欲しくなり、『一つクレ~』って言ってもらってきちゃったんだ」

トニー「禁煙グッズって・・・普段から煙草、喫まないんじゃあ・・・それに『もういくつ寝ると~♪』四十路オヤジになる大の大人がクレクレタコラみたいに、何でも欲しが・・・」ボカッ!「い、いやぁ~『お兄さんは何事にも興味津々で、僕も見習わなきゃなぁ~』なんて、いつも思っているんですよ」(いつか殺す・・・)

お兄さん「そうだろうトニー君、これよりこのガムを噛んでみようと思うんだ。そう、自らの身体を使いインビボ・バイオアッセイ試験をしようと言うわけだ。君には検体としてのこの私を、冷静に観察する観察者としての大事な役目を頼もうと思うんだ。君は客観視が得意中の得意だよね」

トニー「ガッテン承知の介です。でも普段からニコチンに耐性の無いお兄さんがこんなものを摂取して大丈夫・・・?」

お兄さん「だから良いのだよ。すでに普段の状態がブランク試験として成り立っているじゃないか。今回の実験は、無茶士さんの御国元出身、花岡青洲が行った麻酔実験みたいなものと思えばいい、偶然にも花岡青洲が用いた朝鮮朝顔はタバコと同じナス科の植物で、朝鮮朝顔に含まれるスコポラミンやアトロピンは、私がこれから摂取しようとしているニコチンとこれまた同じ、アルカロイド系化合物なんだ」

トニー「花岡青洲・・・って全然、志が違うような・・・これじゃ故人の冒涜・・・ぶつぶつ・・・」

お兄さん「トニー君、何か言ったかね?」拳固を握り締める。

トニー「なっ何も言っていません」

お兄さん「それでは行くぞトニー君!」

噛み噛み噛み噛み噛み・・・・

トニー「どうです・・・なにか変わった感じがありますか?」

噛み噛み噛み噛み・・・

お兄さん「なんだか舌の苦味を感じる部位に痺れを感じるようになってきた」

それでも噛み噛み噛み噛み・・・

お兄さん「脳のコメカミより前の部分、前頭葉辺りが痛くなってきた・・・頭が重くなってきた・・・」

トニー「大丈夫ですか?もうやめたらっ!」

噛み噛み噛み・・・

お兄さん「ここで辞めるやけにはいかんのだよトニー君!世界は待っているのだっ!この実験の成果をっ!」

トニー「(あー意識が混濁してきている。鉄人28号の不乱拳博士の台詞とか言っちゃてるし・・・)」

噛み噛み・・・

お兄さん「口の中が乾いてきたのに奥のほうから粘っこい変な生唾が出てくる・・・手足の末梢が冷たくなってきた・・・もうこのガム出していい?ちょっと胸がむかむかしてきて吐きそうだ・・・」

噛み・・・

トニー「!!!お兄さん!!唇が紫色ですよ!なんだか小一時間プールに入っていたような・・・まるで、ちびまる子ちゃんの藤木くんのような唇の色です」

お兄さん「ごめん・・・(with涙目)」トイレに猛ダッシュ、胃袋には何も無いのに便器を前にゲーゲーいっている。「真っ直ぐ立てない・・・」へなへなと座り込む。「葉っぱの状態より、やはり精製された薬理成分のみのほうが効き方がハードなんだなぁ・・・」コテッと横になってしまう。

トニー「と、このように、このオヤジは自らの好奇心を満たすという誘惑に負けたため、このように壊れてしまいました。本当にバカ野郎ですね。普段から煙草を喫ま無い方は、こんな興味本位の実験はやめたほうがいいです。それと禁煙中でこのガムを服用している人も、アルコールとの併用は避けたほうがいいようです。こうなっちゃうようですよ。さ~て、こんなバカオヤジでも私にとっては大切な人間です。これから面倒を診なきゃね。それではトニー・ザ・スカーフェイスでした」

 ちゃんちゃらちゃちゃちゃちゃちゃん~♪

 P.S この実験の一時間後、多少フラフラしながらでも筋トレに行きましたが、まるで力の入らず、まま成らぬ筋肉の状態に困惑いたしました。今回の実験で、アスリートが煙草を喫んじゃいけないことが身をもって証明されたわけです。 

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2006年8月25日 (金)

桔梗の花

 さ~て昨日は、私がずっと追いかけている漫画の一冊、茶人・古田織部の生涯を描いている「へうげもの」第三巻の発売日だ!「待っていた!私は待っていたぞ!」と言う事で、会社帰りソッコーで書店に行き購入、トレーニング前に家にて一読・・・その時この本の二箇所で本を持つ手が打ち震える・・・ジムに行き帰宅後もう一度・・・やはり・・・最後の方では目頭が熱くなる。

 注:以下よりネタバレあり。

 今回は明智光秀のクー・デター「本能寺の変」より「山崎の戦い」までが収録されているのだが、私の涙腺を徹底攻撃した場面は、敗走する光秀が、この当時の戦場の携帯食、「芋茎の縄」を具とした質素な味噌汁に、庭の早咲きの桔梗を椀に沿え、白石を箸置きに見立て部下を労う最後の夕餉のシーン。

 「素晴らしいぃ!!」

 それは作者の細かな心使いによる伏線の張られたのプロットの作り方、その場面の構図、どれをとっても真摯なまでに漫画バカであり、読み手としての漫画バカの私を感動させずにはいられなかった。(ちなみに明智の家紋は桔梗紋ですよ。そこんとこ、ヨロシク。)

 あんがい、この漫画でいちばん「へうげて」(「ひょうげて」と読む)いるのは、主人公:古田織部などではなく、作者:山田芳裕氏ではないかと思われる。

 作者のこれ以上無い美意識がこめられた作品です。

 読む(挑む)価値があります。

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2006年8月24日 (木)

夏場はやっぱり15W50?

