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2006年1月26日 (木)

悪夢

 体調を崩し熱を出すと、決まって嫌なモノが待っている。

 悪夢だ。

 それはほんの些細な事(例えば、臥せって寝ている布団のシーツの皺が、足の指に引っかかる等)が兆しとなり、その僅かな不快感が急に増殖して悪夢へと変わる、不条理なのに、ディティールは変にリアルな。

 昨日もそんな夢を観た・・・・

 私はまるで学校の教室のような部屋(机・椅子は無いガラーンとしている)にいて、隣接する廊下を喉からうなり声を上げて近付いていてくる獣、私の手には稽古に使う木剣。

 扉の影で間合いを取り、霞の構えを取る私。映画と違ってリアルなのは、近づいてくる獣の獣臭がする。肌が粟立ち、「冷静になれ」と自分に言い聞かせていると、扉から入ってきたのは、口の周りにどす黒い血を付けている、大きなライオン。その獣の吐く息が異常に生臭い。いつの間にか、背景は部屋ではなくサバンナの様になっていて、持っている木剣が本身の日本刀になっている。すぐさま眉間に向けて突きを入れる、太刀筋を相手にかわされたのだが、それでも片方の目に深々と刃先が刺さる。刀を抜くと、しこたま返り血を浴び、まだ呼吸して動いているが、横たわって瀕死のライオンの肋骨の間を見極め、心臓にめがけ再び刃を突き刺し止めを刺す。

 すぐに、そのライオンの屍を食べに巨大な肉食恐竜(こいつも猛烈に臭い)が出てくる。背景はサバンナのままなのだが、なぜか普通にスーツとか着たサラリーマンやOLがパニックを起こしながら逃げ惑っている。(不条理極まりない)

 八相に構え、「斬撃でこいつの運動機能を止めるにはどうしたら?」「袈裟を斬る要領で、大腿骨ひざ上の腱を断てば、この重い体重は支えられないのでは?」なんて恐竜に相対して自問自答し、掌に変な汗を掻いているところで目が覚めた。

 寝汗で、体はベトベトでした。ただ夢から覚めても、映像の細かなディティールよりもはっきりと、鼻の奥にあの「獣の匂い」と「血の匂い」がこびりついていました。

 ユングならこの夢をどんな具合に夢診断するのでしょう・・・。

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