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2005年8月

2005年8月31日 (水)

微笑みの意味

 ~トレーナー氏に「覚悟はできてます。」と言ったところ、「そうですかぁ~(ニヤリ)」とされた。8月26日のBlogより。

 この(ニヤリ)の意味が解りました。昨日のトレーニングは今までに無いハードさだった・・・。言いだしっぺはこの私、「覚悟はできてます。」と言ったのだからしょうがない。

 今迄60kgだったレッグプレスのウエイトもセット数が増えると共にの段階的に重くなる内容となったのだが、一番重いピークのウエイトが今までの二倍より重い140Kgになったのは参った・・・こんなの上がらないと思ったのだが、でもできてしまうのである。(自分でも驚き!)

 一番はマシンスクワット、ウエイトはたった5kgなのだが、重りを上げる事よりフォームの矯正を徹底的にチェックされ、背中全体が軋んだように疼痛がする。

 まさに舞とか武道の型のようなものなのですが、自分の体がこんなに思い通りにならないものだと思わなかった・・・。

 要らん所に力が入り、バーベルを握っている手の手首が反り、動いてはいけない重心点が前後にぶれ、それを見かねたトレーナー氏が、メニュー表の余白欄に関節の動き、体の姿勢を図説してもらうと言うオマケつきだった。

 ともかく「力み過ぎ!!もっと力を抜いて筋反射を使いポーンポーンとウエイトを上げてください。」とのこと。言うのは簡単だがやってみるとできないのだなぁ~これが。

 それでも10セット目になると「オーっできてきましたね。」とトレーナー氏。「でもまだまだです。スクワットはキング・オブ・トレーニングです。正しいフォームができるまでウエイトは最小の5kgだけです。しっかりとした動きのイメージを作ってトレーニングに励んでください。」と続けられた。

 帰り、先に述べたように背筋に乳酸がたまっているのが解っていたので、クエン酸飲料と、プロテイン配合のゼリー飲料をコンビニで買い、駐車場でそれらを早速口にした。

 明日の朝の朝練の時に筋肉痛になっていなければ良いが・・・心配である。

 家に帰ってから体重計に乗ると、あれだけ下がらなかった体重が、トレーニング前と後で1.5kgも軽くなっている。まあ晩御飯と水気を採ったら半分位は元に戻るのだろうが、この前書いたように、古いメニュー時の最近の体重の減り具合は、トレーニング前と後で200~300gだった事を考えると、今迄と違う筋肉の組み合わせを動かすだけでこうも違うものかと、いたく感心したトレーニング内容でした。

 しかし、18:00からみっちり21:00までかかるトレーニングは本当に辛い・・・。これだけ辛い思いをしているのである、一ヵ月後には体がもう一絞りできているはずですよね。

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2005年8月30日 (火)

仕事で田舎に

tamahoko 昨日、仕事でちょっと田舎の方に行きました。

 万葉集にも詠われている由緒あるところなのですが、何か日本の原風景のような気がしませんか?

tamanegi

 写真を観て一息ついてください。

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2005年8月29日 (月)

シーズン後半

 来月からと言われていたトレーニングメニューの刷新も、週単位の管理をという私の提案で、今日より変わる事となりました。

 トレーニングの新メニューとなるのにあわせて、これから私が走るであろうレース、走行会の予定を発表しておこう思います。決意表明のようなものです。

 10月2日   大分オートポリス   One&Twoフェスティバル

 10月27日 筑波サーキット  リヴァーフィールド主催モト・ルネ走行会

 11月6日 岡山国際サーキット 秋のモト・ルネッサンス

  11月7日 岡山国際サーキット deLightさん主催の走行会

  9月中に近視矯正の手術を受ける予定でしたが、スケジュールが合わず(術後ちょっとした間はハードなスポーツはだめらしい。ショボーン)11月のモトルネの後になりそうです。

 なので、9月中はみっちりと体をさらに絞り、さらに体が動けるようにセットアップしていきたいと思っています。(今現在で股関節なんか180°開脚ができるようになったし、前屈も掌がべったり床に着くようになった。お腹がなくなったから?自分でもびっくり!!!)トレーナー氏によると、今回は肩甲骨回りと、それに対応している大胸筋の辺り(まさに裏表の部分)をいじりたいとの事です。

 トレーナー氏に「覚悟はできてます。」と言ったところ、「そうですかぁ~(ニヤリ)」とされた。まるでルークがヨーダにジェダイになるために修行をつけてもらえるよう頼んだ時のシーン、

ルーク「決して恐れません。」

ヨーダ「恐れるとも・・・恐れるとも・・・」

を思い出した。

 今日からこのジムの事を『ダゴバ』と呼ぼう。

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2005年8月28日 (日)

総統!歩けます!!

キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

 ついにAmazonから、予約をしておいた“博士の異常な愛情 40th アニバーサリー・スペシャル・エディション ”が終にやってきた!!!

 松永的にはこの映画は見るべきところがあり過ぎて、何から話そうかといった所なのです。映画自体をもう何回観ただろうか・・・今回はおまけのメーキング映像のためにこのDVDを買ったようなものなのだっ!

