Welcome to The Fight Club
大雪である。洒落にならないくらいの雪である。なんたって普段の足の四駆の軽四輪は、タイヤはもちろんスタッドレスだが、後輪にチェーンを巻いた。「スキーに行くんじゃないんだから」と言われる方もいらしゃいますが、坂の登りの圧雪の上など、スタッドレスなど意味ないです。そのくらい凄い雪なのだ。
そんな雪の中、ジムに行ってみると、いつもよりゆったりできる少人数、面子は毎日会う方ばかりだ。その中で最近仲良くなったのが、高校生の男子400mの選手の学生君。
やたらと私のトレーニング内容にライバル心というかチョッカイを出してくるのである。私のやっている重りを見ては、「140kg!!俺も」とか「いやー、今日からもっと厳しいのになったんすよ、いっしょにやりましょうよ。」
もちろん私の答えは「やだ!」「僕は僕の体つくりがあるんです。君はちゃんとトレーナー師の言う事聞いて自分のすべき事をしなさい(笑)」と言うと。
「いやーきびしいっす」と言って悪びれた感じもなく、また同じノリでやっている。若いっていいなぁ~。でもそれじゃいかんぞ400mは命がけのレースじゃないか!!辛いトレーニングでめげないよう、「なんか毎日来ている変なオッサン」を、たまにからかって遊んでいるだけだと、良い方に考えたい。
同じように毎日来る組の面々の方が、こんな感じで天気が悪く足元の悪い少人数の時、いつもの様に混んでいてマシンをチャッチャと捌く必要がないのか、結構話しかけてこられるのです。
「毎日来られてますね」から始まって「何かスポーツをやられているのですか?」「いつから来られているのですか?」「メニューの内容は?」時には「歳は?」とか「どうやったらそんなに痩せられるのか?」・・・ 実は、私は普段から寡黙なトレーニングを心がけ、あまり来ている人と話すと言う事をあえてしなかった。マシンの待ち時間が長くて、間を持たせるのにどうしようもない時とかには、一緒に待っている人と待っている間、ちょっと話す事があるのですが、原則トレーナー師と身体を作るための質問以外は、特に私や相手がトレーニング中であれば話す事をしないようにしていたのです。
ただこういった私の姿勢が「少し前から毎日来る、謎の人」となっていたようで、今回、ちょっと雑談話をしていると、次から次に他の人が横入りされてきて、上記のような質問を矢継ぎ早にされ、ちょっとしたプチ・コミュニティーができあがる。
そしてこれら質問の相手は、実はサッカーのJ2の選手だったり、ハンデキャップを一桁にするため必死になっているゴルフ愛好家だったり、体型維持のため毎日30分でもあれば来ている(私と同じだ・・・)OLさんだったりと様々だけれど、皆同様にストイックだ。類友なのである。
こういった面々に次のような事を言おうと思ったが、皆がこの映画を見ていなくて洒落が通じなかったら・・・と思いやめてしまった。
「ファイトクラブへようこそ!ルールその1、クラブの事を口外してはならない。ルールその2、クラブの事を決して口外してはならない・・・・」
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コメント
> こういった面々に次のような事を言おうと思ったが、皆がこの映画を見ていなくて洒落が通じなかったら・・・と思いやめてしまった。
やめて正解。
ジム内、ドン引きだと思うよ。
寒い鳥取が零下140度になってしまい、
陰でポール星人の手先だと云われます。
投稿: kuwa | 2005年12月20日 (火) 13時52分
>ポール星人の手先だと云われます。
「実相寺の世界へようこそ」って、それよか「指パッチン」の寒ーいギャグ付きで、ザラキの呪文を唱えるってのはどうでしょう。
投稿: 松永 | 2005年12月20日 (火) 14時56分
>ザラキの呪文を唱えるってのはどうでしょう。
ヴァン・ヘイレンの「Jump」をリクエスト。
"Go ahead Jump~♪"
投稿: kuwa | 2005年12月20日 (火) 15時08分