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2006年5月

2006年5月31日 (水)

端午の節句

 昨日は旧暦の端午の節句でした。

SasamakiShoubuyu 我が家では笹巻きを食べ、菖蒲湯に入りました。

 節分の時の「SOUTH BY SOUTH‐EAST」、桃の節句の「春のお茶会」とこのような季節季節のイベントについて書いていますが、まあ田舎の家の「しきたり」みたいな物です。

 今日は湯舟からあがった後、洗い場で画像の菖蒲と蓬の房で「バシバシ」身体をしばき、身を清め、この薬草の匂いを取らない様に上がり湯を身体にかけないで、匂いを体にのこしたまま就寝します。

 丁度今週末は、岡山国際で無茶士さんとタッグを組んでモニモト耐久の戦いです。端午の節句のこのような風習は戦の前にはもってこいです。

 気が引き締まりました。

 

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2006年5月30日 (火)

濃密な一時間

 型とは、定められた攻防の手順を呼吸を合わせて行うことで、剣の術利を体に覚え込ませるものであるが、精妙な太刀筋を恐るべき速度で行った場合、その致死率は真剣勝負以上の・・・

 山口 貴由 漫画「シグルイ」第五巻 二輪(ふたわ)より

 先週の土曜日の稽古は、遠方の道場で先生が夕刻まで剣道の試合の審判をされており、そのあと競技役員の間で一席設けてあったのを、私に剣術を教えるためにその酒席を断られ、急いで道場まで来ていただいた。深く感謝感激です。

 しかしその稽古の内容は、壮絶な内容となってまいりました。リミッターを外したあらん限りの速度で、間づもり、息遣い、手の内の使い方を注意されながら、あまりに張り詰めた空気の中、額の汗が双眸に入り激痛が走る・・・。

 一度、師の左袈裟を斬りかかった時、止めきれず、左肩に白樫の木剣が当たってしまったのですが、「よしっ!そうだっ!」と言われただけで黙々と型の稽古が続きます。道場は木剣の「ひゅっ」っと空気を斬る音、「カンッ」と言う木剣同士の当たる高い音(「ボコッ」に近い低い音だとちゃんと木剣が振れていない証拠)、「エイッ」と言ったお互いの気合の声だけです。

 やはり最後の五本目「高波」で躓きます。私の眉間に師の木剣が走り、それを鎬で擦り上げ、師の眉間に斬りかかり、それを先ほど私が行ったように擦り上げられ、切り返して来る剣筋を又擦り上げながら師の剣筋の下をくぐり相手の左側に回りこみ右袈裟を落として止めとするのです。この場面をいつもより速度を上げて、途切れることなく何度も何度も連続しての練習となりました。動きに迷いが出て、タイミングに狂いが出るとお互いが危険な技なのです。

 「よしっ!」と一様の許しが出て一休憩。無酸素運動から解かれ、深呼吸をすると「わっ」と一気に汗が吹き出てきます。

 「さて・・・呼吸は整った?通して行くぞ」と一本目から五本目まで通しで型を行います。

 稽古の終わりに、「いつかは模擬刀(刃をつけていない日本刀)で型が打てる位にならないと・・・やるからにはその位まで覚悟を決めてなっ!」と、この先の展望を始めて言われました。(刃がついていないって言ったって日本刀で・・・(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル )

 「次の回から『打太刀』も教えます」とも。今迄「使太刀」のみでしたので、次より今迄先生のやられていた斬られる側の「打太刀」の稽古の始まりです。

 言葉通りの真剣勝負となってきたようです。

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2006年5月29日 (月)

よごれちまった悲しみに

 過去の記事でアニメ・機動戦士ガンダムに出てくるマゼラ・アタックと言う戦車の模型を買ったと書きました。

 いつも改造に次ぐ改造で模型を作るのに物凄いストレスを感じているので、初心に戻って実物が存在しない物を、箱から出してそのまま作ろうと思い、時間の有った昨日、とりあえず一つ(箱に二つ入っている)形にしてみたのですが「・・・・」となってしまっているのです。ちなみに製作時間は一時間弱でした。

 作った感想ですが、ディーティールが甘い訳でも、組み辛い訳でもない。どちらかと言うと前述の真逆で、簡単に組むことができて、なおかつ想像の戦車と思えないほどのリアリティーがあります。

 ただ、過去記事でも書いているのですが、私が「・・・・」となったのは、その大きさにどーしても引っかかるのです。この模型は1/144の縮尺なのですが、主砲の下についている三連のマシンガンの口径が、どう見たって同寸のドイツ軍タイガー戦車の88mm砲と同寸ですし、主砲にいたっては、イタリアのアンツィオ湾隣接していた連合軍基地を、数発の遠距離射撃で壊滅させた、同ドイツ軍の巨大列車砲「レオポルド」、アンツィオ基地を壊滅させたことにより連合軍の通り名を「アンツィオ アニー」と呼ばれていたその物の大きさですな。

 「これ一発でもくらったらガンダムも木っ端微塵だよね~マゼラ・アタック最強!!(ありえない)」なんて素組み未塗装のマゼラ・アタックを掌にとって眺めながら考えている私は、なんと汚れちまった大人のスケールモデラーでしょう。良い子の皆はこんな大人になっちゃあ駄目だぞ! 

 スケールモデルを作る時の細かい作業の束縛から逃れるために、想像上のキャラクターモデルをサックリと作ろうと思っても、こんな所で引っかかるなんて、やはり見なくても良い所まで見えてしまう「業」の問題でしょうか?

 根性がひねくれているので、今月末発売のサムソン・トレーラーとマゼラ・アタックを使った、モビルスーツの全く出ないガンプラディオラマなんてどうかと思っています。←天邪鬼&馬鹿。もちろんロンメル将軍の戦記物「砂漠の狐」の愛読者たる私は、想像上の戦車と言えども北アフリカ戦線の熱帯塗装です。

 「よごれちまった悲しみに・・・」中原中也の詩が頭の中で木霊します。

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2006年5月28日 (日)

一周年

 このBlogを始めて今日で一年になりました。短かったような永かったような・・・私にとっては三年くらい記事を書いていたような気もしましたが、まだ一年です。毎日更新なのでそう思うのでしょう。このBlogを始めてから、ウィークデーの平均睡眠時間は4~5時間位になってしまいました。40前にして再び「四当五落」の世界、蛍雪時代な受験生のような一年になっちゃいました。

 そんな一年の作業を振り返り、バックナンバーから過去の記事を読み返して見ますと、推敲が足りなかったり、語尾の書き方が乱暴だったりと乱文が目立ちますが、それでも眠い目を擦りながら書いていたことを思い出します。

 この一年間のエントリーの中で、私が好きな物を挙げるとすれば、CBR250の事を書いた「SUPERCALIFRAGILISTICEXPIALIDOCIOUS!」、G.Pライダー故タルクィニオ・プロヴィーニ氏への思いを書いた「Cavalleria rusticana」、ゴローさんのSAXON/GUZZI奮闘記「The Long and Winding Road」バイクネタばかりですね・・・バイクネタ以外ですと、幼い甥と姪の事を書いた「伯父道二日目総論」なんかも好きですし、イラク問題の事を深読みして書いた「mene mene tekel upharsin」も自分は好きです。