 告白します。昨日の記事は、Blog上にアップロードした後も訂正を続け、気に入った形となったのがAM3:00過ぎした。なんたって久々の模型のエントリーです。力が入ります。

 その後やっと布団に入り睡眠に入ったのですが、いつものように朝AM6:00過ぎに目を覚まし、って言うか、体内時計のおかげで「かっ!」てな感じに目が覚めると、この前書いたダッシュトレーニング、そうして一日が始まりました。しかし宵の口の筋トレ時に物凄い睡魔が襲ってきたのです。ウエイト上げている時、眠くて眠くて仕方が無いのです。

 目をショボショボしながら何とか耐えたのですが、その代わり、いつもとは違う変な汗を掻きました・・・粘度が高そうな・・・今までが0W30くらいだとすると、昨日の汗はは15W50位の感じです。

 ねっとりと全身を覆う変な汗、感じで言えばまるでエイリアンの涎をかぶった感じです。このままあと小一時間この変な汗を掻き続けたら、体の周りに透明な皮膜ができて、夏のお茶菓子の餡を透明な本葛でくるんだヤツみたいになるのでしょうか。←なる訳ない。

 まあその位、気色悪いと言う事です。

 なのでもう寝させてください。流石に今日はお疲れモードです。

 おやすみなさい・・・。ただ今AM0:01

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2006年8月23日 (水)

ジャケ買い

 「買うた~♪でもやめた~♪」

 モデラーの方なら誰でも模型店の店内で踊った事のあるであろう「買うたやめた音頭」。松永的に考えると、この音頭を踊らさずにはいられない原因・・・それは模型のボックスアートつまり箱絵だと思うのです。

 大概の国産キットは箱絵で気持ちが盛り上がり「買うた~♪」となっても、箱を開けて部品がどうなっているか見、冷静になって「やめた~♪」となるので、箱絵に誤魔化されてとんでもないキットを掴まされるなんて事は少ないと思われます。

 しかし、舶来の模型はそうは行きません、透明なビニールでシュリンクしてあるので箱の中身が分からない・・・箱絵に一目惚れしてもその様な内容のキットが中に入っているとは限らないのです。

 しかし、「この箱絵・・・」と一目会ったその日から~(by桂三枝)と気持ちは盛り上がってしまい、シュリンクのおかげで中を見ることができ無いが故、頭を冷やす事ができず、終には誘惑に負けて手を出してしまう事があります。

 レコードなんかでも、内容が分からないのにジャケットに惚れて購入してしまうアレ・・・そう「ジャケ買い」です。ただ「ジャケ買い」が悪い事だなんて思わないで下さい、自分のシックス・センスを総動員して「当り」を引いた時、そりゃ嬉しいものです。その「当り」を引くために死屍累々・・・これも仕方の無い事です(ホントか?)。

 模型界では特に、ウイリアム・ブラザース社のエアレーサー、(旧)オーロラ=(新)ポーラライツの怪奇SF物、昔のスロットレーサー時代のタミヤ、そして掌にのるちっちゃな飛行機を作っているSWEET。この辺の箱絵は、誘惑のオーラ出まくりなのです。それとこれらの模型会社の名誉のために言っておきますと、中身の模型もそりゃ素晴らしい物です。(完成品を見る機会は少ないですが・・・)

 それでは、これより上記の会社のボックスアートを鑑賞してみましょう。

Geebee_1Bulldog_1 これがウイリアム・ブラザースのエアレーサーです。カッコイイですよね。二機ともパイロンをターンしている意匠が描かれています。飛行機好きなら間違いなく二回は買うたやめた音頭を踊り、結局誘惑に負けて買うてしまうでしょう。

Drsmith  次は、ポーラライツの「宇宙家族ロビンソン」のロボット「フライデー」と「Dr.スミス」です。Dr.スミスの吹き替えをしていた熊倉一雄さんの声で、このテレビドラマお馴染みのDR.vsロボットの漫才が聞こえてきませんか?「ナンダこのおんぼろロボット!」「警告!警告!」なんてね・・・その他の商品、ユニバーサル映画のモンスター等の箱絵も素晴らしいです。

0004  そしてこれがSWEETのマッキの箱絵です。洒落てますねぇ~。キット化された飛行機の全景が写っていない箱絵はこれが初めてだったそうです。カラーリングもイタリアンな感じプンプンです。

0005  最後にタミヤのロータス30です。盛り上がったフェンダーラインの光の反射表現はどうだ!非常に美しい箱絵ですよね。キットの内容は上下張り合わせて、タイヤを付け、ドライバーの首を接着する、ただそれだけのシンプルなキットです。ミュージアムクオリティーなんて呼ばれている今のタミヤの事を考えると、信じられないでしょ。こんな時代もあったんです。よ~く見るとあのタミヤのふたつ星マークがまだ付いていませんね。

 さあ、そこの君、今日のこのエントリーを読んだら、学校・会社の帰りに模型店によって、美しいボックスアートを探して見ましょう。そしてその箱を棚から出し「買うた~♪」ちょっと考えて棚に戻し「やめた~♪」と買うたやめた音頭を踊ってみましょう。

