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2006年5月29日 (月)

よごれちまった悲しみに

 過去の記事でアニメ・機動戦士ガンダムに出てくるマゼラ・アタックと言う戦車の模型を買ったと書きました。

 いつも改造に次ぐ改造で模型を作るのに物凄いストレスを感じているので、初心に戻って実物が存在しない物を、箱から出してそのまま作ろうと思い、時間の有った昨日、とりあえず一つ(箱に二つ入っている)形にしてみたのですが「・・・・」となってしまっているのです。ちなみに製作時間は一時間弱でした。

 作った感想ですが、ディーティールが甘い訳でも、組み辛い訳でもない。どちらかと言うと前述の真逆で、簡単に組むことができて、なおかつ想像の戦車と思えないほどのリアリティーがあります。

 ただ、過去記事でも書いているのですが、私が「・・・・」となったのは、その大きさにどーしても引っかかるのです。この模型は1/144の縮尺なのですが、主砲の下についている三連のマシンガンの口径が、どう見たって同寸のドイツ軍タイガー戦車の88mm砲と同寸ですし、主砲にいたっては、イタリアのアンツィオ湾隣接していた連合軍基地を、数発の遠距離射撃で壊滅させた、同ドイツ軍の巨大列車砲「レオポルド」、アンツィオ基地を壊滅させたことにより連合軍の通り名を「アンツィオ アニー」と呼ばれていたその物の大きさですな。

 「これ一発でもくらったらガンダムも木っ端微塵だよね~マゼラ・アタック最強!!(ありえない)」なんて素組み未塗装のマゼラ・アタックを掌にとって眺めながら考えている私は、なんと汚れちまった大人のスケールモデラーでしょう。良い子の皆はこんな大人になっちゃあ駄目だぞ! 

 スケールモデルを作る時の細かい作業の束縛から逃れるために、想像上のキャラクターモデルをサックリと作ろうと思っても、こんな所で引っかかるなんて、やはり見なくても良い所まで見えてしまう「業」の問題でしょうか?

 根性がひねくれているので、今月末発売のサムソン・トレーラーとマゼラ・アタックを使った、モビルスーツの全く出ないガンプラディオラマなんてどうかと思っています。←天邪鬼&馬鹿。もちろんロンメル将軍の戦記物「砂漠の狐」の愛読者たる私は、想像上の戦車と言えども北アフリカ戦線の熱帯塗装です。

 「よごれちまった悲しみに・・・」中原中也の詩が頭の中で木霊します。

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コメント

まずは、1周年おめっとさんです。
早いもんですなぁ・・・って、そういうわたしも転職して1年ちょっとでしたぁ(^^;

さて、本題。
バレルが異様に太いのは、きっとガンダムなんかの厚い装甲に対抗するため、発射薬を多量に使っていたからでしょう・・・それか、冷却システム(もちろん水冷)つきとか・・・なぁんてね。

投稿: 瓶星 | 2006年5月29日 (月) 17時55分

瓶星さま
>冷却システム(もちろん水冷)つきとか
カトキハジメ、REデザインバージョンですので、それらしきモールドが主砲には付いています。
現用の戦車で言えば、イスラエル軍のメルカバのような砲身です。

投稿: 松永 | 2006年5月29日 (月) 22時03分

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