 ちゃんとした読み物として、きちんと調べ物をして時間を掛けて用意した記事と、そんなのばかりは用意できないので日記調の記事を挟み込みながらのBlog形式としています。

 ただ日記調の記事と言えども、それがネタ振りとなって別の記事に続いたり、読者の方々からたくさんの興味深いコメントを頂いたりと、Blogが内在するハプニング性に、記事を書いている自分が驚いたこともあります。

 これからも頑張って、オモロ(業が深いと人は言う)な内容の記事を用意する所存ですので、変わらぬ皆様のお越しを御待ちしています。

 あっ、そうそう時にはトニーが現れるかもしれません。

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2006年5月27日 (土)

贅沢な午前

 Blogの更改が遅れました。

 今日は本当に何もしない久々の土曜日です。

 何もしないと言っても、何時かのように、体調を崩してただ寝ている訳でもないので、朝から煎茶を喫みながら、買ったまま読んでいなかったガルシア・マルケスの本をゆったりと読んだり、この前記事に書いた“KING KONG”のDVD観たりと、リラックス・モードで本当にゆとりのある午前中を過ごせました。

 なんだか普段の時間より進むのがゆったりしていて、いかに普段の自分の周りの時間が時間圧縮されていたか、比べてみるとよく分かりました。まあ、いつも助手席に読みたい小説をブン投げておいて、仕事中、車移動の信号待ちの2・3分間に読み進めるなんていう読書法をしている方がおかしいんですもんね。でも速読にはなりますよ。

 夕刻より再びこの圧縮された時間の中に身を置くわけですが、やはり今の私の性分は「止まると死ぬ」なので、こんな時間的に贅沢な使い方の半日は、普段の使い方の2日分くらいの時間を使ったようで後ろめたく、精神衛生上あまりよろしくない。時間貧乏性なんですね。

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2006年5月26日 (金)

ガス欠寸前

 先週末の自動車を運転しての「静岡詣」に始まり、帰ってきてから月末の忙しさに追い立てられ、週の後半・木曜日を過ぎてやっと金曜日となりました。

 ただ今週は疲れが激しくて、ジム前の夕刻のちょっとの時間、例えば15~30分食卓の椅子に座ったまま堕ちている時があるのです。オフクロに声をかけられて「はっ(ビクッ!)」と目が覚める。

 もうガス欠寸前なのが、自分でも分かるのです。もう完全に先週からペース割を考えていないと言うか、暴走しています。

 ただ筋トレをすると体が温まり、関節の可動範囲も広くなり、一時的に疲れが取れたようになり楽になるのですが、一晩たった朝がてんで駄目。今週はいつもの時間にどーしても起きられなくて、朝練をちょっとお休みしているのが現実です。

 今日一日頑張れば、この週末は休息が取れると、体のどこかにある秘密のガスコックを緊急用のリザーブに切り替えこの一日を何とか耐えようともくろんでいます。

 また、今日に限って色々回らなきゃならないんだ、仕事の相手先・・・暇な時にはトンと暇なのに、体調が今一の時とかに限って、忙殺されそうなほど動き回らなきゃいけないんだなこれが。

 「止まると死ぬ」とか言う回遊魚の祟りでしょうか(笑)

 ここは、いっちょ目が覚めたら朝一に、二階の窓から叫んでみるか。

 「みんなーっ!オラに元気をっ!!」(by孫悟空)←馬鹿

 今日よ・・・早く終わってください。

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2006年5月25日 (木)

ついていい嘘

 昨日家に帰ると、amazonより予約していた“KING KONG”のDVDが届いていました。

 筋トレのために通っているジムに向かう前、例のamazon特有のダンボールの梱包をワクワクしながら解き、中身を出して驚いた!

 何に驚いたっかって・・・同封されている本“THE WORLD OF KONG ~A natural history of Skull Island”のクオリティーの高さにです。もう本の世界に引き込まれ、読み始めてしまったので、ジムに行く時間が一時間遅れてしまったほどです。

 過去に「KING KONGの映画を映画館でちゃんと見よう」と言った趣旨の記事を書きましたので、本編の事はその記事を読んでもらうとして、今回はこの同封本についてです。

 真剣に遊んでいます。つーか題名を読んでもらうとわかるのですが、コングの事件後、プロジェクト・レガシーと呼ばれる探検隊を編成し、七回に及ぶ骸骨島の学術探検における集大成として、地質学・生物学の見地から発行された本として作られているのです。

 これもかつての記事“生命のデザイン”の中でふれた本、“鼻行類”であったり、ドゥーガル・ディクソンの“アフターマン”や“新恐竜”等の血を引く直系の最新版であると言えます。それは、大真面目な学術書というフォーマットを用い、その上で科学的に破綻の無い想像上のお遊びをすると言う、物凄く高尚な「知」の遊戯なのです。

 私、この本の冒頭の序章に掲げられている序文を読んだだけで肌が粟立ちました。皆様にも紹介したいと思います。

 「この島は動物学者にとっては夢の島であり科学者にとっては悪夢のフィールドである」∥1937年、秋季探検隊

 ねっ、頁を開くのがワクワクしません?

 それと本の最後に書かれている「謝辞」についても書いておきたい事があります。

 この謝辞の本当に最後、そのセンテンスを読んだ私は、またまた歳でゆるくなった涙腺のパッキンが壊れました。これがパッキンを壊した原因のセンテンスです。

 「最後に、私たちに魔法をかけ、常に新鮮な驚きと畏敬の念を与えてくれる友人であり英雄でもあるレイ・ハリーハウゼンに感謝を捧げたい」

 これ読んでワタシャ滝涙です。見よっ!監督を初めとするKING KONG製作スタッフのハリーハウゼンに対するこのリスペクト!!

 ピーター・ジャクソン監督っ&WETAのスタッフ一同!この松永、地獄の底まででも付いていきます。

 これを読んでいる皆、レンタルでDVD観るよりも、この本が同封されているDVDを絶対買った方がいいぞ。

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2006年5月24日 (水)

Time・・・enough

 この前、プロフィールの画像を私の左目としたのですが、5月15日の私のコメントに書いてあるように、映画“ブレードランナー”の冒頭のシーン、ルトガー・ハウアー演じるレプリカント(人間のレプリカと言う意味でつまり人造人間)のロイ・バッディー、彼の瞳に未来のロスの写り込むシーンがあるのですが、それをkuwaさまが私の左目の画像を元に加工して再現してくれましたので、その画像にアップデートしました。

 工場コンビナート上で燃える炎、巨大バイオテクノロジー企業「タイレルコーポレーション」のピラミッド形状の二棟連なる社屋が、私の瞳にばっちり写り込んでいます。芸細です。

 kuwaさまありがとうございます。GJです。

 身体的・頭脳共に人間を凌駕するレプリカント、私も自らをレプリカント化せよ!つー事でしょうか?