 天ウズメノ命じゃないですが、踊りながら模型の神さんが降りてこられます。(たぶん)そしてこのようなご託宣があるでしょう。「理力を信じるのじゃ」と。

 理力を信じて買った模型の箱を家に帰って開けてみて、「見なかった事にしよう」と押入れに仕舞ってしまうのか、「よ~し作ろう」となるのかはあなた次第、えっ・・・私・・・「生きている間に作りきれるのそのストック?」と言われる私が、どのような模型ライフを送っているかなんて、これ以上の説明させないでください。切なくなりますから・・・。

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2006年8月22日 (火)

ファム・ファタールな二輪車

 私の秘蔵っ娘にトラブルが出ていた為(大山にツーリングに行ったらトラブッた!)、ジンさんのところに預けておきました・・・その期間なんと二年間!!この前、MAX10の前日、モト・ラボロに顔を出した時、そいつと店頭で久々に会いました。「私の顔忘れてないか・・・永らく会ってなかったなぁ~」てな感じです。

Mvamerica  やっとのことで純正パーツが手に入り、近々我が家に帰ってくる算段となったようです。なんでもイギリスで結成されているこのメーカーのオーナーズ・クラブの会員さんに頼んで、オーナーズ・クラブがストックしていたパーツを分けてもらったとのこと。尽力してくださった皆様、ありがとうございます。しかし、イタリア本国ではなくてイギリスに純正パーツがストックされている辺りが、趣味の国イギリスだねぇ~。

 ただジンさん曰く「いや~GUZZIレーサーでも大変なのに、忘れかけていた(私が忘れるわけが無い!)タイミングでパーツが来たもんだね。(金策があるので)松永君、嬉し&悲しだな」

 あーあーそのとおりだす。損切りしてでも持ち株売るしかないのかっ!!(ショボーン)

 働けど働けど、我が暮らし楽にならず、じっと車庫見る。

 でも・・・あの金管楽器の如くの四本出しのサウンドはたまらんのです。回転に合わせてバリトン→テノール→ソプラノと歌います。

 つたない言葉で表すと「バワァ~ワァーーンークゥーンッ!!!」ときます。

 70年代伊太車(痛車とも言うね)にとり憑かれている私・・・将にファム・ファタールを託っているが如くの二輪車生活なのである。

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2006年8月21日 (月)

そこにただ居る

 昨日は午後になり起動し、なんだかダラダラしている内に一日が終わっちゃいました・・・週末の一日・・・「もったいないお化け」が出る。

 ホントに、ダラダラ&ゴロゴロと、つげ義春の漫画「無能の人」の主人公そのままの、高度資本主義社会に順応しない、無用の存在と成り果てていました。

 夕方から夜にかけて、二回も喫茶店でマッタリしているなんて、ありえない・・・Blogのネタ帖持参で行ったのですが何もすることなく、お茶喫んだり、コーヒー喫んだりしてモチべーションがあがりません。

 ホントに妖怪「ぬらりひょん」の様に「そこにただ居る」だけの存在となり、魂が抜けている状態です。

 納涼祭の焼き方は心身共にそんなに消耗させるのか、モトルネ明けの時のほうが元気だったような・・・そういえば目が覚めて鏡を見ると、眉毛が少し焦げていた。炭火を熾す折、顔を近付けた際に「あ゛づっ!!」となった時焦げちゃったのでしょうか。ホンマ心身ともにボロボロや・・・。

 普段の忙殺されるような時間のやりくりをしている私にとっては、何もしなかった週末なんて、ある意味非常にセレブな時間の使い方をしたのかもしれません。

 しかし・・・あぁもったいない。 

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2006年8月20日 (日)

もう13時かいっ!

 今、起動しました。時計を見ると13時過ぎ、半日損をした気分。

 昨日の納涼祭の後片付けのため、朝の6時に公園に行き30分ほど働き、家に帰るとソッコーで二度寝に入りました、昨日の納涼祭の裏方仕事による疲れが相当厳しく、午前中は爆睡、11時ごろに目を覚ますもタオルケットに包まったまま、ゴロゴロ&うつらうつら・・・いつも鳥瞰しているもう一人の自分が「立てよっ!」と絶叫したところで、機動戦士ガンダム第一話「ガンダム大地に立つ」のガンダムのようには中々立てません。今、ジオンのザクの3機小隊が我が家に潜入してきたら、間違いなくこちら側の玉砕でしょうなぁ~。

 何とか起き上がると、やはりと言うか、体が焼き鳥やらの臭いが染み付いています・・・。目を覚ますためにシャワーを浴びるもまだとれていない感じ・・・やはり昨日書いたように二・三日駄目なんですね。この後遺症で、今迄以上に居酒屋とか当分行きたくないです。って言ったって肉体改造を始めてここ数年行っていませんが・・・。

 身体は起きていますが脳味噌がまだ起きていません、電源を入れたのに中々起動しないウィンドウズのようです。

 やっと今日一日が始まります。

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2006年8月19日 (土)

テキ屋のおいちゃん

 さてさて、去年に続き今日の夕刻より、町内の納涼祭があり、そこで焼き鳥とか、イカ焼きとか、ウインナーとか、牛串なんかを、とにかく片っ端から炭火で焼く焼き方をしなくてはならない。

 もちろん「火の通ったレアで・・・」なんて、物凄い贅沢な焼きの注文を出すお子様(←こんなヤツはいない)はオジサンは大嫌いです。そういうお子様は迷わず鉄拳制裁!!もとい「そのような事をここで言ってはなりませぬ、おぼっちゃま」と、ブルース・ウェインに付いているバトラーの如く諭します。食中毒が怖いのでしっかり焼きます。横文字で言うと、もちウエルダンだよね。

 暑いのは我慢できるのですが、あの体の染み付くが如くの臭い・・・つらいっす。

 とにかく今日は近所のお子様相手にテキ屋のおいちゃんを演じなくてはいけません。

 やっぱり物事は形からで、「寅さん」みたいなコスプレは必須?ナンツテ。あぁ・・・こんな時、ドリーさんならここぞとばかり、学ランで「カオルちゃん」コスプレするのでしょうね。

 何時かこの目で見てみたい、伝説のドリーさんのカオルちゃんモノマネ。

 あっ・・・今日の記事何の話でしたっけ・・・納涼祭の話でした・・・お呼びでない、こりゃまた失礼っ!