 これから観ようと思っている方に、この映画のここが凄いぞ!見たいな事をこれから書こうと思います。(*注 ネタバレあり)

 その一、タイトルバック!!空中給油中のB52をバックにPablo Ferroによるフリーハンド文字がかぶる、 かつて氏の雑誌インタビューで「どこかセクシーな印象を与えて、観客を笑わすために」と言われていました。意味が解るとニヤッと笑えます。

 その二、セットデザインは初期の007でおなじみのKen Adamです。劇中の司令室のセットは素晴らしい~の一言です。多分アーサー王の円卓の騎士を皮肉ったもの?と解釈しているのですが、環形デスクと環形照明のセットは、ちょっと無い室内セットデザインです。

 その三、やはりピーターセラーズの一人三役です。イギリス軍のマンドレーク大佐、マフリー米大統領、そして米市民権を得たドイツ系アメリカ人Dr.ストレンジラブ。車椅子姿でサングラス、右手に黒革の手袋、本人の意思を無視して勝手に動く彼の右手!!(米大統領に対してナチ式の敬礼をしたりする。)そのたび左手を使って右手をいさめる博士。怪演(私にとっては怪→快)なのであ~る。

 その4、やはりストーリー。ネタバレになるので詳しくは書きませんが、テキサス訛りの狂ったカウボーイ気取りのコング少佐が、水爆に跨り、ロデオのごとくテンガロンハットを振り回しながら共にソ連のミサイル基地に落ちていく・・・、カウボーイが戦争を起こす・・・今の現実と比べても、決して笑い事ではないブラック・コメディー映画なのです。それとも現実が映画を超えてしまったのでしょうか・・・ちなみに1964年公開の作品です。

 車椅子だった博士が、最後のシーンでヨタヨタと歩き、歩ける事に感激した博士は叫びます「総統!!、歩けますっ!!」と、「米大統領もヒトラーもモノの本質は何も変わらないんだ。」と言うキューブリックの皮肉めいたメッセージでしょうか・・・?

 観ていない方は、一度観てみて下さい。

 

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2005年8月27日 (土)

玄関先のハンター

 うちの家の玄関の外灯に、この時期虫が集まるのだが、言葉通りの「飛んで火にいる夏の虫」を狙って、こいつが住み着いている。

 こいつとは15cmほどのヤモリです。名前はまだありません。

gecko  よくよく観察すると、光に美しく反射するオパールのごとき眼、この個体は我が家の外壁に色を合わせているのか、色素が薄く、四肢の細いところは半透明にすけている。

 二度ほど蛾を口いっぱいに頬張っている場面に出くわした。

 以前にもちょっと書いたが、私の母方の実家は神社の神主の家系で山の中にある家なのだが、子供の頃、夏休みに泊りに行った時、夜になると家の光に寄ってくる虫を狙って、玄関横の障子にいつも動き回るヤモリのシルエットが映っておりました。そういえば蛍を食べてお腹が光っているヤモリも見たなぁ~。(遠い目)

 そんな事で私は、ヤモリを見ると子供の頃の懐かしいノスタルジーを感じてしまうのです。

 ヤモリをただの爬虫類と侮る事無かれ、天井にでもくっついていられる秘密は、ファンデルワールス力(りょく)(分子間力とも言う)を使っているからなのですぞ!

 ヤモリの足の秘密がわかれば、無重力&真空中でもグリップできる宇宙服用の靴のソールができますな。

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2005年8月26日 (金)

BALAS ROJAS

 終にと言うか・・・DeAGOSTINI社のオマケ付き雑誌“チャンピオン・バイク・コレクションNo.26”に手を出してしまった。この前のMVの時は見て見ぬ振りをしてやり過ごしたのだが、今回はだめだった。

 その今回の御題は「DERBI 125GP」ホルへ・マルチネスが1988年にチャンピオンになったモデルだ。IXO製の1/24の模型が欲しくて1790円を払ってしまったのです。

derbiこのDERBIのクロモリ・トラスフレームと、スペイン空軍の兵器開発局の風洞から生まれたエアロ・カウリング、もし実車が目の前にあったら、松永はどうなるのでしょうか?

 たぶんスクレーパーで剥がさないと取れないくらい貼り付いちゃいますね。一つのパーツにつき、10分間凝視です。(ジーって)

 このスペインという国は、二輪四輪共、キラ星の如くの『走る宝石』を生み出す事があります。二輪ではDERBI、JJ.Cobas、モンテッサ、ブルタコ、四輪ではあのエンツォ・フェラーリが嫉妬して「右に曲がるのに左にハンドルを切らなきゃいけない車」と毒づいたと伝説のある、PEGASOがありますもんね。

 ちっちゃなスペインの赤い弾丸(BALAS ROJAS)を掌に載せてうっとりと眺めています。1800円弱でちょっといい気分になりました。

 

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2005年8月25日 (木)