 もしそうなら、ちょっちキビチーかも・・・頑張れません・・・そんなこと。

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2006年5月23日 (火)

My choice

 さてさて、昨日に引き続き合同展ネタですが、今回は私の独断と偏見に満ちた松永的セレクションをお送りしたいと思います。

 用意はいい?それじゃ!

 最近のヨーロッパ、特に模型の盛んなチェコ辺りの作品展の流行が、模型誌なんかで紹介されていますが、それが日本にも伝わって流行りつつあります。その流行の一つにメンテナンスハッチフルオープン情景と言うのがあるのですが、そういった超絶ディティールの情景作品が結構目立ちました。

 かく言う私も大好きな作例です。そういうのをまず紹介しますね。4tHen_1Uh

  第二次世界大戦時のドイツ軍の陸モノと空モノの情景作品です。

 いいよね~。見た限りでは、4号戦車は戦車室内全て再現してある様です。こんなのを作ってみたい憧れの作例です。

次は我らが不老隊の中、「をぉ!!」と感激した二輪模型です。AmNs

 まず最初は、隊の中、最年長のスーパークソジジイ(愛のある褒め言葉ですよ)こと柴田さんのフルスクラッチ力作、H.Dアエルマッキ250です。製作途中の記事は氏のHP「MOTO MODELING」にて連載されています。心してよーく読むように。そしてその次の作品はAddio Provini T.プロヴィーニ追悼作品展 よりAOBAさんのフレディー・スペンサーの乗ったHONDA NS500です。チャンバーの焼け、サイレンサーの両端のアルミの酸化具合絶妙だと思いません?追悼作品展のHPに詳細な写真がありますので興味のある方は、そちらでじっくりディスプレーに穴が開くほど見てください。

 そして最後に私が「この合同展でベストです!」と思わず作った人にコクってしまったほどの作品、それはこれだっ!

Fs  懐かしのTV番組“原子力潜水艦シービュー号”に登場するメカ、フライング・サブです。

 見てくださいこの「テロッ」とした塗装の艶。ボディー色の黄色に対する、ロイヤルブルーの垂直翼、画像ではよく見えませんが、コクピットの中までちゃんと劇中のように再現されていました。

 しかし、このシンプルな美しいボディーラインはどうだ!60年代のデザインは私にとって秀逸です。この模型は其の辺のところもよく再現されていて、美しくモダンリビングのオブジェとして置かれていても違和感の無い感じがしませんか。(シャレじゃなくて大真面目)

 今回は時間的な制約があり、公共の交通機関ではどうにも具合が悪く、片道6時間往復のべ12時間の時間を掛けた自動車の自走による作品展の参加(物凄く疲れましたが)となりましたが、上記のように参加者である私も、いつの間にか観客として楽しめ、創作意欲に刺激を受けた一日でした。

 さてさてBenelliを完成させないと・・・模型製作はレースとはちがうストレスの原因です。なので作っている時は快楽物質β-エンドルフィン出まくりです(多分)。

 このような理由で、人は模型製作に嵌って行くのですね(笑)。

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2006年5月22日 (月)

静岡詣

 行って来ました、モデラーズクラブ合同作品展に。

 土曜日の午前中に一発仕事がありましたのでそれを片付けて、昼一に静岡に向かって自動車のハンドルを握り出発です。

 結局、六時半に到着し、宿に荷物を置くとそのまま皆の待つ居酒屋へ向かいます。

 居酒屋には、私が所属する模型クラブ「不老隊」の面々、コンスタントにタミヤ社の二輪模型をカラーリング違いで作り続けるKAZさん(タミヤ社の方々はKAZさんに足を向けて寝られませんぞ!)、富山の絹谷さん、今回の追悼展でご一緒となりましたAOBAさん夫妻と佐々木さん、タミヤ社の開発部の御三方との宴会です。(無茶士さんとペアを組むレース前なので減量中、ウーロン茶とカロリーの低そうな「静岡おでん」の「スジ」とか「コンニャク田楽」とかしか口にせずスマソッ!)

 日付が変わるような時間まで熱くて濃い地獄の釜の中のような話題で盛り上がり、日付が変わってからの就寝となりました。

Jieitai  日曜日の会場です。入り口には自衛隊の車両が展示してあります。

 ここ静岡の参加者レギュレーションに、コスプレ禁止の項目があるのですが、「レギュレーション違反の軍装マニア発見ッ!!!」と思いきや、本物の自衛官の方でした。お勤めご苦労様です。

Kaijyou_1  そして会場内なんですが!!!!なんッスか、この観客数の多さ?模型を観に老若男女・赤ちゃんから爺さん婆さんまで・・・モーターショウでもなけりゃ、誰かのコンサートでもなく、ただ模型展を観にッスよ・・・この光景を見た松永の頭のどこかで、“マンガ日本昔話”の市原悦子の声で「おっかぁ、静岡は恐ろしかとこじゃぁ~・・・」と、声が聞こえました。

Furoutai  そしてこれが我が「不老隊」のブース前です。

 本当にたくさんの方々に来て頂き感謝感激であります。皆様ありがとうございました。

 ちょっち画像の整理をしなくてはいけないので、細々とした内容は次回に報告します。

 あっ!トレーニングの時間ですのでジムに行ってきます。

 次回と言っても数時間後、午前零時に更改です。  

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2006年5月20日 (土)

ATAME!

 今週末は、模型好きに取っては聖地巡礼とも言える、タミヤ模型のお膝元静岡で行われるモデラーズクラブ合同作品展に参加です。

 そのために作っていたBenelliですが間に合いません。こまった・・・苦肉の策で、昨年作ったKawasakiをバージョンアップして持っていくことにしました。

 まあバージョンアップと言っても、明暗にメリハリをつけたり、壊れたところを直したり、ステップラバーがレーサーにしては長すぎて気になっていたので、短いものに変えたり、実車資料を見ると、バンクで削れてしまっていいる車体下側から伸びているサイレンサーの角の部分の実車の様な削れ表現、レーサーなら必ずしてあるだろう各部セーフティーワイヤロックをしてみました。このモデルでレース前車検、通す自信有ります。←馬鹿。

 しかし、流石に1/9の縮尺のモーターサイクルにワイヤリングするのは疲れました。使ったのは錫鍍金のかけてある導線をリード線から一本だけ引き抜き、模型用工具箱(実車用と模型用と二つ工具箱があるのだ)から一番小さなヤットコを取り出し、それでワイヤを咥え、実車と同じくクルクルワイヤを縒るのです。

 あまりの細かさに、五本目くらいから目が見えなくなってきます・・・けっして老眼じゃないぞ!