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2006年8月18日 (金)

鍛錬に休み無し

 昨日も行って参りました。

 「どこへ?」って、あ゛~っトレーニングジムのワールド・ウイングにですがな。

 8月17日ですが、まだまだ巷の皆様は夏休みなのか、ガラガラの状態でトレーナー師も手持ち無沙汰な感じ、私にとっては全く待つことなくサクサクとメニューが捌け、非常にトレーニングがやりやすい。こんな日はめったに有りません。いつもよりちょい早めの18:30頃に出勤し、肩周りのほぐしをやって20分ほど経つと、やっぱりと言うか毎日来られていた常連組の顔が揃いました。他の人が来ないで、ジムがガラガラの時でも常連組はちゃんと来られるのね・・・って思っていると鳥瞰しているもう一人の自分が「おまえもなーっ」って言ってます。

 さてこんなチャンスは中々有りません、さっさと筋トレメニューを終わらせ、その後トレーナー師を拘束して、秋ルネまでのスケジューリングを報告し、そこまでにどうするか改造計画をミーティングです。

 結論を言うと、もうちょい減量と、さらなる下半身強化、無理なくクラウチング・ポジションが取れるよう、ハムストリングと腰の柔軟性アップです。それと、筋トレのみならず晴れようが風が吹こうが雨が降ろうが槍が降ろうが・・・毎日必ず短距離(30m上り坂で)ダッシュ×10セットするようにと言われました。これを真面目にすると体つきがぜんぜん違ってくるそうです。「フォーム・足の運びはこれから教えます」と言う事で、みっちり教えてもらいました。「あとは初動負荷理論の本にも、このダッシュトレーニングについて書いてあるのでを読んでおくように」と。最後に「それでも解らない事があれば又聴きにきてください」とのこと。なんだか陸上の選手だねこりゃ。

 明日の朝からいっちょやりますか・・・夏ルネの結果を考えると、このままでは終われません。コンマ2秒のためダス。

 そして、秋ルネの前夜祭では、有田選手とジンさんの前で「あの君様は~いつが盛りよなぁ~」って扇子もって舞わなきゃならんですからな。 

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2006年8月17日 (木)

非常に残念なお知らせ

 ラバーズMCの『オデッサ作戦』遂行中の皆様にとても残念なお知らせがあります。

 10月1日の大分のサーキット「オートポリス」で行われる二輪レース「ONE&TWO」に行けなくなりました。(ガーンッ!!!!!!!)

 お盆休みも終わり、昨日より出社をしていたのですが、帰り際、「9月30日土曜日は休日出勤をするように」と社命を受けました。9月30日って言えば、ONE&TWOの前日の土曜日・・・よって九州遠征は物理的に不可能・・・・わーん(T0T)

 なんでも、この春から定年で二人退職者が出た営業部が、9月30日に棚卸しをするのですが、この景気の状況で人員補充が無いため慢性的な人手不足。なのでこの日は、部署違いの私が「HELPに行ってこい」って事のようです・・・ちなみに休日出勤分も給与が発生しないよう、早めに振休を取れと言われました。振休取れって言ったって、私の部署だってこの9月・10月の平日はモーレツに忙しいんですけど~~はぁ~この社命が下る前日には、コメント欄にこんな事を書いて、はしゃいでいましたのに・・・不景気なんか大嫌いだ。

 とは言うものの、社命ですので取らせてもらいますよ振休を、ONE&TWOに出られない分、平日の岡山国際サーキットの練習走行枠で、せいぜい腕を磨かせて頂きます。こうなりゃ自棄です。

 という事でラバーズMCの皆様、本当に申し訳ありません。特に有田選手、一緒に走りたかったじょ~。

 行けないと決まったのに、それでも尚、この短い坊主頭の後ろ髪を引かれっぱなしです。

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2006年8月16日 (水)

入浴中

 一昨日はレース後の疲れで寝たきりでした。

 なにせ、この暑さで土曜日曜の2日間だけで5kgも体重が減っていました。月曜日の休息と食事で3kgは戻しましたが、まだまだレース前の金曜日の夜より2kgも軽い状態です。

 この状態を維持しかない。

 ようやく昨日は体力も復活し、トランポからロシナンテを降ろし、早速、燃料タンク、シートカウルを外し、燃料タンクから取り外した燃料ホースに栓をして、キャブのファンネル、サイレンサーの排気口にガムテで目貼りをして、レストランなんかが換気扇の油汚れを落とすのに使う、業務用洗剤をスプレー容器に注ぎ、洗浄の準備万端整えます。レース中に付いた汚れ落しをやろうと言う訳です。

 実は今回のレースの予選中、右バンクのヘッドブリーザーより、少量ではありましたがオイル漏れのトラブルがあり、幸いにもオイルは、エンジンのVバンクの内側に多く付着していたような状態でしたので、走行には無問題でした(気が付いて対策が早かったのも良かった)のですが、キレイキレイに完全脱脂洗浄となるとチームテント内の野戦病院ではVバンクの内側だけにちょっち辛い状態でした。

