2月24日の号外記事でリンクしましたが、無茶士さまのBlogのコメント欄にて、私が、マウスピースとライディングについての質問をしました。
読まれていない方は号外記事をクリックしてその記事と、その記事よりリンクをしている無茶士さまのBlog「BJODの部屋」の2月23日のやり取りをご一読ください。今回の記事の内容は、これらを読まれていることを前提に、話が進みます。
この一件より、マウスピースが気になり続けておりました、偶然昨日、仕事でお付き合いのある地元の歯科医院に行くと、受付にマウスピースがあ~るじゃないですか。
もう居ても立ってもいられなくなりました、仕事の話を早々に済ませ、「今日、五時半ごろ予約できますか?」と言ってしまいました。
こうなると、この後の仕事をチャッチャッと段取りします。「いつもより余分に回しております~」とばかりに仕事のギヤをトップに入れ、市内を駆けずり回り、定時には「きちっ」と仕事を終わらせ、家に帰り、歯医者さんの後、そのままジムにいけるような身繕いをして、いざ出陣です。
歯科医院では、まず最初に顎のレントゲンのパノラマ写真みたいなやつを撮られ、そして口腔内検査、要治療の虫歯が四本見つかりました。(いずれもC1~C2)しかし今頃はレントゲンといっても現像することなく、直ぐに目の前の液晶ディスプレーに画像が転送されてくるんですね、「もし私が変死体で発見されたら、この画像データが本人特定の要になるのね」なんて、変な事を考えながら治療前のインフォームド・コンセンスを受けました。
「マウスピース(ここではマウスガードと言うらしい)は虫歯を治してからです」と先生に言われ、昨日と今日の午前中の二回、虫歯治療となりました。
しかしっ!!その虫歯治療で、私の模型魂を激しく揺さぶるものがあったのです。
その一つ目は、私の歯の虫歯に冒されているところを削る「リューター」です。各種ビットがずらりと揃っており、歯に押し付けた時の「グゥウウー」と高負荷に耐えながらそれでいて、トルク感たっぷりの感じ。
歯を削られながら思いました。「あぁ・・・こんなリューター欲しかとです・・・こんなので仕事ができたら模型の作業能率が違います」←(当たり前、つーか馬鹿)
私の持っているリューターは、時々プラモ相手に、抵抗負荷に負けて、止まってしまいます。「ウィーーン・・グゥーーウ・・ウッ・・・」って。それなのに、このリューターはモース硬度で6~7(水晶・長石なんかと同じ)の硬さを誇る、人間の組織で一番硬いエナメル層を削っていっちゃうんですから。も~おっ!!うらやましいッス。
そしてもう一つは、充填剤として使われる各種レジン樹脂、もちろん一液性で硬化は紫外線による光硬化です。確かにTAMIYA社より光硬化のパテは出ておりますが、聞けば、サラサラのやつ、パテみたいなやつと粘度も各種あるようですし、付属のマイクロシリンジで充填するようです。「これなら、あんなことやこんなことに使える・・・」(またいつもの妄想癖)。
ねっ、模型魂に火がつくでしょう!!特に笑後さま!!!
昨日仕上げられた二本の虫歯は、元の歯の色に近い半透明のアイボリーホワイトのレジンで補修され、どこに虫歯があったかなんて解りません。短時間でのこの仕上げ、あきれます。私に「プラモのパーツの面をちゃんと出せ」って言われても、小一時間かけてしまいます。
今日は、歯医者さんと言うよりも、造形家としてのプロの話を伺おうと思います。
なんだか虫歯治療に行くのが楽しみです。←*注:ビル・マーレーみたいなマゾの患者とは違います。
歯医者さん、そこは私にとって、興味津々の場所なのであった。
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