停滞期

 本当に体重が落ちない・・・食事制限して、筋トレして、朝練して、この一週間で1kgだけの減量。

 今日も筋トレ後、広背筋が鈍く痛む。ただこの前から“レイジングブル”を繰り返し見ているため、「痩せている時のデニーロのようになるのだっ!!」とテンションだけは以上に高いのに、体重計に乗ると、その結果に一気にテンションが落ちてしまう。だってあれだけ頑張ったのに200g位しか減ってない時があるんだもん・・・。

 ジムにプロボクサーの方が来られていたのでお話をすると、「減量は停滞期が一番辛いのですが、そこを抜けると又、体重が減り始めるから、気を抜かず耐えるように。」と、また「まめに体重計に乗るように。」とも言われました。精神的な緊張感が大事だそうだ。

 8月一杯までは今までのメニューですが、9月から新メニューとの事、帰り際のトレーナー氏の「期待しててくださいね。(ニヤリ)」の一言がちょっち怖い・・・・。

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2005年8月24日 (水)

仕事の合間に

espresso  外回り中、3時のお茶の時間になり、あの公園の近くだったので、ハイエースを改造(エスプレッソマシンとか、コンロ、冷蔵庫をつけたりしている)して、営業している移動式カフェ(屋台とも言う)のエスプレッソを喫みマターリしました。

 画像を見てもらうと、三口程の量ですが、エスプレッソなのでそんなもんです。入れたてのエスプレッソは香り・・・最高だ・・・喫み終わりのカップの底の残ったじゃりじゃりのコーヒー味のお砂糖を、マドラーで掬って食べるのが、お菓子の代わりです。

 コンビニで缶コーヒーよりも、贅沢な時間を過ごせました。

 値段ですか?210円でした。

 個人的な意見を言わせてもらうと、屋外で入れたての煎茶とかお抹茶があるともっと最高なのですが・・・そりゃ贅沢ってもんですね。

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2005年8月23日 (火)

Shagadelic!

 今撮影中のボンド映画『カジノロワイヤル』で使われるボンドカーが発表になった。なんとNew FIATパンダらしい・・・それでいいのかジェームス・ボンド・・・

 ボンドの愛車は、やはりスポーツカーでないと・・・なんだかなー。

 こちらに今までのボンドカーに関するHomePageを貼り付けておきます。

 ここのコラムにある、ゴールドフィンガーが乗っていたThe Rolls Royce Phantom IIIの説明でレジストリーナンバーが「AU1」となっているのにうなった・・・だって金の元素記号はAUですから!

でも「金が一番」ってのもべたですな。

 ちなみにジェームス・ボンドのデビューした原作版のカジノロワイヤルではベントレーの4 1/2Ltでした。しかし60年代が舞台の原作のお話を、21世紀を舞台にどう繰り広げるのか?ベントレー→パンダとなったのはなぜ?今のベントレーのコンチネンタルGTでいいじゃん・・・

 やはり20世紀FOXで作られた、おちゃらけパロディー版の前作カジノロワイヤルの影響があるのかな?

 でもあれは、ある意味リアル・オースティン・パワーズだからな。ちょっち心配・・・。

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2005年8月22日 (月)

最終ラップ・最終コーナー

 昨日、モト・ラボロの神宮司(じんぐうし)社長から「BOXER CLUB(旧車BMWのスペシャルショップ)の神宮司(じんぐうじ)さんからかっこいい写真もらったのでそっちに送るよ。」と電話を頂いた。

mazvsnemoto  「届きました。」の御礼の電話をかけると、「前を走る根本さんは加速に入っているのに、松永君はまだ旋回中でアクセルが開けたくても開けられない感じだね。」とも・・・おっしゃる通りでございます。あーっこの人の前では写真一枚で全てが解ってしまうのだ。「でもこの写真、雰囲気在るよな。いい写真だよ。」「昨日、うちに着たんだけど、直ぐ見せたくてさ、昨日のうちに転送したから。」で、8月21日の午後3時にはここににあります。

 両ジンさん、ありがとうございました。

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2005年8月21日 (日)

神は細部に・・・

 この前の記事に書いたDVDの第一段、ボクシング映画“レイジング・ブル アルティメット・エデション”が昨日届いた。

 昨日は町内の納涼祭で、町の子供たち相手にテキヤの兄ちゃんの様な仕事をし、片付け等が終わったのがPM10:30、へとへとであったのですが風呂に入りさっぱりとして、PM11:00より普通に鑑賞。今日はいつものようにAM4:30に目が覚めたのだが、あいにくの雨で朝練ができない。なので朝練の代わりに、今回は副音声のスコセッシ監督のコメンタリー付きで鑑賞する。

 この映画で、かねてよりどうしても確認したい事があったからだ。それについて監督が何か言っているのではと期待したのです。

 それは映画が始まってから32分11秒~29秒の18秒間のショットについてです。そのショットについて説明しましょう。

 シュガー・レイ・ロビンソンと怒れる牡牛(レイジング・ブル)ことジェイク・ラモッタの第二戦、ラモッタがシュガー・レイ・ロビンソンからダウンを奪うところからです。デニーロ演じるラモッタがこちらを向いたままニュートラルコーナーに下がり、そこからリングの端を時計回りに動きながら、ダウンから立ち上がった相手に向かっていくまでの18秒。