 ハンドルグリップラバーの脱落止めのセーフティーワイヤ止めが一番気を遣いました。最後の折り曲げの処理までちゃんとやらないと丸見えになっちゃうんですから。ここはプラのハンドルに剛性が無く、縒る行程でハンドル自体が曲がってしまいそうになるのには困りました。

 ハンドルを押さえるのにもう一本腕が欲しかった。それで仕上がったのがこんな感じです。

Kaw  ねっ、本物っぽくなってかっこいいでしょう。

 模型が「ここを縛って」って言うのが私には聞こえるんです。←妄想もここまでくると完全に病気です。

 このように今日明日と、泊りがけで静岡に行ってきますので、明日更改の記事はお休みとます。

 明後日の記事でまたお会いしましょう。

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2006年5月19日 (金)

最後の壱円

Nobori  このBlogを書き始めて間もない去年の6月9日の記事(R2D2&C3P0)において、ペプシのおまけについて書いた件の中で、「シークレットで千秋 実と藤原 釜足コンビの「太平&又七」隠し砦の三悪人バージョン無いかな・・・ってあるわけないっすね・・・。(マリアナ海溝より深く反省)」と書いた事がありましたが、あれから一年も経たないうちに、食玩の世界に黒澤ワールドが降臨です。

 それは“黒澤 明 よみがえる巨匠の現場 七人の侍”です。

 侍七人の造形をアーマーモデリング、スケール・アビテーション等の模型誌で、オモロなフィギュア(タミヤ社の兵隊さんを改造してシベ超の山下奉文大将を演じている水野 晴郎とか、コモドオオトカゲを抱いているムツゴロウさんとか{笑})等の作例をされておられる平田 英明 師による原型 。素晴らしいっ!

 しかしこの商品、そのフィギュアの造形を差し置いて、私をもっと驚かせたものがあるのです。それは六つ折されて、フィギュアと共に同封されているリーフレットです。その名を「A.Kシネマジャーナル」と言います。

 このリーフレットには表面と裏面があるのですが、白黒のテキスト文の文面を表面、モリナガ ヨウ氏の美しい水彩イラストを裏面とします。モリナガ氏のイラスト内容にも「へぇ~×10」ですが、ここで私が注目したのは表面のテキスト文です。

 その内容の濃さ、そして俳優、作品に対する筆者の熱さはいったいなんなんだ!もう触ると火傷する位の熱量、もうびっくりです。だって考えてみてください、食玩付属のリーフレットですよ。もうほんとにうれしいほどのオーヴァークオリティーなのです。映画好きな私としては、非常に良心的な映画専門誌の1頁がそこにあるのと同意なのです。

 このテキストを書かれているのが塩澤 幸登氏。河出書房新社の黒澤 明本“KUROSAWA”の著者です。なーるほど。

 それにしてもこの商品、小売単価315円(含む消費税)ですよ、フィギュアのレベル、リーフレットのテキスト・モリナガ ヨウ氏の美しいイラスト、こんなに凄い内容なのにこの値段で大丈夫なんでしょうか?大きなお世話ですね。

 まるで製作スタッフ一同が「このレベルでやりたいんだけど・・・どうしようか?」なんて企画会議をやっている時に、“七人の侍”の村の長老がおいでになって一言「やるべすっ!」と渇を入れられたような企画。この315円は支払った最後の1円まで価値のある1円です。間違ってもフィギュアを箱から出して組み立てて、リーフレットチラ読みして箱と共にポイッってゴミ箱とかやめようね。

 じっくり読めば読むほどに味が出る、旨いするめのような読み物なのです。

 いいね、皆っ!読むべしっ!!

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2006年5月18日 (木)

MGS4続報

 昨年の12月4日の号外エントリーでMGS4のことを書きましたが、昨日、kuwa様からMGS4続報についての暗号通信がありました。

 その内容は「北米最大のゲームショーE3でメタルギア4の最新版予告編が公開された」との事。

 観るしかないでしょう。

 と言うことで、このHPのMGS4の項目を選択してみてね。

 でもこれってほんとにゲーム画面?もう映画だね。

 しかし・・・傭兵派遣会社のネタと言い、このソフト、アメリカで売っていいのでしょうか?こんなに今のアメリカのイラク政策を皮肉った内容だと、崖っぷちブッシュ政権にイチャモン付けられない?

 だからこそ私はやってみたいんですけどね。

 では皆さん、ちょっと長めですがメッセージ性の高い予告編を楽しんでください。

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2006年5月17日 (水)

それは気まぐれに現れる

 皆様はお持ちの車のナンバープレートを好きな数字にされています?

 仕事中、続けて次のようなナンバーを見かけました「・・・7」「5555」「・・・3」「2222」なんてヤツです。

 それは突然です、営業車のヴィッツを運転しながら、それらのナンバーのことをなんとなく考えていると「はっ」と気が付きました。「7、5、3、2」これって素数やん。

 それにに気付くと、いかにも申請して好きな番号取りましたって言うようなナンバープレートを注意深く観察すると、素数そのものだったり、素数の組み合わせの多いこと・・・。

 素数って何や?わからへん??と言われる方にチョッチ説明すると、1とその数以外のどんな自然数によっても割り切れない、1 より大きな自然数のことです。

 まるで「俺は俺にしか倒せないっ!かっかてこんか~い」って言っているような無敵さや、調和された美しさをこれらの数字から感じ、人は知らず知らずの内に、素数に魅入られているのでしょうか?

 そー言えば、無茶士さんの好きなレース時のゼッケン番号、「3」も「5」も「53」も「71」も素数ですよ。

 ちなみに今現在最大と言われている素数は230402457-1だそうです。表記が数式になっているのは、この数を書くと915万2052桁もあり、この数を印刷したところ1500枚以上の紙を使ったそうです。(文字の大きさにもよりますけどね。)

 こんな915万2052桁もある数を見つけさせる素数、数学者の方を物凄く魅了させる何かがあるのですね。

 チョッチ羨ましかったりします・・・←「はっ!」この感じ、「素数さまにあやかりたい、あやかりたい」ってそれで選ぶのか素数を・・・。でも絶対915万2052桁の数字なんて選ばない←当たり前。

 ちなみに“cube”って言うカナダのホラー映画では、素数以外の番号の付いた部屋に入ると、身体をバラバラにされたりスライスされて殺される、キビチー内容の映画でした。

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2006年5月16日 (火)

寒天地獄

 ちょっと又、プチ減量中です。

 摂取カロリー絞っては朝練・ジム通いにて筋トレの日々が続いているところに、更なる食事制限です。ホンマ、試合前のボクサーです。

 ・・・・イライラします。

 ほんとちょっとココログのアクセスができなくなったりすると癇癪起こしたり・・・精神衛生上よろしくない・・・。

 実は、ちょっと体調を壊していたうちのオヤジと、ダイエット競争をしているんです。

 オヤジも結構キテいて、まあ手っ取り早く言えばお医者から「太りすぎ、もう完全にメタボリック症候群!!」と言われてしまい、それでお尻に火がついた訳です。

 ダイエット競争の内容は、お互いのスタート時体重を申告して、そこにもろもろのハンディキャップを設定(ゴルフと同じ)目標体重を決めて、どちらが早くその体重になるかといったものです。競争がスタートしちゃえば自己責任で、その方法は問いません。

