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2006年3月19日 (日)

敵は新陰流

 すべてのマシンは人間の体に入りたがっていると思う。なぜなら、どのマシンも人間の体の延長としてつくられたのだから。  
 デヴィッド・クローネンバーグ

 さて、もうおなじみになった日曜日の剣術一人反省会です。

 昨日も汗だくになるまでの濃い稽古がありました。時間にして40分程でしたが。

 仮想敵を新陰流の「釣曲」とした五本目の型、「高波」の稽古を集中的につけて頂いたのですがどうしても上手くいかず、最後は途中にもかかわらず先生から「今日はここまで」と言われてしまいました。ガックリ・・・

 身体よりも、もう集中力が続かずこれ以上は精神的に無理だと判断されたようです。

 技をちょっと説明しますと、正面を斬り下ろして来る相手の太刀を、下から斬り上げ鎬を使い相手の太刀筋の軌道を変えながら自分の体は右に動き攻守を入れ替え、斬り上げた刀を返し相手の正面に斬り掛かります、相手も先ほど私が行ったように私の太刀筋を鎬を使って軌道を変えてきます。そして再び攻守が入れ替わり相手が私の正面を斬り下して来るときに、再び斬り上げ、刀を擦り上げながら相手の太刀筋の下を左側に足を運びながらくぐり、相手の右袈裟を斬って止めとする技なのです。

 慣れると、この動作を一呼吸の速度でやらなくてはならないのです。そりゃそうですよね、命のやり取り、人斬りをやってるんですから。度重なる太刀の斬り上げられる動きが、まるで打寄せる波のようなので「高波」と言う名前になっています。・・・って文字で読んでも判り辛いですね・・・漫画好きな貴方に判り易く解説すると、“あしたのジョー”の対「ウルフ金串」戦のトリプル・クロス・カウンターの剣術版だと思ってください。

 ゆっくりやる時はできても、速度が増してくると付いていけなくなり、回数が重なり集中力が下ち、ミスが多くなってくると、木剣が身体に当たる等の危険になってくるため「今日はここまで」となってしまったのです。

 不甲斐ないです・・・。

 まだ、脳、神経、筋肉、道具(木剣)の統一感覚がまるでなってない自分が居ます。

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