 ただの18秒と思う無かれ、その中で時間圧縮が起こるのです。ニュートラルコーナーに下がり始めるあたりは普通のスピードです。そこからスローになり相手に向かい始めるあたりで又スピードが上がりスローから普通のスピードに戻ります。

 その事について監督は「ラボで加工などしていない。カメラの回転スピードを変えた。」と。

 絶句である・・・何が絶句かって。監督の言っていることが本当ならば、途中でシャッタースピードが変わっているのに普通に画面が流れているんですよ・・・マニュアルのカメラをかじった事のある人は解るはずです。スロー撮影にすると言う事は今までよりシャッタースピードを上げなきゃいけません、すると露出も今までのままでは足りなくなるので絞りを開く、それとも照明を強くするのか、絞りを開くと焦点深度が変わるのでピントも変わるはず、照明が変われば影とかに粗が出ているかも・・・。なのにこの映画のこのワンショットは何事も無かったように、ただ時間軸が普通のスピード→スロー→再び普通のスピードとなるだけである。

 DVD鑑賞の特権で、このシーンを私の持つDVDプレーヤーで、できる限りのスロー再生をしてじっくりと確認してみた。やはり何事もおきない。ばっちりピンの合ったちょっと巻き毛かかったデニーロの髪の毛、動く筋肉の影が作り出す微妙なグラディエーション、リングの向こうで試合を見守るわざとちょっとピントのはずされた観客の顔・・・微塵の破綻も起すことなく事が進むのです。匠の技に溜息しか出ません。

 作り手の魂がフィルムという名のケージの中に閉じ込められているような映画です。

 こういった映画見ないでどんな映画見るんです?

 

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2005年8月20日 (土)

チェコの誘惑

 今、店頭に並んでいる雑誌Esquireの9月号の220p~221pにかけて「後藤繁雄のオマージュの読書術」というコラムに「言葉の魔術ということ」という題でチェコの劇作家カレル・チャペクの記事が出ています。

 実はこのBLOGを始めたばかりの頃、カレル・チャペクの記事を自分も書いたのですが、推敲の段階で「マニアックすぎる。」と、弱気な理由でボツにした事があります。メジャーな雑誌Esquireでちゃんと記事になっている事に対し、Esquireと比べれば読者数は限りなく0に近いマイナーなこのBLOGの分際で、ただマニアックすぎるという理由で記事をボツにした自分の思い上がりに今更ながら腹が立つのです。しがらみのほとんど無いマイナーであるって事は、ある意味書き手にとっては強みであり、公序良俗に反しない限り何でも自分の意見を言えたはずなのに・・・。

800px-Tatra_87 前置きはこの位にします。チェコである!!!かねてより私にとっては興味津々の国なのです。カレル・チャペクをはじめとする児童文学、イジー・トルンカ、ヤン・シュバンクマイエル等の人形アニメーション、自動車はcz-4-1969ポルシェ博士がこれをコピーしてVWを作ったといわれている、ハンス・レドヴィンカ博士設計のタトラ、 二輪ではかつてGPに出ていたCZやJAWA、CZにいたっては、ピストルでは世界一の品質のものを今現在も作っていて。将に「チェコの技術は世界一ィィィィィィッ!!!」と叫びたいくらい、技術力の高さの証明でなのです。

 かつて、投資の記事のコメントにも書きましたが、EU加盟後の経済発展もこのようなソフトとハードのレベルの高さから、旧東側の国の中でチェコが一番の発展をするのではないかと期待をしているのです。

 なので、ハプスブルク家が統治していた帝都プラハにモーレツに行ってみたいんですね。

 それと、感想が遅れましたが前述のEsquireのカレル・チャペクの記事良かったです。私はこの2ページのコラムのためだけに今号を買いました。彼の著書“子犬のダーシェンカ”は持っていた筈なのだが、またまた行方不明だ・・・。さあ、本の腐海を探検だ。

 

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2005年8月19日 (金)

ACT決勝アルバム

 ACTクラス決勝の画像を、誠さんのチームスタッフのコーザイさんに撮っていただいていました。順番に並べておきますので、おとといの記事を読み読み見て下さい。

IMG_0749   IMG_0797 IMG_0778IMG_0819IMG_0835IMG_0833IMG_0837IMG_0838

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2005年8月18日 (木)

汚名

 昨日、本屋に行って驚いた。

 ヒッチコックの“汚名”のDVDがレジ横で500円で売っているのである。

 目が点である・・・いいか皆、500円だぞ!ワンコインだぞ!こんな安売りしていいのか・・・いい映画なのに・・・(しょぼーん)

 どうしたかって。もちろん買いました。この頃のイングリット・バーグマンって本当に綺麗ですよね~。最近はこんな女優さんいませんよね。

 近年、この映画は、まんまジョン・ウーにパクられて“ミッション・インポシブル2”って映画として生まれ変わっていますよね。

 でもオリジナルの“汚名”の方が断然いいんです。

 しかもシベ超の水野晴郎総監修なんだ。

「いやあ、映画って本当にいいもんですよね・・・。」

 Blog書くのはこの位にして“汚名”を観ます。

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2005年8月17日 (水)

