« コピーのコピーのコピーのような・・・ | トップページ | The Long and Winding Road »

2005年11月16日 (水)

バンドのサイズ

kinetics  減量を始めてから、半年程たった頃、お気に入りの腕時計がブカブカに為り始め、その時バンドの齣数を一つ詰めたのだが、又ゆるくなってきたので、昨日又一齣詰めた。

 武 豊騎手が、かつてテレビで、「手首を掴むとその太さで、その時のおおよその体重が分かる」と言っていたのを思い出した。体重は手首に出るのである。本当はまだもう少しゆるいのだが、後一齣詰めると今度はパツパツになってしまったので、もう一齣詰めるのはこの冬の目標とした。

 この時計は何のことはないSEIKOのクォーツだが、持ち主が動く事により自家発電するシステムを持っている。

 満充電で180日間動き続けるそうだ。

 「人体は自らゼンマイを巻く機械であり、永久運動の生きた見本である」と、偉いフランス人がその著書“人間機械論”の中で言っているが、この時計はさながら宿主たる人体=永久機関に寄生する寄生虫のようなものである。寄生虫と言うより私にとっては有益な物なので、細胞の原形質に潜り込んだミトコンドリアみたいなものか。ムーブメントが故障しない限り、主たる私がくたばっても、およそ180日は私よりは永く動き続けるのは、なんか癪ではある。

 今ちょっと大き目のこの時計を、さらに身体の一部とするため、この冬の間にバンドの齣を後一齣詰められるよう頑張るのだ!

  ちぇすとぅーっ!!

|

« コピーのコピーのコピーのような・・・ | トップページ | The Long and Winding Road »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: バンドのサイズ:

» 相当古いSEIKO 5(Five) Delux [煙草入れとブリキの車とコレクション]
精工舎で昭和40年、1965年頃製造されたので、かれこれ40年の歳月が過ぎてしまいましたが、自動巻きなので振ってあげると動き出します。最近の逆輸入物のセイコーファイブは曜日が日本語表示でないようですが、これは英字と日本語との切り替え表示が可能です。made in Japan... [続きを読む]

受信: 2006年1月 6日 (金) 12時38分

« コピーのコピーのコピーのような・・・ | トップページ | The Long and Winding Road »