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2006年3月 9日 (木)

「こはだ」をもう一つ

 昨日の記事のコメントで、笑後さまと瓶星さまの光物好きなのが発覚した訳ですが、「昨日の記事で笑後さまの事はわかったけど、瓶星さまはなぜに光物?」という皆様の声が聞こえてきます。えっ・・・そんな事言ってない・・私には確かに聞こえたんですっ!!(そこそこ、ヘルメットにこもったGUZZIのタペットノイズの反響で、幻聴が聴こえるんじゃ・・・なんて言わない!!)

 つーことで、今日は「瓶星さまの光物パラノイアはどのようにして形成されたか」これで行きます。

 それは2003年のことであります。

  彼は、デザイナーとして在籍していた会社のショウカー製作の為、梅雨の頃から3ヶ月あまり、イタリア・トリノのカロッツェリアに日本側デザインチームの現場担当者として単身赴任。イタリア人の中に入り、アルミニウム・ボディーのショウカー創りに勤しんだのです。

 その車はこれです。

sero1 アルミニウムボディーは職人の手による叩き出し、塗装はあえてせず、ポリシュによる表面仕上げ。この光沢の維持のための重責により、PTSDとなり、光物パラノイヤへと・・・すいません私、嘘をつきました。

 この車は2003年の東京モーターショウに展示してありましたので、目にされた方も多いと思います。さっきの冗談は別として、ショウの間は毎日、磨き粉で磨いていたそうです。(これ本当)

 ちなみに開けられる所が、全部開くとこうなります。

sero2  この当時、こんなのをトランポとして、彼所有のF.B.Mondial(レストア中)のレーサーを積みたい!なんて贅沢なことをも言われていました。本当にそんなことができたらうらやましいぞ・・・って、できなかったけどね。彼、会社移っちゃたので、広島にある移籍した会社でもう一度、「自分ならこんな車に乗りたいっ!」て言うのを、テッテ的にやっちゃってください(笑)。

 と、このような車の開発に一枚噛んでいたので、「アルミベアメタル、アルクラッド」なんて呪文を唱えると「呼ばれて、飛び出てジャジャジャジャーン」とコメント欄に登場とあいなったのです。

 最後に、我々庶民にはどーでも良いことですが、もしこれを読んでいる方で、自家用ビジネスジェット買われる方がいらっしゃるなら、豆知識です。航空機の外装仕上げは、無塗装のポリッシュ仕上げが一番高価です。「これね。色塗らないでピカピカにして」そーいったオーダーしてみたい。飛行機は男らしくエンテ式で。

 あっ・・・そういや私、もう一人、松阪方面に光物好きな人の、心当たりがありますw。

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コメント

昔のドイツ機みたいに、外板の継目はパテで埋めて面一にしてねと頼んだら野暮ですか?

投稿: kuwa | 2006年3月 9日 (木) 01時04分

肌色のパテが丸見えで、傷の瘡蓋みたいでモーレツにカッコ悪い。

投稿: 松永 | 2006年3月 9日 (木) 01時06分

やっぱ一枚ものでたたき出し・・・これっきゃないでしょ。

投稿: 瓶星 | 2006年3月10日 (金) 15時49分

あの日、いちばん輝いていたクルマですね。

投稿: 笑後 | 2006年3月10日 (金) 17時12分

http://www.wetwing.com/reno/h1/h1foto/h1_7.jpg
これだけ光っていると、気持ちイイ。

ネタ元のHP
http://www.wetwing.com/reno/h1/h1.html

投稿: kuwa | 2006年3月10日 (金) 17時31分

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