 ただ二人しての食事制限、どうしてもおなかが減った時用に、冷蔵庫にはタッパーに入ったどっさりの寒天が用意してあるのです。

 想像してみてください・・・良い歳をした二人して寒天を喰らう図・・・最悪だ。

 江口寿史の漫画に出てくるハードゲイの双子キャラ、トーマス兄妹のどちらかは、寒天風呂(もう片方はプッチンプリン風呂)に入るのが楽しみ、と言う設定でしたがそんなもの私にとっては、地獄の血の池地獄や糞尿地獄に匹敵する地獄に他ならない。

 もう当分、「寒天」なんて見たくはないのが本音である。

 それにしても、ココログのレスポンスの悪化は、減量中で情緒不安定の私を更にイライラさせるのです・・・。

 今日も深夜は、記事を推敲しながら、空腹を紛らわすために寒天喰らうんだろうな・・・

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2006年5月15日 (月)

ぞーおさん・ぞーおさん♪

 2・3日前から、ワイシャツの右肘の部分に血が付いていた。

Hibiware  何かと思って見てみると、象さんみたいに角質が溜まり硬くなり、ひび割れて出血しているのです。痛みが無かったのが、昨日辺りからひび割れ具合が深くなったのか、患部が何かに触れると痛みが走るようになりました。

 この写真じゃ、よく解かんないですね。ちょっと茶色になっている部分がひび割れのところです。今はマキロン塗ってきれいきれいにしています。

 今までこんなこと無かったので対処法が良く分かりません。

 傷が治るのを待って、足のかかとみたいに、お風呂で柔らかくして、軽石とかスクレーパーでこすればいいのでしょうか?

 あと尿素入りのクリームかなんかで保湿すればいいのかな?

 脂質を減らした食事も原因の一つでしょうか?やっぱ40近くになると、あちこちにガタが出てきますね。嫌になってきます。

 このままほって置くと、体中にひび割れが広がって、まさか「ジャミラ」みたいになっちゃうとか・・・。←な訳・・・絶対無い(この前から、物の例えは、「ウルトラ怪獣」期間です。)

 当分一張羅の白いものは着れませんね・・・とほほ・・・。

 

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2006年5月14日 (日)

Nessun dorma

Space...the final frontier. These are the voyagers of the Starship Enterprise.Its continuing mission to explore strange new worlds to seek out new life and new civilizations... to boldly go where no one has gone before.

  一昨日残していた「CACAO99%」の残りを食べて、目を冴えさして今日は夜更かしだ!

 夜更かしをして何をするかと言えば、太陽系の宇宙旅行です。私は最近、ここに嵌っているんです。

 JSTバーチャル科学館|惑星の旅

 もう、火星に行ったり、木星のガリレオ衛星を見たり、もう「あっ」ちゅう間に時間が過ぎていきます。

 これに加え、上記のリンクで火星の項目を観た後、Googleが試験運用をしている火星地図「Google Mars」に飛んで、漫画“銃夢 Last Order”に出てくる「パンツァークンスト」の聖地、マリネリス渓谷(Valles Marineris)にある夜の迷宮(Noctis Labyrinthus)や、映画“トータル・リコール”に出てきた太陽系最大の火山、オリンポス山(Olympus mons)を検索しては、可視光スペクトルや赤外スペクトルで観測している。(たのし~い、良い時代になったものだ、ヲタ心をそそる~っ!)

 この年初のGoogle Earthの事と言い、ホントにGoogleはつっぱしっちゃってますね。

 私は今日、太陽系探査で眠れそうにありません。

 皆さんも、夜更かしをしてNetの海の中、天文学者や宇宙飛行士になってみませんか?たのしいですよ。

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2006年5月13日 (土)

実験結果報告

 昨日の私の身体を使った人体実験の結果です。

 「CACAO99%」の摂取後に起きた変化です。

 興奮して眠れなくなりました。

 我が双眸は、まるで「光熱怪獣キーラ」の如く冴えわたり、午前三時過ぎでも全く眠る気配なしとなってしまいました。(漫画“銃夢 Last Order”一気読みです。{何回目?})

 普段より、日本茶を喫みつけてカフェインに耐性があり、眠る前に濃い目の玉露を頂いたって、直ぐにぐっすり眠れるこの私を眠らせなかった「CACAO99%」恐るべし。アルカロイド系のカフェインと、カカオのポリフェノールでは、作用するところが違うのでしょう。

 疲労回復という点では、筋肉痛はそんなに改善しませんでした。

 結論:徹夜して作業をしようとする人には、「苦さ」といった味覚を我慢すれば「CACAO99%」の覚醒作用は十分効果があります。ニトロみたいなモンですね。

 頑張るために常食して、依存症となり「燃え尽きて真っ白だ・・」ってな事になっても責任はもてません。食べる頻度は程々に。

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2006年5月12日 (金)

カカオ本来の・・・

 前日のエントリーに書いたとおり、東京に行っていたのですが、中目黒の目的地に行くのにwebで調べた地図を元に、一番近い最寄り駅・JR恵比寿駅より徒歩で行く事としたのですが、それがそもそも間違いでした。

 なぜって、だってこの地図には高低差が書いてない・・・現実はゴイスーな上りに、ラグナ・セカのコークスクリューのごとくの下り、今回は時間的に余裕などまるで無かったので、行きも帰りも競歩のごとくの早足で、息も絶え絶え頑張る事となりました。

 その結果・・・ただ今お尻が筋肉痛です。解剖学的に言うならばハムストリングス筋群に乳酸が溜まっています。左右のお尻がそれぞれもう一つづつ割れそうです。

 夕刻よりの筋トレ時にこの事をトレーナ師に告げたところ「いいじゃないですかぁ~。今まではどこが筋肉痛になっていました?太腿の外側でしたよね。ガニ又で足を運んでいたからです。ハムが痛い、結構なことです。ちゃんと歩けるようになれたって事です」と褒められました。

 40歳にカウントダウンをかけられている今、やっとちゃんと直立二足歩行ができるように・・・永い「人類の曙」でした。モノリスはどこだーっ!

 それにしても、お尻が痛すぎるので、疲労回復のため、かねてより試したかった事があったので帰りにコンビニにより、あるチョコレートを一つ買ったのです。そう実験君です。

 それは、明治製菓の「チョコレート効果CACAO99%」と言う製品です。商品名になっているように原材料名を見ると「カカオマス、ココアパウダー、乳化剤(大豆を含む)、香料」と言うことで砂糖の類が一切入っていない。

 なのでチョッチ覚悟を決めて一口してみると「・・・マ゛・ス゛・イ゛」ア゛~マリアナ海溝よりも深く反省です。

 チョコレートの起源に、アステカ文明を少数精鋭の軍団にて征服・滅ぼしたスペインのコルテス将軍が、現地メキシコでカカオの磨り潰した疲労除去・覚醒作用のある「苦い水」と呼ばれる飲み物を、行軍中、疲れ切ってへばっていた彼の軍団に与えたところ、再び行軍が可能となったのです。この故事よりチョコレートは合法的な覚醒剤であるともいえるですが、コルテスはこの現地で通貨の代わりをしていたカカオの種を欧州に持ち帰り、それが時間がたつのにつれ、人々の口に入りやすいように改良され今のチョコレートとなったのです。

 私はノンシュガーである点、そしてコルテスの軍団が恩恵を受けた、疲労除去・覚醒効果を狙って、購入してみたのですが、それにしても昔の人はこんなにニガーイ物を我慢して口にしていたのでしょうか?「良薬口に苦し」とはこのことですね。パッケージには「健康と美味しさを考えた大人のチョコレート」と有りますが、チョコに関してはワタシャお子様でいいやと骨身に染みて自覚しました。

  「苦さ」を我慢して、1/3枚食べた効果の程は、またの機会にちゃんとレポートします。

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2006年5月11日 (木)

三半規管をシェイク・シェイク

 昨日はちょっとした用事ができて、午後から飛行機に飛び乗り上京し、最終便にて帰ってくるという、荒業を繰り出したのですが、昨日の日本列島の沿って前線が停滞している気圧配置を覚えている方、にんまり笑わないっ!

