岡国外伝
まだまだ続く岡国ネタ、ただ今回はレースネタとはちょっと違う。
この週末に出会った、とある選手のピットクルーの方についてなのです。
私は、この方に最初に会った時から、この人の体型が気になって気になってしょうがなかったのです。
何が私の琴線に引っかかったかって?筋肉の付き具合がどー見ても素人さんのそれではないのです。猪首で肩には筋肉がちゃんと付いているのに、「いかり肩」では無く「なで肩」、身幅もちゃんとあり、それは私が通っているトレーニングジムで云われるところの、骨盤周りと肩甲骨周りの四肢大端部にちゃんと筋肉が付いている状態、そして身のこなしは、肩幅の広さで足を平行に運ぶ歩きよう。
もう絶対只者ではない・・・隙がないと言うのか、何とも言えない「プレッシャー」を感じるのです。(ニュータイプなのか?私)
勇気を持って「何か格闘技とかされているのですか?」と尋ねると、「パンクラスを・・・」と返ってきました。
やは~り、この体型&体捌きはボディービルディングとかフィットネス等の、見た目重視のトレーニングで身に付けられたものでは決して無く、もっと実戦的な筋トレとスパーリングによって鍛えられた、格闘技系アスリートの持つ独特モノ。かといって見た目が恐ろしいわけでなく、話してみると、非常にソフトな感じ。
それでも私の感じるその身に纏ったプレッシャーは、抜き身の真剣の様な怖さと言うか威圧感。
自分の紹介がてら、自分も身体を鍛錬していて、古武道を習っている事を伝えると、「私も『居合い』やってました」と、ますます「やは~り」と頷くのです。
もしかするとこの時、この方を観察する私の双眸は、ネコ科動物のそれのように瞳孔が開いて・・・・
岡山国際サーキット、そのパドックは侮れない。
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コメント
見えないモノが観えましたか。
隠し切れない「鷹爪」。
投稿: 無茶士 | 2006年6月16日 (金) 09時06分