オーッ・オッホ・オッホ!!
この週末の2日間、早朝より午前中一杯、仕事でお付き合いのある方と、春の山菜を採るため、山に入りました。
傍目には、山桜が咲き春の趣ですが、標高の高い日陰にはまだ残雪もあり、沢伝いに歩くと地下足袋にしみてくる雪解け水はまだまだ冷たく、今年はいつもよりも十日は遅いスケジュールのようです。異常気象だ。
幸いにも、この異常気候のおかげで、標高差を使えば本来一緒には採れない山菜が一緒に採る事ができました。
一度、山の稜線まで上がり、降りながらの収穫となります。標高の高い所では、里の方ではすっかり開いて呆けてしまっている「蕗の薹」が丁度いい感じです。この辺りでまず「蕗の薹」を採ります。
そして今回のお目当ての「タラの芽」です。前日までの雨による足元のぬかるみと、急勾配に気をつけながら沢沿いに生える、「タラの木」の群生地に向かいます。
ごめんなさい、携帯のカメラのピントが背景に合って、本来ちゃんと写したかった「タラの芽」にピンが合いませんでしたね。 でもタラの木の生えている処の勾配とかわかるでしょ?棘だらけのタラの木を曲げるL字の金具をつけた木の棒(鍬用の柄を流用)と、高枝切りバサミが大活躍です。
ただ気をつけないと、足場が悪いので下まで転げ落ちます。
「タラの芽」を採った後、沢沿い山を降りながら、水際に生えている「こごみ」を収穫できました。そして標高の低いところまでいくと、沢の中に「山葵」の群生も見つけました。
「山葵」の傍に一輪草の花が咲いていました。濡れた私の地下足袋が画像の端っこに写っているのはご愛嬌です。
さてさて、今日の収穫の報告です。左から順に「蕗の薹」「タラの芽」「こごみ」「葉山葵」です。
春のこの時期、この手の山菜が無性に恋しくなるのはなぜでしょう?ひょっとすると樹上生活をしていた遠い祖先のお猿さんだった頃、タンニンが少なく柔らかい樹木の新芽を心待ちにしていた、本能の遠い記憶がそうさせるのでしょうか?
藪の中で蠢く私・・・さながらマウンテンゴリラです。「オーッ・オッホ・オッホ!!」(byきんどーちゃん)
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コメント
「きんどうにちよう」ですかぁ。
なつかしいですなぁ。
作者「鴨川つばめ」
「おきたそうじ」が一応主人公?
意味のないコマ?(だったっけ?)が記憶にあるけど
チャンピオン連載でしたよねぇ。これ。
投稿: ocboo | 2006年4月17日 (月) 10時29分
ocbooさま
>「きんどうにちよう」ですかぁ。
アノ時代にオネエ言葉の40歳キャラ、先見の明があるように思います。
「キャ------ッ!!」
投稿: 松永 | 2006年4月17日 (月) 16時10分