 サーキット走行する上で自分と他人に迷惑かけない程度の洗浄はできたのですが、触るとまだ「ヌルヌル」で、この時期三日くらい風呂には入ってない状態で額を指で触っているような油ギッシュな感じ・・・、いただけません。

 なのでレースが終わった昨日、このような洗浄と相成ったわけなのです。

 さて話を戻しますね。洗剤吹き付け後、二・三分放置プレー、茶色の汚れが洗剤の泡に浮かび上がってきます。ここで家の親父が通販で買っていた、ジェット水流噴霧のできる散水機で、様子を見ながら「ブワァ~」と洗剤と汚れを洗い流します。びっくりする程綺麗になります。その後エアブローで水気を飛ばし、洗剤洗浄で取れ切れなかった油性の汚れを、パーツクリーナーを染み込ませたウエスで丹念にふき取っていくのです。

 その後エンジンを掛け、エンジンの熱で残りの水気を完全に飛ばして仕上げです。

 ホンマ綺麗になりました。まるで鼻の頭の角栓取りのパックで、ごっそり脂の角栓が取れたときと同様のすっきり感。絶対ロシナンテも喜んでいるはずです。

 後はシートーカウルに、自分の後輪で跳ね上げた飛び石による塗装の小さな剥離がありましたので、これ以上症状が進まないように赤いウレタン塗料でタッチアップしておきました。

 ロシナンテ、この暑い週末、お仕事ご苦労様でした。

 キレイキレイになったので、後は次の出番までお休みなさい。 

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2006年8月15日 (火)

どっどど どどうど どどうど どどう

  過去のエントリーで「その革ツナギ、イィッ!!」と、この私をモーレツに感動させた、福岡ラバーズMCのメンバーの切り込み隊長・有田選手が、今回もまたまたモトルネ前日からこの私に、「俺は今、モーレツに感動しているっ!(By星飛雄馬)」と言わしめた。

 それは、レース出走のため、岡山国際サーキットのゲートオープンを待つ土曜日の早朝にさかのぼります。

 トランポを車列に並べゲートが開くのを待っていると、2、3台前に福岡ナンバーのトランポが2台、ラバーズMCのお仲間の面々でした。聞けば我がライバル有田選手は、金曜日に行われたデグナー走行会に参加されており、既にサーキット内におられるとの事。停めてあるトランポの荷台を覗くと「TZR使い」だった白水選手のマシンが今回よりVTR-SP1にコンバート!「おぉっ!」なんて言っていると。白水選手が「松永さん、有田さんのBuellも今回大変身してますから」と耳打ち、「なになに、どーなったの?」と問い返すも、ニヤリと笑いながら「実際にその目で見てください、多分松永さんのお好みと言うか・・・アレを理解できるのは松永さんだけです」って・・・思わせぶりな台詞。気になるぅ~。

 ゲートイン時間となり、サーキットのパドックに入ると早速有田選手の下へ。そしてこれが新生有田号だ!!

NamikipilotNowake 「の・・野分図・・・」凝視する私に「ツナギも和風なのでマシンも和風としてみたとです」と。ちなみに「野分」(のわき)とは古い言葉で台風の事です。まるで蒔絵のようにしつらえられたマシン。この意匠は松永的に思うと、重文の酒井抱一筆「夏秋草図屏風」を思い起こします。秋草は全て進行方向より吹く風に薙がれています。

 暦の頃は立秋を一週間過ぎたこの日に、このマシンを用意されるとは、なんと数寄者!(つー事はレースの日程に合わせて、春バージョンと初冬バージョンも用意されるのかっ・・・←冗談ですよ)

 「かっこいい・・・でも負けたくない」と言う気持ちとは裏腹にレースでは、まるで「硝子のマント」を羽織り、「野分」を従えた有田選手に、予選・決勝とも完敗でした・・・。(スタートを何とかせねば・・・自分!)有田選手、このリベンジは10月のオートポリスで。それまでに私は更なる減量と、走行練習に励みます。

 そして、予選のリザルト表を見ながら有田選手について気が付いた事が一つ。

 有田選手、おたくはヲタクですね。(キッパリ)

 チーム名「ラバーズMC☆愛国戦隊大日本」って・・・・いくらツナギとマシンが和風だからって愛国戦隊大日本はちょっと・・・(「それを知っているお前はどうなんだ!」って声が聞こえてきそうですが)知らない人はYouTubeのリンクを貼っておきますので、ドン引き覚悟でいってみてください。

 愛国戦隊大日本

 皆様も、これからも続く、私と有田選手というヲタク同士の熾烈な戦いを観ていて下さい。

 P.S:ちなみにヲタクと言えば、パドックでシンプソンのヘルメットを改造したモビルスーツコスプレの御仁が居らっしゃいました。

Ms07_1  「ラル様お写真を・・・」とお願いすると、お約束通り「ザクとは違うのだよザクとは」と言いながらポーズをとってくれました。ちゃんとヒート・ロッドつきです。

 お仲間もお二人いらっしゃた(私が遭遇した時は、ヒート・ロッドでシバキ倒されていました)ので「アコース!コズン!用意はいいか?」「はいっ!大尉準備OKです!」みたいなやり取りがあったに違いないと思いながらほくそ笑み、携帯カメラのシャッターを切ったのです。

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2006年8月14日 (月)

わーんっ!!

