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2005年10月22日 (土)

お菓子つくりは肉体労働

 栗を頂いたので、この前収穫したサツマイモの糖度の高い方の品種「紅東」と共に「栗きんとん」を作ることとした。 栗を下さった方にお返しとして私の作った栗きんとんを返そうと言う訳です。

20051022091001 私の今回の戦場、我が家の厨房です。うちの家系は変にこだわると言うのか・・・親父のこだわりの厨房です。業務用の装備がどっさりであります。大体一般家庭にホシザキの冷蔵庫って・・・。

20051022091055 さてさて、これが栗です。ちょっと虫とかが入っていますが、完熟してから収穫してあるようで、身がみっちりと硬く締まり、重さがあります。何でも高い木の栗との事、実が完熟して落ちてくるまで人間が手も足も出ないとの事でした。

satumaimo20051022105210  栗の皮を剥き、面取りをして痛んだ所や、虫に食われているところをキレイキレイにします。黒くならないようにさらしてある水には明礬を入れています。となりの黄色はサツマイモです。この品種は色目も黄色みが強いので、今回は着色のための梔子(くちなし)の実は使わなこととしました。

2005102210512320051022111225uragoshigo   サツマイモを炊き、炊き上がったものを裏漉しに掛けます。ちゃんと馬の尾で編まれた漉し器です。裏漉し作業は額に汗が出るほどの重労働、昨日の記事では有りませんがベン・ハーのガレー船の漕ぎ手のイメージです。裏ごしを終えたサツマイモをものすごーい弱火にかけて、ちょっとづつ砂糖を加えながら照りが出るまで練ります。(これも焦げ付かないように細心の注意で、しかもどんどん重くなってくる重労働)その横で栗も炊きます。炊きながらこちらにも砂糖を加え甘みを調整です。

 栗も炊き上がったら、粗熱をとる為放置プレー。放置プレー後、イモと栗を合わせ味が馴染むまでまたまた放置。・・・で出来上がりがこれだ。

kurikinton

 時々、作業を見ていて口を挟んでいたオフクロが完成品を見てボソッと「サツマイモはいいけど栗の発色がなっていない。やはり栗を炊く時には梔子を使うべきだ」と厳しい一言。

 私もわかってらいそんなこと。ホントに容赦ないです。非常にキビシーッ!でも味はまずまずだと思うんだけどな(自画自賛)。

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コメント

クロシンですな。
確かに栗って、思ったより白っぽく仕上がるようです・・・わたしは食う方専門ですが。

投稿: 瓶星@休日出勤 | 2005年10月23日 (日) 11時43分

よっ、よだれが・・・・・・・・・・・

投稿: ocboo@はらへった。 | 2005年10月23日 (日) 16時25分

> クロシンですな。
この黄色い色素は疲労回復にも効きます。

梔子の実で染めたご飯、「染め飯(いい)」は東海道五十三次、藤枝宿の名物です。
元は庄屋が、働き手の労いとして(昔の人は疲労回復の効能を知っていたのね)振舞ったのがはじまりだそうな。

投稿: 松永 | 2005年10月24日 (月) 00時12分

スバラシイ、うまそ~

投稿: タカヤマ | 2005年10月24日 (月) 22時22分

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