値千金の笑顔

 8月14日決勝当日、午前4時30分、いつもの早朝トレーニングのおかげでどんなに疲れていても勝手に目が覚めてしまいます。いつものジョギングの変わりに散歩がてら新しくできたミニコースに向かい、ミニコースの中を歩いてみたり、軽くアップしてみたり、コース脇のフェンスを利用して、いつもジムで習っているストレッチをやってみたりと、体に軽く熱をいれ今日一日のウォームアップです。

 6時30分、パドックに向かい行動開始。タイヤの空気圧を確認し、昨日ちょっと濃い目だったキャブセッテイングをワンランク薄めに、そして昨日のジンさんとの話の通りフロントフォークの突き出しを3mm変更し、前下がりの状態にする。(これでハンドリングが改善されればよいのだが・・・)横目でそれを見ていた鶴岡さんが、「こうなるよ!」とばかりジェスチャーつきで、ハンドルが切れ込んで転倒する私を演じている。それを見ている桑森さん馬鹿ウケ・・・

 しかし、暑いです。汗がいくらでも出ています。決勝のスタート前チェックの時間が迫ってくると、いやいや革つなぎを着て出陣です。隣のテントブースでも誠さんが出走準備を始められました。そうそう、誠さんはいつもレースクイーンを雇われてレースをされている、サンデーレーサーでは稀有な人物です。しかも今回のレースクイーンは春菜さんという18歳現役高校生のモデルさんで、なんでも本来はパリコレとかファッションモデルとしてモデルエージェンシーが育成中の方らしく、足が長く(しかも膝下が長い・・・)スレンダーで美人と来ている。誠さんはそのレースクイーンの方をエスコートし出撃です。

haruna  日差しから逃げるために、スタート前チェックが行われているパドック前のピットの中に避難していると、前述の春菜さんが微笑みながら「頑張ってくださいね。」と、「あなたのその笑顔、値千金だよ。」と返すとまたにっこり。それこそパリコレでその笑顔をすれば、デザイナー界の皇帝Karl Lagerfeldだって跪いて、「私がデザインしたマリエを着て欲しい。」と哀願するんじゃないかな。美人は世界の重要文化財です。 いつもはスタート前のピリピリしている時にリラックスでき、春菜さんに感謝!でもこんな人をレースクイーンとして、個人で雇う誠さんっていったい・・・凄過ぎです。

 さて、ついにスタート時間です。レッドシグナルがオフ、タイミングは良かったのですがクラッチミートの回転がちょっと低く加速が鈍い・・・後続に呑まれそうになるが、オープニングラップが終わるころには予選順位で同じ様なタイムを出していた集団に追いつきました、それと昨日に比べハンドリングがずいぶんまともになっています。さすがジンさん。

 集団の中には、Plus1の内田社長のDUCATI F1 モンジュイと雑誌RIDRES CLUBの根本 健選手がいます。根本選手のマシンはMOTO GUZZIのV7SPORT、私のマシンより年式が古いんです。私にとってはもうイケイケの追撃モード、内田選手を除く集団の全ての選手を抜き、最終周、黄旗の所でテイルトゥーノーズにまで近づきます。がここで根本選手は私の作戦のさらに上を行きます。ダブルヘアピン前の緑旗を確認するとともに初速の遅い私と内田選手を一気に抜きにかかります、それにびっくりした内田選手がパニックブレーキをかけました。その隙に私も内田選手のインを挿し、先行する根本選手に必死に追いすがります。maz-ken 最終コーナーを根本号との間にほとんど車間の無い状態で立ち上がり、メインストレートをスリップストリームを使い追い越しをかけますが、半車身差で及ばず根本選手に負けました・・・悔しかったけど今回のレースは面白かった・・・。

 誠さんのレースレポートはこちら

 でもリザルトをみて見ると1’50”を切れてないです・・・ガーン!!!(涙)

 リザルトはこちら

 まだまだ修行が足りないのですね。

 

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2005年8月16日 (火)

それ、おんなじことだ

「朝、起きた時ね。プー」と、コブタがようやく言った。「いちばん最初、なに考える?」
「朝ごはん、なんにしようかな、って考えるよ」と、プー。「きみは?コブタ」
「ぼくね、今日はどんなワクワクすることが起こるのかな、って思うんだ」
 プーは深く考えるようにして、うなずいた。
「それ、おんなじことだ」

A.A.ミルン  クマのプーさん

 38℃を越える酷暑の中、岡山国際サーキットにて予選、決勝と2日間に及ぶレースに出走してまいりました。

 金曜日の記事に書いた作戦の通り、土曜日のスケジュールをこなしていったのですが、タイヤ銘柄を換えたところで問題発生です。オートバイが曲がりません、フロントタイヤのラウンド形状が今まで使っていたタイヤが尖っているのに対して、新しい銘柄のタイヤはなだらかな円形、コーナリング中にアンダーステアが出てしまい、クリップにうまく付けなくなってしまいました。ただ誤解無きように申しますが、そのタイヤが駄目とかじゃなくて、私の愛機の今のサスペンションセッテイングとの相性が悪いってことだけです。グリップ感とかは本当に素晴らしいですよ!「何しても滑らないーっ!」って感じの安定感をライダーに与えてくれます。