 「1分50秒たい、1分50秒切りたい」と臨んだ夏のモトルネッサンス・・・切れませんでした・・・・(涙)

 ベストラップ、1分50秒182・・・あとコンマ2秒でございます。聞いてはいましたが1分50秒の壁は厚いっす・・・。

 私とは逆にジンさんは、今迄のベスト1分51秒台から、ナ・ナ・なんと、49秒48秒の世界を飛び越えていきなり1分47秒7に入れてしまいました。

 58歳のオヤジに完敗です。今回は完全にシャッポ脱ぎます。

 「参りました」

 決勝では私は16/27位とパッとせず、ジンさんは6/27位で、ボディウム上でシャンパンファイトです。

 又、スタート時、ギャラリーの皆から「GUZZIってウイリーするんだ、初めて見た」なんていわれる始末。もうホンマ、スタートの下手さにガックシです自分。

 もうすこしゆっくりクラッチ・ミートなのですね・・・TSURUさん・・・(涙)今回の不本意な結果は、スタートの下手さが全てです・・・自分が嫌になってきました。

 栃木から遠征してくれたチーム員の塩川選手は、決勝、ギアトラブルで不本意な結果となってしまいました。

 モト・ラボロのスタッフの高橋君もエントリーしていたのですが、予選時コンピュータートラブルのため決勝出走取りやめ、このリベンジは秋ルネにと言われていました。

 高橋君待っております。

 モト・ラボロRTの三人の画像を上げておきます。場所はダブルヘアピンの立ち上がりです。

 画像は左側から順に、ジンさん#2・塩川選手#4・そして私#9です。3b8919a9Ed76

 

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2006年8月12日 (土)

ファンファーレが聴こえる

 さて、今日より夏のモトルネッサンスです。

 これから出かけるところです。

 もう頭の中には、ピットイン時のコーション・ファンファーレの音が響いている状態です。

 酷暑の中の競技となりそうですが、あらん限りの力で戦ってきます。

 次は明後日、結果報告のエントリーにてお会いしましょう。

 それでは、行ってきます。

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2006年8月11日 (金)

最後の調整

 モトルネ直前の昨日、マシンは最後のメンテナンス、ゼッケン貼り&セーフティーワイヤ掛けも終わり、後は今日の午後トランポへの積み込みを待つばかり。

 それに並行して、ジムでは私の体の調整となりました。

 やはり、記事に書いていたように右脚太腿裏のハムストリングスに引きつり感が残り(昨日も寝ている最中にここが攣った)芳しくない状態です。そこを伸ばすため、トレーナー師の提案で、ウエイトはいつもの半分の軽い負荷でエコノミーレッグプレス&アイアンクロス&変形チェストスプレット&インナーサイ捻りのセットを、徹底的にやりました。

 筋トレが終わる頃にはずいぶん楽に・・・しかし寝ている間に冷房にあたり過ぎて身体を冷やし、筋が固くならないように、今日明日はちゃーんと一時間のオヤスミ・タイマーを設定して寝よう!

 と言う事で、サーキットに出かける今日であっても、仕事が終わり次第、最後の「ほぐし」のためジムに行こうと決意したのだった。←筋トレ依存症かね君!

No9 今回は#9なり~、これを貼りながら気がついた・・・無茶士さんは、この#9を9枚も貼ったの・・・?

 なんだか「ジー」っとこの文字を注視していたら、9が9で無いような気がしてきました・・・危な~い、ゲシュタルト崩壊だっ!!

 脳味噌の調整も必要でつか?

 

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2006年8月10日 (木)

今日はこのくらいにしといたろっ

 過去に親父と減量競争をしていると書きました。

 ここ最近の親父の減量具合のペースアップはただ事ではない。もう徹底しているのである。

 かく言う私だって、この分野においては一家言あるのですが、その私が舌を巻きます。

 かつては妊婦のお腹のようにパンパンで、出ベソ気味だった親父のお腹(ポンポンとも読む)。それが今や、腹筋が割れ、おへそもへっこんだ。

 減量のおかげで鼾もかかなくなった。他人から「若返った」と言われたと上機嫌。

 なんか腹立ちます・・・・。

 私の食事制限に対して、一年前は「旨い物を、自ら食わないなんて馬鹿だ」とか散々言っていたくせに、今はそれ以上のことを親父自身がやっている。

 なんか腹立ちます・・・・。二回目

 昨日は終に「今迄のわしの服、ブカブカドンドンだから全部お前にやるっ」って俺かていらんわっ!

 ホント腹立ちます・・・・。三回目

 あっ~今日はこのくらいにしといたろっ!

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2006年8月 9日 (水)

もう水曜日

 昨日に筑波のレースの詳細を記事にすると書いてしまいましたが、もう水曜日です。先ほどまでリアのデフギアBOXの周りを分解して、筑波用ファイナル→岡山用ファイネルへ変更していたのです。

 汗だくです。蚊に刺され放題・・・痒くてイライラします。

 なんとかかんとか交換を完了すると、もうPM11:00・・・まだブレーキキャリパーの洗浄とカッティングシート貼りが残っているのに・・・もう疲れました。

 さてさて本題の筑波の様子です。

 とにかく暑かった・・・その一言に尽きます。ハイグリップタイヤがちゃんとグリップしないぐらいの暑さです。最終コーナーなんてリアよりも先にフロントが逃げる感じです。コーナリング中何だかフラフラしてて、なんだか私が生まれて初めて所有した思い出のMOTO GUZZI、「V40 Targa」のピレリ・ファントムの16インチタイヤで、ステアリング・ダンパーをつける前のノーマル状態のハンドリングを思い出しました。その位安定性がありません。

