蝋梅の馨
昨年末の厳しい雪が一段落して、暖かい日が続き、中庭の蝋梅の固い蕾が緩み始め、僅かではあるのですが、花の持つ芳香族エステルの馨が、ほんの僅かですが漂い始めてました。
この蝋梅の木は、私が丹精こめて剪定を続けてきた木で、10年に及ぶ徹底した徒長枝の剪定の結果、やっと細かく枝分かれした樹形となり、今年は一面に花芽をつけており、私としては蕾が開くのを今か今かと待っているところなのです。(爺くさいね自分)
我が家の中庭は、この蝋梅が終わると、沈丁花の花が満開となり、冬から春にかけてのこの時期、花の蒸せる様な馨で満たされる。
私個人としては花そのものよりもその馨に興味があり、かつて記事に書きました梔子(くちなし)を植えたいと家族に進言しているのですが、虫のつきやすい樹木であると言う理由で却下されている。
秋の金木犀と銀木犀は植わっているので、夏の花の馨が我が家に欲しいのです。
そして今、外はまた雪が降り始めています。
窓越しに一面真っ白となった中庭を見ながら、この記事を書いています。
春が来るのは、まだ少し先のようです・・・。
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コメント
>そして今、外はまた雪が降り始めています。
最近、苦手だった日本酒をたしなむように
なってきました。
寒さのせいだろーか・・・・・・・それとも。
投稿: 大阪のィ。 | 2006年1月23日 (月) 01時12分
梔子は白粉花とともに郷愁を誘うカホリ。
梔子の実は 栗御飯をより鮮やかな黄色に。
くちなしは名ばかりで新芽が姦しい。
ウンカの巣窟!
初夏の香りはナンテタッテ「蜜柑」。
投稿: 無茶士 | 2006年1月23日 (月) 08時48分
大阪のィ。さま
> 寒さのせいだろーか・・・・・・・それとも。
楽しいお酒を飲みましょう。
程々にね。
無茶士さま
馨が中心の庭構成って良いと思いません?
投稿: 松永 | 2006年1月23日 (月) 09時06分