Let's it be
先日、モト・ラボロのジンさんより、転倒した我が愛おしいマシンの修理と、それと同時進行で行う予定のチューンナップについて電話で打ち合わせした。
ジンさん曰く「で、どこまでするよ?」
私「・・・・・・(この無言の間、約1分)ふぅー(深い溜息、レイザーラモンHGではない)もうやれるだけやっちゃいましょう、覚悟きめました」
このような経緯で、清水の舞台から飛び降りちゃいました。
改良点は以下の通り
アルミタンクの板金修理と共に形状変更、高速コーナーで肱がタンクに掛けられるようにタンク位置をもっと上に上げられるように、フレームへの取り付け部の改造、またニーグリップをしやすいようにタンク後部を細く形状変更。又、燃料を使いきれるように(今迄は残っていた)燃料コック位置の変更。
割れたフロントビキニカウルをカーボンにより再作成。
フロントフォーク、オーリンズの正立に、それに伴い三叉の加工、フロントアクスルの大径化。
スウイングアームのアルミ化、リアサスのオーヴァーホール。
軽量化のため、セルモーターの取り外し。
フレームの修正と不要な小骨の除去。
破損したエキパイ&サイレンサーの作り直し。エキパイはチタン化、サイレンサーはアルミ製で音量を抑えるため、ロングなテーパー形状の物。
ざっとこんな感じです。
ライダーと共に、マシンもこのオフシーズンに進化です。
78年式のLeMansIIとしては、私が思う進化の最終形態となります。
人馬共に、業物の本身の一振りと為らんがために。
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コメント
うーーーん
諭吉どんが何人モト・ラボロへいくことやら。
フロントフォークの成立とは!
なかなか出んなー、デザイン重視ですか。
でもブレーキはラジアルマウントですか?
ゴールドを赤にするのをおすすめします。
投稿: ocboo | 2005年11月12日 (土) 15時47分
す、すごいっすね、このメニュー。
エヴァンゲリオンがS2機関を手に入れるようなもんですね。
いや、全然違いますね。
失礼しました。。。
投稿: rev | 2005年11月13日 (日) 05時04分
> エヴァンゲリオンがS2機関を手に入れるようなもんですね。
「逃げちゃだめだ・・逃げちゃだめだ・・」と言う事で、マシンとのシンクロ率を上げます。
投稿: 松永 | 2005年11月13日 (日) 07時32分
>ビキニカウルをカーボンにより再作成。
ぼくもホシイなー・・・^^ 一名追加。
投稿: 大阪のィ。 | 2005年11月14日 (月) 20時04分
>大阪のィ。さま
私のカウル、ノーマルと形ちょっち違うよ。
だってフレームマウントだもん。
カウル下部のフォークに回り込んだ部分がないの。
投稿: 松永 | 2005年11月14日 (月) 23時06分
フロントカウルも含めて
やっぱり、芸がこまかすぎ。
これって、ほめ言葉だからね。
投稿: ocboo | 2005年11月15日 (火) 09時11分
ocbooさま
「形態は機能に従う」です。
あんなちっちゃなカウリングでも空力効きます。
なんてたって、GUZZIは二輪業界で最も早くから風洞を導入した会社ですから。
投稿: 松永 | 2005年11月15日 (火) 09時57分