 そう、帰りの下りの便、鳥取に近付き着陸体制を整えるために、航空機が高度を落とし始めると、始まりましたシェイキングタイムです。

 皆が安全ベルトを外し、椅子の上に片脚立ちになり「シェ~ッ!」ってなんてことは絶対やらないザンス。←あたりまえ

 それにしても凄い揺れです。鉄人28号に出て来る怪ロボット「バッカス」に襲われている感じです。頭をつかまれて前後左右にシェイクされているこの感じ・・・この時、頭の中では映画“ブルース・ブラザース”のレイ・チャールズの経営する質屋のシーン“ Shake A Tail Feather”が脳内i-podから聴こえて来ます。

 あと揺れが10分続いたらオートリバースしてました。マジで。飛行機を降りても、「人間風車」をかけられた後みたいにフラフラで、復活するまで一時間くらいかかったんですから。

 なんだか本当につかれました・・・もう寝ます、おやすみなさい。

 

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2006年5月10日 (水)

それでは説明しよう!

 昨日、ジムに行くとトレーナー師から「5月10日発売のTarzanに10ページ程の特集が組まれてるんです。うちのジム」との報告。

 「ほー、そうっすか、読んでみます」と答えるも、ここは地方都市なので2日くらい遅れて発売ですね。

 このBlogの読者で肉体改造を真剣に考えていたり、ショッカーとかゲルショッカーに所属している改造人間研究員の方々(ボケてないからね、私は心当たりの方が岡山に一人、千葉に一人・・・)の中には、「このBlogには時折汗臭い筋トレ記事があるけど、画面から読んで取れるのは『汗臭さ』だけで内容わからへん」とか思っていた方もいらっしゃるでしょう。

 今回のTarzanは、私の業の深い記事の内容とは大違い、堅気の方にもそうでない方にも、初動負荷理論の意味を、とても分かりやすく書いてあるそうです。私の肉体が、日々どの様に改造されていっているのか、虎穴を覗いて見たい方は読んでみて下さい。

 でも、もう一度言います。東京に人は今日発売だけれども、地方の人は2日くらい遅れるからね、多分。

 記事の冒頭のリンク先にいって表紙を確認してから読んでみてね。

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2006年5月 9日 (火)

ついてない・・・

 今日はほんまについてない~♪

 Blogのエントリーは作成中に消えちゃいました

 こんな時、私がふて寝した後、小人が現れて、朝までに消えた記事のサルベージをやってくれないかな~。妄想です。

 朝の出社前、髭を剃っていると、剃刀で左の小鼻を薄ーく鉋をかけたように削いでしまい、傷はたいしたことは無いのですが、小さな傷のわりには大量出血。会社まで血まみれのティッシュで鼻を押さえながらのかっこ悪い出社風景。

 こんな時、映画ミリオンダラー・ベイビーの名カットマン、クリント・イーストウッド演じるフランキーが側に居てくれたな~って、居るわけない。

 そして午前中、喉が渇いたのでコンビニにて、ガス入りミネラルウォーター「NUDA」を買って、車の中で飲もうとして蓋を開けたら、泡が「ブワァ!」と出てきて、ズボンの股間のところに大量にこぼれ、まるでお漏らしをした子供のようになってしまった事・・・ミネラル・ウォーターでよかった・・・直ぐにハンカチで拭き、後は自然乾燥。お茶だとか、ジュース等だったらえらい事になってました。

 こんな時、・・・←えぇかげんにせいっ!! 

 ほんま、ついてません・・・。

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きえた~っ

 途中まで書いていた記事が消えちゃいました・・・。(涙)

 もう書き直す気が起きません。

 ふて寝です。ココログの馬鹿・・・。

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2006年5月 8日 (月)

小>大or小<大?

 今年もこの季節が来ました。そう私の夏場の楽しみ、矮化朝顔の栽培を今年も始めたのです。

 上記の最初の記事のリンクにも書いたように、種のインキュベートを始めました。去年比べ一ヶ月早いのですが、な~に去年が遅すぎたでけなのです。

Violet   それと、仕事相手のゴルフ場のアプローチ練習場脇に、とても紫の色目の強い花をつけていたスミレを見つけ、ゴルフ場の総務部長の方に「もらっていいですか?」と許可を仰ぎ、持って帰ってきたスミレがあるのですが、広めの植木鉢に植えていて花が終わったので、今回、ちゃんとミニ盆栽仕立てに植え替える事としたのです。

 小さな鉢に入れた土の選択も 、普段使う盆栽用のケト土ではなく、この小品の見立てを、小石の多いガレ場に生えている可憐なスミレを思いながら、砕いた石英の結晶が多く含みキラキラ光る、小石交じりの砂としました。

 一年後の春が楽しみです。

 昨日の記事でも書きましたが、私の習っている雖井蛙流平法の開祖・深尾角馬は大輪の紅牡丹を愛しましたが、私が愛おしく感じるのは、掌に乗るような小さな朝顔だったり、スミレだったり。

 大輪の牡丹、それは深尾角馬が短躯の人であったためのコンプレックスだったのでしょうか?逆に掌に乗る位の小さな物に美しさを感じる私の感性は、ともすると本質的に深尾角馬と同じで、大きな体の持ち主である、「無い物ねだり」のコンプレックスからくる物なのかもね。

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2006年5月 7日 (日)

深尾くれない

Botan  昨日はお休みではなく、皆様には昔なつかしの半ドン出勤(うちの会社考えが古いのよ・・・)の日でした。昼食後、庭にいる時間があったので、今年の春にオフクロが買って来ていた鉢植えの牡丹の花が、見事な花をつけているのを見ることができました。

 クラシカルな趣のある、紅色の牡丹の花を見ながら、私が習っている雖井蛙流平法の開祖・深尾角馬の事を思い出したのです。

 「思い出した」と、さも知っている風に書いていますが、それは深尾角馬が主人公になっている宇江佐 真理さん著作の時代小説“深尾くれない”を、雖井蛙流に入門してずんぶんしてから知り、読むに到ったからです。

