昨日のBlogのコメントにも書いたように、今日は昼・夜とそれぞれ三時間ずつジム通いをしたわけですが、時間があったのと人が少なかった事もあり、トレーナー氏と少し私のトレーニングとは直接関係ない話ができた。
その話とは二足歩行ロボットの開発の話です。
私が通っているこのジムは、「筋肉をポンプアップ~ッ!!」なんて事は絶対させない、それより「体の柔軟性を上げて関節の可動範囲を広げ、そして行う運動に対してどのような筋肉をどう使うか。」そういったことを徹底的に教え、実践しているのです。そういったことで、体の運動機能を部分的に失ってしまった方々が、リハビリのために来られている光景をよく目にする。トレーナー氏も「大切なのは筋肉そのものではなくて、それを動かす神経経路と神経伝達なんすよね」と言った話をよくされる。かねてからの彼の発言が急に合点がいった。
ただ、トレーニングをやっていて、はっと気が付いた(と言うより妄想した)。
-ここから松永の灰色の脳細胞の独り言です。-
今まで毎日のように行ってきたトレーニングは、ハードウエアとして体を見た時、必要な身体根幹部の筋肉の強化、関節の可動範囲の拡大等のバージョンアップをやりながら、運動制御ソフトウエアのアップデートとして今迄あまり使わなかった筋肉を使わせ刺激を与え、その筋肉にあまり繋がっていなかった神経ネットワークの再構築し、そして大脳皮質からの随意制御はなるべく抑え、反復練習をさせる事による、髄反射による筋制御の最適化・・・。
妄想終了・・・(ここまで脳内妄想時間10秒くらい)
ここまで書けば勘のいい人は気が付いているでしょう、筋肉をサーボモーターに、神経回路を光ファイバーか、低抵抗リード線に、そして筋反射をつかさどる命令系統をプログラムにかえて見れば、合理的な動きをするヒューマノイドタイプのロボットの開発に加速が掛かるんじゃないか?なんて妄想し、この変な質問をトレーナー氏にぶつけたわけだ。
彼は苦笑いをしながら「どうでしょうねぇ~、でも神経系と言うか制御する方は大変ですよ。だって頭で考えないで体で覚えろって言うやつですから(笑)」と言っておられた。
そう、この不随反射がプログラム化できればアンドロイドは夢ではない。
ヒューマノイドタイプのロボットを開発している研究者の皆さ~ん、白衣を脱いでジム通いなんてのも、案外近道かもしれませんよ・・・?そう思いません・・・これを読んでいる皆さんはどう思われますか。
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