 それと、革ツナギを着ていると、暑いと言うよりもなんか痛いんです。腕の辺りなんて熱が逃げないのでジンジン痛いの・・・最悪です。

 こんな状況なので大荒れのレースでした。他のカテゴリーのレースクラスでは転倒による赤旗中断が結構ありました。救急車も行ったり来たり、ドナドナ回収車も大忙しな位、本当にサヴァイヴァルレースでした。

 レース内容は、いつもの如くスタートをちょっち失敗してしまい、その失敗が基で脳内スイッチが入りました。あとは前にいるバイクを、同クラスだろうがクラス違いだろうが「抜いてやる~っ!!」です。ただMAX10はレースではなく「大人のレースごっこ」なので、ルール上、無理なインを挿す追い越し方法は禁止です。そこで紳士な私(そこ!笑うなっ!)は、ルールをちゃんと守り、コーナーでの追い抜きは、ちゃんとアウトから被せて抜くと言う、抜かれた側からすると屈辱極まりない抜き方をキッチリしました。だってルールですから。

 そんなこんなで、私がレースを無事終え、チームテントに帰って来るとジンさんが開口一番、「優勝おめでとう。だけど最後の3周なんてズリズリ滑ってるから、こいつ転けるんじゃないか、転けるんじゃないかって心配でさ、観た気がしなかった・・・」と、端から観ると、そんな状態だったようです。

 今回のライディングが夏ルネ時のライディングに効きますように。

 さて、メンテの続き続きっと・・・。 

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2006年8月 8日 (火)

壊れ者なんです今

 レースの結果は昨日のエントリーで書いているのですが、詳細はまだ書いていませんよね。

 今日のがそうなのか?って。すいまそん違います・・・。

 なにせこの日曜日の筑波の異常な暑さ、日焼けでほっぺは突っ張っていますし、熱中症にならないように頻繁に口にしていた水分のせいなのか、それとも高温時に革ツナギを着て運動するなんて事で、体温が異常に上がったおかげで、内臓にストレスが掛かったのが原因なのか、今日は下痢気味です。

 それと、レース後の疲労時に10時間を超える長時間運転をしたため、太腿のハムストリングス筋群、二の腕の裏のところの筋肉が痙攣を起こしました。

 なので今日の筋トレのメニューは急遽その部分のほぐしとし、軽い負荷でゆっくりとその辺りの筋肉を伸ばしたり縮めたり。「こんな日くらいやめたら」と言う方もいらっしゃると思いますが、今週末も岡山国際サーキットにて夏のモトルネッサンスに出走なので、一刻も早い復活が必要なのですね。ハイッ!

 しかしこのエントリーを書いている今、昨日の睡眠時間2時間っ!!の影響で物凄い睡魔と闘っております。

 キーボードに顔を突っ伏して堕ちるのはイヤなのでこの辺で終わりたいと思います。MAX10の詳細はちゃんと内容を憶えていたら又明日・・・。

 それでは~

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2006年8月 7日 (月)

Veni, vidi, vici.

 Veni, vidi, vici. (来た、見た、勝った) 

   ーGaius Julius Caesarの言葉より

 さてさて、この週末の筑波サーキットで行われたレースの結果報告です。

 MAX10-1クラスで優勝、生まれて始めてボディウムの一番高いところからシャンパンファイトができました。

 皆様の暖かい応援のおかげです。ありがとうございます。

 もっと早くこのBlogでお知らせしようと思っていたのですが、筑波から鳥取に着いたのが今日のAM5:00、2時間ほど仮眠を取った後、お仕事全開のためこのような時間になりました。

 前述のカエサルの言葉は、1965年メキシコGP、1.5ℓ12気筒のRA272を駆るリッチー・ギンザー選手のステアリング捌きにより、ホンダにF1初勝利がもたらされました。この時、第一期ホンダF1監督、智将・中村良夫氏がコース内の電信局からホンダ本社に向け“Veni Vidi Vici”と送信された、と伝えられているモータースポーツ界の故事にかけています。

 今日の朝、テレビニュースでは、ハンガリーの地にてホンダのF1が久々に優勝したとの事を報じていました。

 ハンガリーの地より青山のホンダ本社に、このカエサルの言葉がメールで送信されたかどうかは、定かではありません・・・

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2006年8月 4日 (金)

積み込み完了

 さて、以前から書いているように、今週末は筑波のレースMAX10に出走です。

 先ほど、やっとトランスポーターにレーサー、スペアパーツ、レインタイヤ、革ツナギの積み込みを完了しました。

 今日のPM11:00、仕事を終え少し仮眠を摂った後、横浜のモト・ラボロに向かい出発します。予定では開店時間のAM10:00着です。

 そうそう、この週末は、岡山国際サーキットでも無茶士さんがミニモトの耐久レースに出走されます。

 無茶士さん、お互い怪我などせず、無事にレースの事を報告しあえることを願います。

 それでは皆様、少し早いですが行ってきます。

 よって、明日・明後日のBlogの更改はありません。 

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2006年8月 3日 (木)

Thunderballな午後

 昨日は午後より急遽有休をとり、私の親父と甥坊主と共に親父の唯一の趣味、舟遊びに付き合ったのです。何のことは無い、人手が居ないので、クルーをやれと言う事です。この日の役割分担は一日艇長が甥、そう舵手が親父、パシリが私です。まあ甥にとっても良い経験なので、速攻で会社に休みの届けを出し、午後より三人で海に向かいました。