 それに剣術の先生からは、剣術自体の事は教えてもらっているのですが、深尾角馬については聞いた事も無く(聞く気も無かった・・・)、ましてや剣術を習い始めた時は、高校時代の剣道部の同期の紹介がきっかけで、予備知識など全くゼロで雖井蛙流の門を敲いているのですから。

 前置きがなくなりました。本題に戻ります。宇江佐 真理さんの本によると雖井蛙流平法の開祖・深尾角馬は紅牡丹を愛し、その栽培していた牡丹は「深尾紅」と呼ばれていたそうです。もう分かりますよね、なのでオフクロの美しい花を付けた牡丹を見て、このような気持ちになったのです。

 「ちょっと待った・・・なんで庭にいるの?」と言う質問の声が聞こえてきそうです。えっ・・聞こえない、いーや聞こえる、季節の変わり目だとか、火星人の電波ではなく、私の外耳を通り、鼓膜を振動させ、耳小骨に伝達され、音声信号としてはっきりと聞こえるんですっ。

 そう、庭でオヤジの手伝いをさせらていたのです。

 何の手伝いかといえば、この前の記事にもちょっと書いたのですが、オヤジはこの時期、庭弄りしていて、その仕上げとして庭に敷いている伊勢砂利の掃除の手伝いなのです。

 この前まで花とその馨を楽しませてくれていた、蝋梅や沈丁花の枯れて黒くなり落ちてしまっている花殻を、伊勢砂利の中から割り箸を使って、一つ一つ拾って回るのです。

Shinnzann  「ほっときゃ腐って無くなる」と言ったのですが、「白い伊勢砂利の中に汚らしい花殻があるのは許せないっ!」と言って聞きません。こだわりのようです、ほんとA型なんだからっ!!はぅ~。二人して小一時間かけて綺麗にしました。

 オヤジ、私はあなたの中間(ちゅうげん)ですか?そう私の鼻の横には葡萄ほどの・・・・・黒子なんか無いっつーの。  

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2006年5月 6日 (土)

大鴉が書き物机と似ているのはなーぜだ?

 一昨日に引き続き、昨日も一人であの紅茶専門店に出かけました。

 そう私は気になると徹底的に通うのです。

 一昨日頂いた紅茶は、祁門紅茶 (キームンコウチャ)の等級「ザ・クイーンズ」と言う市場に出回るキームンでは最高級の紅茶をでしたが、昨日喫んだキームンはその上市場に出回らない「超級ファースト」と言う等級なのです。

 何でもキームンは出荷する前に、産地で茶葉を熟成させるそうで、「ザ・クイーンズ」で4年、今回の「超級ファースト」で12年の熟成期間を有しているとの事でした。

  至高のアフタヌーンティータイムです。紅茶と呼ばれるように、本当に深い紅色です。宝石・ルビーの色を形容する時の表現と同じ、「鳩の血(ピジョン・ブラッド)」の赤と表現されるそうです。

 今回は何も入れないストレートティーで、お茶自体の味を楽しみます。

 それは、ポットのゴールデン・ドロップの最後の一滴まで頂き、至福の時間を過ごさせていただきました。お茶は本当に角の取れた発酵臭、蘭の花といわれるようにヴァニラ(ヴァニラは蘭の花の一種)の様なまろやな馨、味は旨み由来の甘みがあり、12年間の熟成期間を過ごした陳物(ひねもの)の良さが出て、まさに「黄金色の昼下がりに・・・」てな感じでした。

 こんなに美味しい紅茶を頂いていると、いつも私の上方45度、視界が切れるぎりぎりにいて、いつも私のことを俯瞰しているもう一人の私が、値札の付いたシルクハットをかぶり、「大鴉が書き物机と似ているのはなーぜだ?」なんて答えのないナゾナゾを出してくるのです。

 空になったティーポットの中に、まさかヤマネがいやしないかと、紅茶を喫み終わった後、蓋を取って確認しました。(笑)

 いつもの妄想癖です。

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2006年5月 5日 (金)

饕餮

 所有している金銭は自由への手段であるが
 追い求める金銭は隷属への手段である
 Jean-Jacques Rousseau

 昨日、このBlogにコメントをくれる高校時代からの友人「瓶星」君がこの連休を利用して帰省していた事もあり、ちょっとこの前から気になっていた喫茶店で、美味しい祁門紅茶 (キームンコウチャ)を頂きながら、話をする機会がありました。

 そこで彼が面白い秘密結社の構成員であることが判明したのです。

 その秘密結社の名は「経済復興NGO」通称「無駄遣い選手権」、ただ今の構成員6人、創設されて4年目のまだ若い団体です。

 始まりは会社の仲間同士で、今迄どのくらい無駄遣いをしたか集計してみると、「ポルシェ買えてるやん自分っ!!!」となり、一人でこの位なのだから同志を集めて、いかに無駄遣いをしたか自慢しあい、その無駄遣いでこの閉塞感たっぷりの今の日本経済を何とかしよう!と言う、ひじょぉ~に志の高いモノなのです。(笑)

 無駄遣いでは私も負けていないつもりですが、かく云う彼も、53年式F.B Mondial 175 mono alberoのレストアで諭吉消費量が多く、彼がてっきり「無駄遣い選手権」のトップと思いきや、1位はモー娘の追っかけをやっている人に掻っ攫われたとの事。

 「アイドルの追っかけってそんなに無駄遣いするの?」と尋ねたところ、会による独特のポイント計算方法があり、「グロスでは勝っているがネットで負けた」と悔しそう。

 あぁ、それって1975年の二輪500GPの選手権ポイント算出方法がネット計算であったため、MV agustaに乗るフィル・リードがグロス計算で94ポイントでトップであったにもかかわらずネット計算だと72ポイントだったために、MV agustaからヤマハに移籍したジャコモ・アゴスチーニがネット計算で84ポイント、アゴスチーニが総ポイント数では二位だったのに、独特のポイント計算方法のおかげで優勝を掻っ攫った、それと同じですな・・・。(同じか?笑)

 まあ、秘密結社って言うのは私が勝手に言っているだけの事で、この会の入会儀式で、女装したり、裸足で火渡り、なんて事は全くありませんのでご安心ください。

 しかし、この前向きな姿勢、大いに共感するところであります。

 私をはじめ、このBlogの読者の皆様の中にも、この秘密結社(まだ言うか)に入る資格のある位、今の日本経済に貢献されている方が多数いらしゃると思うのに、一向に景気が良くなった感が無いのは、いかがな物でしょう。

 過去の記事でも書いた通り、景気の動向なんてケインズの言ったように、ミスコンのようなもので、いつも理由なんて後付で、「今こうだ!」なんていう明確な理由なんて誰にも解らないからでしょうか?

