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2006年4月27日 (木)

思うことも童の如く

 昨日の記事より続き

 心配していた天気は、昼を過ぎると改善され、空気は澄んで空は期待通りの雨過天睛の美しい空色に、路面のレコードライン上はどんどん乾いていきます。

 しかしレコードラインを外すとそこは濡れた路面です。しかし、やはりタイヤを選択するとすればドライタイヤでしょう。

Dscf0053  スターティンググリットに付くと、私のグリットはレコードラインから一本右側に入った濡れた路面。ウォーミングラップ中にコースの具合を確かめると、2コーナーには長い距離に渡り、おが屑によるオイル処理の跡、裏ストレート後のヘアピンにもレコードライン上にオイル処理、最終コーナー前のマイクナイト・コーナー(三原じゅん子がコースアウトをしたコーナーなので、「」な人はセクシーナイト・コーナーと呼ぶ)は全体的に乾いている部分が少ない。むつかし~。

 グリットに帰ってきてレッドシグナル・オン・・・シグナルオフでスタートです。

 私の前の748がちょっと加速が鈍く、それをよけるために左にかわすと、そのスペースの開いた右側を凄い加速で抜けていくマシン・・・私の後に居たジンさんです。後でこの時の事を聞くと「おっ、748ちゃん道を空けてくれてありがと!ラッキー!!」と右・右と1コーナーのインよりを目指していったそうです。

 対する私は、乾いた路面を求め左へ、アウトよりのレコードラインから1コーナーにアプローチしようとすると、目の前で2台が絡んだクラッシュ発生!!「あぶねーっ」目線をインよりに振りちょっと前にいるジンさんを追いかけようとしますが、このオヤジ怖いもの知らずです。2コーナーなんて濡れた路面をものともせず、ファーストラップからペースの遅いマシンの間を縫うように捌いていきます・・・。そして私の目の前に3~4台をはさんだポジションになってしまいました。

 ジンさんのいる集団にはあの百足ペイントの革ツナギが見えます。そうですビューエル使いのかぶき者『有田選手』です。

 ジンさんと有田選手を追いかけるために頑張ったのですが、我々の集団は先行しているジンさん集団との間にどんどん差がついていきます・・・。

 2台くらい捌いて、赤い749Rに追いすがり、アトウッドコーナー突っ込みで何とかしようとブレーキングしながらラインを濡れたイン側に外したところ、「荷重の抜けたお尻が、濡れた路面でグリップせずフラフラしてるぅ~!!ごめんなさーい」と追い抜き断念。上りの立ち上がりで何とかしようと粘りましたが、さすがDUCATIの最新水冷モデル、でんでん勝負になりません。

Dscf0108  ヘアピンの進入でまた差を詰め、インフィールドをなんとか粘り離れないようにして、前述のマイクナイト・・・もといセクシーナイト・コーナーで仕掛けようと、アウトよりからスピードを殺さない道幅一杯につかったラインを取りでアプローチすると、ここでも濡れている路面に脚を取られ、お尻が「ズリッ」っと滑ります。「ごめんなさーい。もうしません」レコードラインを外したハーフウェットの路面での追い抜きはできません。それでも最終コーナーで前車の後輪に私の前輪がくっつく10cmくらいまでピッタリくっつくのですが、立ち上がりのパワー差のため、ホームストレートでは置いていかれます。「ぐやじーっ!!」

 そんなことをしているとジンさん集団は1コーナー先まで行っちゃっています。「いかーん」と前走の749R何回か仕掛けるも、「ズリッ」っとなり、もうあきません。ここで方針変更、作戦名「無事これ名人」発令です。心のリミッターがかかりました。

 結局このままゴールしました。いやーこの決勝中3・4回は後輪が逃げ、心臓に悪いレースでした。ベストは3/7周の1分55秒台、いつもは最終ラップにベストが出るのですが、4周目から749Rとのバトルとなりましたのでこのような結果となったのでしょう。こけなかったので結果オーライです、こわおもろかったです。

 それにしても特筆すべきはジンさんです。このハーフウェットの難しい路面で「ベストでた~51秒」っておかしいよジンさん。みんな自己ベストの3秒から5秒落ちなんだよ。それがベストって・・・場数を踏んでいる手練のオッサンにしてやられた感じです。

 それと有田選手にも完敗です・・・ちくしょー夏ルネまでにはこのマシンを自由に使えるくらい練習をしてリベンジだ。ますます見逃せない選手となりました。

 さてさて、待ち遠しかったこの週末のイベントは、私にとって、マシンの変貌がうれしくて喜んだり、それを壊して落ち込んだり、皆に助けられて感動したり、濡れた路面がおっかなくてびびったり、仲間の帰還に涙したり、真剣勝負に手に汗握ったりと、40-1歳のオッサンが、まるでころころと表情が変わる幼稚園児のようになれた週末でした。

童の時は語ることも童の如く
思うことも童の如く
論ずることも童の如くなりしが
人となりては童のことを棄てたり
今、我ら鏡持て見るごとく見るところおぼろなり
されどかのときには顔を対せて相ま見えん
コリント人への第一の手紙 第13章11節

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コメント

楽しさが伝わってくる、
いいお話なのに、、、

セクシーナイトコーナーって。

投稿: hey | 2006年4月27日 (木) 01時41分

ども 先日はお疲れさまでしたぁ
”赤の749R”の電気屋です
次回夏ルネでまたバトりましょうね(笑)
次お会いする時は”銀の749R”ですよ
それまでにMAKOTOさんとドカカップで遊びます
でわ

投稿: 電気屋 | 2006年4月27日 (木) 09時43分

電気屋さま
お疲れです。腰痛の具合はいかかですか?
私、お尻が滑ると戦意喪失、「屁たれ」になってしまいました。
また、遊んでください。
夏ルネまでには、しっかり練習して腕を磨きます。

投稿: 松永 | 2006年4月27日 (木) 10時17分

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