森に入る
朝一より仕事で付き合いのある方と、彼の親族の所有する松茸山に分け入った。入札期間が10月末で切れたと言う事で、入札後の落穂拾いをしようということになったのだ。(片方の眉を剃ったりしはしていない、あしからず。)
松茸は山の尾根沿い、尾根の稜線より下る事10m位の範囲、尾根の日の当たる側に生えるのですが、尾根に到達するまでが大変なんです。
途中にこんな岩倉があります。山ノ神の座する岩倉でしょうか・・・急な勾配がわかりますか?
ほぼ匍匐前進に近い格好で松茸を探しながら、尾根に向って上り、斜めに10m下り、又上がるの繰り返しです。時折、スズメバチの斥候が警告に来ます・・・そういったときはいちもくさんに退散です。度重なる勾配の上り下りで、ゴアテックスのフィールドジャケットの下は汗だくです。
そんな状態の中、秋枯れの森の中に美しい色を見ることが出来ます。枯葉の中に顔を出す「森のアメジスト」、ムラサキシメジ、モノトーンの色の中で、ひときわ映える美しい赤い実・・・。
こんな茸にも出会いました。片方は傘径が25cmくらいある大きな茸です。春の山菜、秋の茸、山の中に分け入る事は私の楽しみであります。山の空気を吸い、一仕事の後、ほっと一息を入れながら飲むお茶の旨い事。あぁ生きていると実感できます。10:30過ぎになるとポツポツと雨が降り始めたので、もう少しいたかったのですが山から退散しました。勾配が急なので濡れると滑落の危険性がありますからね。
でっ・・・松茸はどうなったって・・・
今日は松茸ご飯です。(私はご飯物を原則食べない事にしていますが、この度はちょっとだけ山の幸を頂こうと思います。)
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コメント
マツタケ・・・・・
写真の撮り方に。二重丸。
画がいいねぇ。
投稿: ocboo | 2005年11月 4日 (金) 11時13分