 状況をジンさんに報告し予選までにサスセッテイングです。高い気温に配慮して熱ダレしにくい固いダンパーオイルに入れ替えたりして、予選に挑みます。

tsuru-bmw  予戦時はBMWに乗る鶴岡選手(GUZZIで筑波サーキットのコースレコードをもっていた人)にピッタリと付いて周回するも(ギャラリーからは「鶴岡選手の背中を見ている私の目がヘルメット越しに見えるくらい、なんかメラメラ燃えてたよ」と、あかんあかんクールじゃないやん自分)、で結果は1’53”008で22位/37台で昨日の練習の時より2秒遅いタイムでガックシです。予選結果はこちら

4guzzi2  フロントサスの動きは動きはだいぶ滑らかになっていい感じなのですが、アンダーステアの解消という処まで至りません。曲がらない愛機を相手に、「曲がれーっ」とばかり、いつもより余分にバンクさせているので、ツナギの右膝についているバンクセンサーが削れ過ぎて無くなってしまいました。 

 再びジンさんと相談、翌日の決勝は2時過ぎからなので、ぶっつけ本番にはなるけど、決勝までにフロントサスペンションの突き出しを3mm変えてみようということになりました。

 みんながマシンをピットガレージに仕舞い、夕食のバーベキューの開始です。

 松阪の竹中さん(この人もGUZZI乗り)に送ってもらった、サシのたっぷり入った美味しい美味しい松阪牛を仲間のみんなと楽しみながら、心の中はマシンのハンドリングのことでちょっとドキドキな感じと、ウエイトを落として良く動く様になった体のお陰でちょっとワクワクしたりと、不安と楽しみが入り混じった不思議な感覚で明日のことを色々と思っています。

 仲間と談笑しながら、ふと、この相反するドキドキとワクワクは、明日のレースを走る上での気持ちの裏表なだけで「それ、おんなじこと」なんじゃないかと思い始めて気が楽になり、みんなとバーベキューを囲みながら、再び馬鹿な話に花を咲かせるのでした・・・。

明日の決勝篇につづく・・・

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2005年8月15日 (月)

もうちょっと待って

 この週末あったモト・ルネッサンスの報告ですが、もう少しお待ちください。

 水曜までには原稿上げます。ただ今、資料集め中です。もちろん松永は無事ですよ。

 今日は筋肉痛とかは無いのですが、灼熱のサーキットに3日間いたおかげで、日焼けで鼻の頭の皮は剥け、軽い熱中症に罹っていたみたいで食事がのどを通らず、水物ばかり口にしています。まるで夏バテのようです。

 あと今日はさすがにトレーニングを休み映画を見に行きました。もちろん前々から言っておりました“スターウォーズ・エピソードIII・シスの復讐”です。

 感想はかつてこのBlogに書いた通りの、オビ・ワンの台詞が現実となってしまいました。

 SW-FANとしてはかなり寂しい・・・。

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2005年8月12日 (金)

週末が待ち遠しい

 今日の練習走行の感想です。

 ほぼ、課題については、めどが立ちました。明日の午前中も練習走行枠30分×2本あるので、今日は課題に専念してインフィールドセクションを無理をしないでサラッと流したら、1分51秒・・・いいじゃん、ちゃんとインフィールドを試合中のように攻めたら・・・楽しみです。一度、最終コーナーをハイペースでクリアした時、立ち上がり時にアウト側の縁石を踏んで「ビクッ!!」としましたが。何のことはないとわかりましたので、明日は確信犯で行ければなぁ~と思っております。

 明日の作戦は、朝一でニュータイヤに履き替えて、練習走行枠一本目はタイヤの感触をつかみ、二本目は予選のシミュレーションで10分間のタイムトライアルを2回(予選時間と同じ10分間に集中して、結果を出せるか、という練習。)。

 夕方4時半より10分間の予選がありますので、練習終了からそれまでにエンジンオイルの交換をします。夏場なのでオイルには厳しい暑さです。油温が100度を超える時があります。

 今このBlogを一度自宅に帰って書いています。だってお盆だもん・・・いろいろあるんです、行事が。(これでも本家の不良長男)

 それとトレーニングにも行って来ました。今日より田舎の方に帰省中のトレーナー氏がメニュー表に今日の為の軽いトレーニングメニューを作ってくれていました。

 その最後の欄に「試合、頑張ってきてください。」と添えてありました。(涙)

 明日は2時半起きの3時前出です。

 なんか本当に「週末が待ち遠しい」。

 てな訳で、明日はこのBlogをお休みとさせていただきます。

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やることはやった・・・

 今日よりサーキットに入ります。

 これまでやるべきことはやりました。 今日の練習走行で筋トレ中に考えた今回のレースの課題を、いろいろと試してみるつもりです。

 課題その1

 ウィリアムズコーナーをもっとスピードをのせてモスS~アトウッド・カーヴまでの高速セクションの単位時間を短縮する。

 課題その2

 マイクナイトコーナーを今までは2速で回っていたが、エンジン回転が上がり過ぎて、マシンが曲がりにくくなっているので、コースが下っているのを利用し、早めに3速に上げてスピードを乗せて最終コーナーに向けてアプローチする。