Taotie  ちなみに今日の表題「饕餮(とうてつ)」とは、古代中国「商」王朝の時代に、神に奉げた生贄の肉を炊くために作られた青銅器の鼎(かなえ)、その表面に刻まれた想像上の怪物です。その言葉の意味する処は、天地(あまつち)の間の全てのモノを欲する人の業、飽く事の無い「貪欲さ」を意味するものです。

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2006年5月 4日 (木)

クリスティーン

 昨日もまた、車庫の横、鉢植えのフリージアの花の甘い匂いに漂う中、半日マシンをいじっていました。午前中は自転車漕ぎと筋トレに行って、お昼ご飯を食べてから作業開始。

 実は、昨日の記事で書いたタッチアップしている時に、またまた気になった点が出現です。それはトップブリッジと今回導入したアルミニウム製のスイングアームに点在している酸化皮膜です。

 この酸化皮膜が均一なものなら気にはならないのですが、この前の予選がレインレースだったので水滴が付いたり(トップブリッジの場合は多分私の汗)、アルミスイング自体がジンさんのマシンの中古品だったりしましたので、白く曇った直径10ミリ以下の酸化アルミニウムの小さな丸いポツポツが蕁麻疹のようにあったのです。

 「許せな~い」のです。私的にはレーサーは美しくないといけません。「だったらこういったことはレース前にやれ」と言う声が聞こえてきますが、今回はレース週の水曜日納車でそんな余裕が無かったのです。お許しください。

 こういう時には、金属磨きのネバーダルでひたすら磨きます。指の入るところには、体勢など考えず磨きまくりです。

 途中オヤジが庭弄りで工具が必要となったのか、工具を取りに車庫に来たとき、床に仰向けになり、ジャッキアップしたマシンの下に頭を突っ込み、下回りを磨いている私を一瞥して「・・・・」と呆れ顔で、取りに来た工具を持って無言で車庫から出て行きました。だって磨く処がリアスイングアームなモノで・・・

そして、これがSwingarm_220060503195315_1・・・こうなる。顔が写る~。現行アプリリアのGP250のレーサーなんかのスイングアームもビカビカに光っていますよね。マシンを綺麗に保つのはメンテナンスの最初の一歩です。洗車・洗浄しながら、構造を理解して、何か不具合が無いかチェックする。マシンを綺麗に維持していると油の漏れ、部品のクラック等も見つけやすいのです。

 美しい~「すりすり(頬ずりの音)」

 一休みするために、台所に麦茶を飲もうと入ると、先ほどの光景をオヤジから聞いたのかオフクロが「アンタってオートバイに取り憑かれているんじゃない?」って、失礼な。「『じゃない?』ではなく『取り憑かれています』(キッパリ)」と答えると、オヤジと同じく呆れ顔で「・・・・」。

 だんだん映画“クリスティーン”の主人公のようになって来ました。

 此の先、私はどうなるんでしょう?ここまできたら、とことんやるっきゃないんですけどね。

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2006年5月 3日 (水)

GUZZIにオロナイン

 レースも終わり、この週末に「お疲れ様」の意味をこめて洗車・洗浄してやったロシナンテ。その時に跳石、シートのフィッティング不良による小さな塗装の剥がれを見つけました。

 まあ、シートを外さないと見えないところだったり、よくよく見ないと解らない傷だったりするのですが、その傷がきっかけでもっと大きな塗膜の剥がれの原因になるのでは・・・と思い、昨日、これらの小さな傷一つ一つを丁寧に時間を掛けてタッチアップしていていきました。それは髭剃り後のポツポツ出血の痕にチョンチョンとオロナインを塗るようなものです。

 タッチアップの塗料の乾燥硬化後、キレイキレイにワックス掛けをしてやり、スクリーンの部分には、保管中に傷が付くのを防止するため、私の着古したへインズの綿100パーセントのTシャツを着せてやります。着古した方が綿生地の腰が「クタッ」っと無くなりソフトになって傷を付けにくいのです。それと注意点は縫い代が表に出るように表裏を逆にひっくり返して着せましょうね。塩ビの傷つきやすいスクリーンはTシャツの縫い代の僅かな出っ張りも、傷をつける可能性があります。

 このようにして次のレースまで、私の愛おしいマンデロの鷲は、我が家の車庫(eagle nestと勝手に呼んでいる)その翼を休めるのです。

 なんだかロシナンテ、うれしそうです。

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2006年5月 2日 (火)

褒めて伸びる子?

 先週末の稽古のことですが、なんとかかんとかお褒めの言葉を頂きました。

 レースをはさんでこの二週間、できる時には木剣の素振りを欠かさずやってきた甲斐があったというものです。

 でも細かいところをつかれると、まだまだ手首の使い方が硬かったり、気が焦り、歩み足(古武道は剣道のような右足が絶えず前といった、すり足ではない)の歩幅が先生に近付くにつれ大きくなり、間合いが近くなりがちになったりと、注意される点は相変わらずあるのですが、それでも今回の稽古の最後に行う通しでの型の演武では、いつものように途中で「ダ~メ!」と切られること無く、最初から通して型の最後までをできるように成れました。

 稽古中の先生の言葉、「一つ一つの動作をもっと確実にメリハリをつける、下腹(丹田)に力をためて焦らない。もっと肩の力を抜いて柔らかく」そう、これがちゃんとできていれば、今回レースでもギアを壊していなかった・・・私の弱点克服すべき点は「焦らない」と言うことだ。

 じゃあどうすれば克服できるかよーく考えた。いつも稽古の最後の方、疲れて集中力が切れてきたりするとその傾向が強くなる。基礎体力不足だ。

 高い基礎体力→肉体的余裕=集中力の維持→焦らない→技が安定する。

 心・技・体そのものです。

 ただ褒められたのは本当ですよ。ひょっとして私が褒めて伸びる子(子って歳じゃないでしょ)だと知って・・・(笑)

 冗談はさておき、それでも自分のレベルが上がると、今よりも更なるレベルアップをしたいと云う欲が出て、家での素振りにも熱が入るものです。

 それと手首の稼動範囲拡大のため、風呂に入っている時、体温が上がったところでグリグリストレッチを欠かさぬようになりました。

 「柔らかさと脱力による、正確で高速の振り」これが次のテーマです。 

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2006年5月 1日 (月)

時代劇漫画

 此処の所、松永的には時代劇漫画が来ているっ!

 原作:南條範夫、漫画:山口貴由の“シグルイ”、ここ最近には無いほど頁面に情報量の多い、非常に濃い内容の漫画です。

 四月の終わりに、この作品の最新刊が出てるのですが、私は、“シグルイ”の第六巻を読み、打ち震えました・・・古武道をやっているので、剣術のマニアックな描写、表現、この作家のリサーチの凄さ・・・、この山口貴由氏、ただの画描さんとは絶対ちゃいます。

 骨太な話、細かなリサーチ、巻を跨いでの枝葉のように張り巡らされた伏線、紙面より血の匂いが漂ってくるような、醜くも美しい残酷描写。今現在、大量出版されている漫画と言う媒体の、一番先っぽをひた走っている作品のように思われます。

 ネタバレになるのでぜったい内容を書きたくないのです。だって、ここの読者の方にはぜひその目で読んでもらいたい。

 コマの隅々まで緊張した画、この作者の画力は常軌を逸脱しています。描く側も「死狂い」覚悟で作品に向かわれていると思います。(絶対)

 読み手も死狂いとなりこの作品に挑みましょう。

 正気にては大業ならず、武士道は死狂いなり。 

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