 甥は始めて見るお祖父ちゃんのプレジャーボートに大興奮、私と同じでエンジンがついている乗り物に過剰に反応するんです。親父と二人で出航の準備に掛かります。岸壁に繋いであるロープを外し、ペンドルを船の中に入れ、まるで縦列駐車してあるような停泊場から舳先を残したまま半回転。舳先に行き私がロープを手繰り寄せるためのフックの付いた太目のロッドで岸壁を押し、舟を離岸させます。

 湾内をゆっくりとしたスピードで流し、外海出ると共にスロットル大きく開けます。

 「グオ~ガガガガ・・・・」排気量の大きな船舶用V8ディーゼルユニットが唸りを上げます。

 その音を聞いた甥が「なんだかトラックみたいな音がするねぇ~」正解だ、素晴らしいぞその観察力。

YosoroDiscovolante  そして、これが我らスペクターのDISCO VOLANTE号じゃなくて、親父のプレジャーボートだす。これよりNATO軍の核弾頭の回収に・・・じゃなくて甥を連れてのキス釣りです。

 甥は、一昨日用意してもらった自分用のライフジャケットをこの暑い中自慢げに着ています。「カッコイイ!!」って感じのようです。

Natu_1  GPSに入力済みの漁場到着して、釣り開始です。

 一時間ほどで20cmほどの美しい魚体のキスが、二十匹弱釣れたところで、甥が帰りたいと言い始めたので帰港することとしました。

 昨日はベタ凪で波は無かったのですが、炎天下の船の上はそりゃ暑いです。幼児の身体的な耐久性を考えると、このくらいの時間が限界です。

 港に帰り、船の後片付けを終わらせると、港に隣接した海水浴場に甥を連れて行き、ライフジャケット着用のまま、親父が海に放り込んでいました。始めは「ギャー!!」と悲鳴と共に真剣に怒っていたのですが、体の力を抜き、手足をリラックスさせるとプカプカ浮くのが解ると、最後のほうは自分から深みに向かってドボーンなんてやっていました。

 家に帰ると、私と二人でお風呂の入り、その後、約束していたレーサーのゼッケン貼りです。

 サイドゼッケンは段があってちっと貼り辛いので、貼り方の見本を兼ねて私が貼って見せます。一番大事なフロントのゼッケンを「貼ってごらん」とやらせてみました。

 小さな手でゼッケンベースを水で濡らし、プロッターでぬいた#007ならぬ#7の文字を、ベタッと貼らず先ず点付けしてみて、遠くに離れて見て、水平が出ているか左右の余白がおかしくないか彼なりに何度も修正しながら位置を決め、位置が決まると、フィルムの下の水ッ気を押し出すようにしごきながらちゃんと貼ってくれました。

No7_1  これが甥の貼ってくれた#7です。

 「競争がんばってね」と言われてしまいました。

 伯父さんは頑張るのだ。

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2006年8月 2日 (水)

いつもの儀式

 さあ、甥姪兄妹に振り回されているこの週ですが、なんてったて今週末は筑波サーキットでのレース、MAX10に出走です。

 車載とスターター用のバッテリーをしっかり充電中だし、レース前こだわりの例の儀式も、プロッターにてゼッケン#7を切り出し済みで準備万端だ。

 なぜ今貼らないか?って、約束してしまったんです、甥と。

 「ゼッケン貼り替えの時はお手伝いする」と言っていたので、それに答えて「じゃあ手伝ってね」って。

 最低限、甥に伯父としてのできる教育は「約束は守ろう」ですから。

 なのでゼッケン貼りは今日の夕方以降です。

 「どうやったら上手に貼れるの?」と一生懸命やり方を聞いてきていましたが、上手くできるかな?

 五歳児にはちょっちハードルが高いぞー!

 ゼッケンが貼れましたら完成写真をUPいたします。

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2006年8月 1日 (火)

初めてのプラモデル

 昨日は、甥坊主が眠い目を擦りながら、私がジムから帰ってくるまで、寝ないで待っていました。

 「8時までに帰ってくるから待ってて、いっしょにアフロ軍曹のプラモデルをつくろうね」と約束をしていたのです。

 筋トレを急いで終わらせ、家に帰ると、私の足音を聞いてプラモデルの箱を持った甥坊主が部屋から飛び出してきました。

 私の模型製作用の工具箱から、ニッパとカッターナイフを取り出し、私がパーツの切り出しを担当し、甥坊主が組み立てです。二人して組み立て説明図を顔をくっつける位近付いて覗き込み、「こうかなぁ~できない~」と言っている甥坊主にアドヴァイスをしながら組み立てさせます。しかし驚いた事に、昨今のバンダイ製のプラモデルは、接着剤を使用しないスナップモデルなのですが、そのパーツ接合面は組み立て後、剃刀の刃すら通さぬ精度です。すばらしいぃ~これぞ日本の工業力、私が普段作っている外国製の模型は、形になることすら困難なのを考えると、本当に驚愕の精度です。

 カラーリングの変わりに貼るシールも彼が貼りました。これも「ああでもない、こうでもない」と苦労していたようです。

 出来上がると、得意げに鼻の穴を膨らませながら大きな鼻息交じりの溜息をつき、一度360度グルグルと鑑賞した後、大事そうに箱にしまっていました。

 甥坊主自身がどうも電池切れだったらしく、この後直ぐに寝ちゃいました。

 初めてのプラモ体験どうだったのかな?

 あ~そこそこ、「これって松永流幼児洗脳五ヵ年計画の第一弾?」とか言わないっ。

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