 この二つが今回の練習走行の課題だ、これが成功すれば、1分50秒は切れると思う。

 考えたくないが、失敗すればいずれも高速コーナーなのでただではすまない・・・。

 岡山国際サーキットのコース図はこちら

 暑さにばてないスタミナを持ち、恐怖心に飲み込まれず、繊細な身体コントロールができ、心はHotで、頭はCoolでいけるよう、精進してきます。

 明日の予選、明後日の決勝には良い結果が報告できるよう頑張ります。

 将に「人智を尽くして天命を待つ」と曰んやです。

 

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2005年8月11日 (木)

Amazonジャンキー

 今日の御題「Amazonジャンキー」と言っても、別に「仮面ライダーアマゾンが死ぬ程、好きだぁー!!」なんて夕日にに向かって叫ばないし、「ギギの腕輪っておしゃれ♪」なんてことも少しは思うがそんなに思わない。

 ↑だれか止めるように・・・。

 もう賢明な皆様はお分かりですよね。Amazon.co.jpのことです。

 「松永さま、おすすめ商品があります。」って私の一番柔らかい所に匕首を突きつけるが如く、ストライクな商品を連荘で薦められ、「こうたーっ!、こうたーっ!!、こうたーっ!!!」と買ってしまいました。まるで格闘ゲームで連続コンボを決められたようなものです。

 以下に貼り付けるAmazonのアフェリエイト広告が今日、私が誘惑に負けて買ってしまったDVD達だ。笑いたくば笑えばよい。

 あーそこそこ・・・「あのー言い難いんですけど・・・これらの商品って、何かしらの形で今まで出ていたやつをお持ちなんじゃ・・・」なんてこと言わない様に、悲しくなるから。 

 なお懲りずに、もう一つ「こうたやめた音頭」を踊っているものがあるだな。本当にどうしようか激しく悩んでいる。それはこれだ!

だって・・・ピーター・セラーズ好きなんだもの。

Amazonめっ!!こんなのをおすすめとして送り込んでくるとは、抜け目の無いやつよのう・・・わーん(涙)

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2005年8月10日 (水)

速いからや

「松永選手は、なんでMOTO GUZZIでレースやっとるん?」

 今からさかのぼる事、もう4~5年前になるだろうか。その当時、私が出走しているレースクラスACT(Air Cooled Twinつまり空冷二気筒エンジンのバイク)クラスの常勝ライダー、愛媛の阿部さんの質問です。岡山のTIサーキット(今は名前が変わって岡山国際サーキット)で氏はMOTO GUZZI使いとして、敵無しの時期でありました。

 私が答えに困っていると、「『速いからや』って答えんでどうする!」と笑いながらも目は真剣です。そしてこう続けられたのです。

「音楽で100万枚とか200万枚売れているドーデモいい曲が世の中には仰山さんある。一方、年間何枚売れているのっていうJAZZも片方である。どう考えても商業的にはJAZZの完敗や。でもなんで、そのJAZZがこの世から無くならないで今なお評価され続けていられるのは、それは音楽的な本質がちゃんとしてるからとちゃうかな。音楽性の実験とその実践で、音楽の一番先っぽのエッジの部分で今なお歩みを止めず、進歩しているのがJAZZ、しかもBeBopやで」

「それと同じでレーシングマシンの本質は何や?そう『速さ』やろ。『好きです』って理由もええけど、こんなけったいなオートバイでレースしてて、このマシンが『好きです』なんて動機はあたりまえやん、普通の人とは違う選択をしているからこそなお、その物の本質、『速いからや』と答えられへんとあかんのと違うかな?」

 その時の私は現在の私ほどまだレースに対してハングリーでなく、ましてや速くも無く、自分に問いかけてもらっているのに、ただ「この人すごい人だぁ~。ちょっと自分とは次元の違う話だ」と距離をおいて聞いていた処があの時はあったなと、今現在になって気が付き、もっとはやく解っていればと後悔の日々です。この会話中、「この本読めば速よなるわいっ」と紹介されたのが“そして、風が走りぬけて行った-天才ジャズピアニスト・守安祥太郎の生涯”という本です。

 ・・・何度も読み返しました。しかも頻繁に読むようになったのは、やはり去年の転倒後からです、レースが近くなるときまって枕元に置き、寝る前に読むのです。何度も何度も・・・

 この話の後しばらくして、阿部さんはサンデーレースをきっぱりと止められました。アルトサックスを精進されていると伝え聞いています。今でもたまに電話すると開口一番「松永選手、コルトレーン聴いてるか?BeBopは理解できたか?」と・・・。

 私の答えは「まだまだ僕には解りません」

 かつてこのBlogに真っ暗な道を照らしてくれる人の記事を書きました。私は阿部さんにレースを引退されてから直接会ってはいませんが、私にとって未だしっかりと道を照らしてくれている一人なのです。

