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2005年9月17日 (土)

The Human Comedy

 皆様はアメリカの作家ウィリアム・サロイヤンをご存知ですか?

 貧しいアルメニア移民の家庭に生まれ、数々の仕事をしながら作家を志し、やさしくも残酷な日常を綴った作家。

 私とサロイヤンの最初の出会いは、大学の第一外国語の英語の時間、サロイヤンの原文をテキストとして使った事が始まりです。講義が終わってもなにか気に係り、大学生協で日本語訳の小説、この“人間喜劇”を取り寄せてもらい購入した思い出があります。

 私はサロイヤンの作品“人間喜劇”をただ今5度目の再読中です。

 40前の大の男が、次がこうなると分かっていながら、いつも同じところでさめざめと泣いてしまうんです。 泣きたい人にお勧めですよ“人間喜劇”。 こんなにもやさしく、それでいて悲しい普通の人々の物語です。

 それでは皆さん、読書の秋です。すばらしい本との出会いはもうお済でしょうか?私のように読書ジャンキーは、時間がなくとも何とか時間を作っては本を読んでいます、これから秋の夜長です、時間をやりくりして、素敵な読書の世界はいかがですか。

 私はこの本の5度目の再読が終わったあとには、またまた4度目の再読、ガルシア・マルケスの“百年の孤独”が待っています。これはスペイン語圏のラテンアメリカ文学ですが、大学時代、第二外国語のフランス語(スペイン語じゃない)を教えていただいていた型破りな北島先生のお勧めで、やはり大学生協で購入した本です。

 私はこうやって、何度も同じ本をぐるぐる読むのです。

 

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» 9/22 HOG好調 [日々のうひょひょ!!]
「HEART of GOLD –百年の孤独」を発売開始して5日が過ぎた。 この時点での売り上げは近年になくいいようである。 「百年の孤独」は私の思い入れたっぷりであると同時に、長年一緒にやって来ている小川や松島も強い思い入れがあるに違いない。なぜなら、パパ・タラフマラ設立当初から、「いつか、百年を!」と僕が言い続けてきたからだ。そしてそれは共通の認識となっていたように思う。 本当に、思えば、みんな良くやってきてくれている。しかし、通常はそういうことは一切考えない。良くやって当たり前だ、くらいの... [続きを読む]

受信: 2005年10月 2日 (日) 00時28分

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