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2006年2月11日 (土)

イデアの世界

GoogleEarth   ちょと前の記事、この頃から、Google Earthにどっぷりハマッている。

 とりあえずパソコンに向かうとGoogle Earthを立ち上げて、もう地球をぐるぐるぐるぐる何周したか・・・

fobitten 最初のうちは観光気分で、行ってみたいけど行けなかった名所旧跡、例えばクレムリンであったり、紫禁城なんかを巡ったりしているのですが、それに慣れてくると、まず私が生きている間には決して足を踏み入れない土地、アラブとかアフリカのサハラ砂漠、大地溝帯、南アメリカのギアナ台地、シベリア、南極なんかを訪問するようになりました。そして「はっ」と気が付く・・・地球には国境線もなければ緯線・経線も無いということが。

 アイザック・ディーネセンがその著書の“アフリカの日々”の中で、恋人デニス・フィンチ-ハットンの飛行機(英国の複葉機「モス」)に乗せてもらい、空から見たアフリカの大地を「これがプラトンの言うイデアの世界なのだ。今こそ、私はすべてを理解する」と、言う行がありますが、Google Earthを知ってしまった私は、パソコンの液晶パネルを通して、まさにその気持ちとなっているのです。

arab そして昨日、アラビア半島中央の砂漠に、斑点のようなものを見つけた。ズームしてみるとスプリンクラー灌漑による耕作地が、スプリンクラーで水の掛けられる丸形の範囲に限り緑となっているのだった。これを見つけた私は「まるで『地球』という寒天培地に培養された『人』という細菌のコロニーのようだ・・・」と感じてしまいました。

 Googleのラリー・ペイジは、商売インフラとしてのみこのGoogle Earthを作ったのであろうか?もしや「DNAという遺伝子の枷の嵌められた生物は、人とあろうと微生物であろうと、生きていくといった現象のみを客観的に見れば大差が無い事を理解しなさい。そして多くの人に、このような俯瞰で見る事が可能となった事により、その自らの視点のみならず、精神をより上部へ昇華させなさい・・・」そんなメッセージが内包されているように感じるのは、私の考え過ぎですかね。 

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