 最近やっと他の人から「いやー松永さん、最近速よなったよねぇ~」と言われるようになってきました。

 私は「もともとGUZZIは速かったんですけど、ライダーが屁たれだったんですわ。でも自分的にはまだまだです」(未だBeBopを理解して無いように(心の声))と答える。

 そうMOTO GUZZIは速いのである

PS:もう一冊、レースが近くなると読まずにはいられない本があります。サン・テクジュペリの“夜間飛行”です。 やはり私は気が弱いのですね・・・。レース前には、この二冊の依存症となるのです。

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2005年8月 9日 (火)

さて今週の週末は

 今週末は、岡山国際サーキットにて、私が出走するアマチュア・二輪レース『夏のモトルネッサンス』開催です。頑張るのだ~。いつもの儀式「皺無しゼッケン貼り」も今日済ませています。ただ・・・ゼッケン番号は4番・・・去年は13番だったような・・・まあ、私はこんな数字ジンクスを気にはしない人なので、とにかく皺がよらず綺麗ならOKっ!guzzi-rocinante

 さてさて、ライダーの方の仕上がりであるが、かつてこのBlogに書いた体重と体脂肪率のノルマを未だ達成できていない。こんなに厳しい食事制限をして、朝、自転車をこいで、夕方からトレーニングジムで筋トレをしているのに、非情にもなかなか体重が希望通りには減らないのである・・・・ただズボンのウエストとかはブカブカになってきており、ベルトの穴位置が足りなくなり、段階的に2回程切っている、脂肪→筋肉に変わったのかと思い、体重計についている体脂肪率の値を見ると思ったほど減っていない。

 そのことをトレーナーにも報告したのだが、「見た目すごい痩せたのに、体脂肪率の値が変わらないのはおかしいですね!」とのこと。

 おかしいと思ったら、根本から疑ってみよう。←これレースで身に付いたリスク管理の考え方。体の容積サイズは明らかに落ちている。体重が思ったほど落ちないのは、筋肉が付いてきているからと思われる。筋肉は脂肪の三倍の比重だ。ただ体脂肪率の値が変わらないって・・・・・(長い沈黙)・・・・・「体重計がおかしい?おかしいとすればどこが?そうだ、違う体重計に明日乗ってみよう。」(心の声) と言う結論に達しました。

 でも他の体重計に乗った結果、自宅の体重計が正しかったら・・・・更なる猛トレーニングだなこりゃ。片方の眉毛剃って山に篭るしかないか(笑)。

 土曜日が予選、日曜日が決勝の今回のレース、既にトレーニング中、自分の世界に入りこんでいると、今から頭の中は“ベン・ハー”の戦車競争シーンのファンファーレが流れている。

 あぁ週末が待ち遠しい・・・

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2005年8月 8日 (月)

伯父道二日目総論

二つ三つばかりなるちごの、急ぎてはひ来る道に、いとちひさき塵(ちり)のありけるを目ざとに見つけて、いとをかしげなるおよびにとらへて、大人などに見せたる、いとうつくし。

清少納言  枕草子

 今日もクタクタです。本当に子供は元気ですねぇ~。午後から涼しい所に連れて行こうと、山の方にある公園につれて行きました。

20050807144856  個人的に私の好きな公園で、広い芝生の中に大木がポツンポツンと立っている様、写真の奥に見える山の手へと続く階段が欧州風の庭園を思わせ「我が町のヴィラ・デステだ。」などと勝手に思っている公園なのだ。「こういった所で、芝のきれいな時期にクラシックカー&バイクのコンクールやれると素敵なのに。」と来るたびにいつも思っていたりします。だってハイシーズンの今でも写真見て解るようにガラガラですよ。田舎だもんね。

 まあ個人的にも隠れ家?的な所で、時々この公園に来ている移動式カフェのコーヒーをオープンエアのベンチに座って小説を読みながらまったり・・・なんて楽しみが損なわれない程度でね。「あまり騒がしくなるのもちょっと・・・」という本音もあります。

 私の事はこの位にして、ここに帰省中の4歳の甥坊主と一緒に来たわけなんですが、普段見た事の無いガラ空きの広い芝生にたいへん感激したのか、いきなりこちらの予想を超えた行動にでたのです。

「でんぐり返りする!」と言って。帽子を取るやいなや実行である。たまたまその時、携帯のカメラモードを起動していたため決定的な一枚を記録することができました。20050807144957

 その後、水の広場という噴水のある遊び場に出撃だ。パンツ一丁になりずぶ濡れになって遊ぶこと小一時間、怪我が無いようにと遠巻きに見守るのも結構疲れるものです。友達の出走する二輪レースのピットクルーをする時より疲れました。(どーゆーたとえじゃ!)

 甥坊主は汗だか水だかなんだかわからない、ビシャビシャのドロドロなので、パンツ一丁に靴を履かせ、駐車場まで歩かせると、山の風ですっかり乾き、車に積んであったタオルできれいに体を拭き、服を着させてジュースを飲ませながら家路に着きました。 

 家に帰ると、昨日は人見知りをしていた姪(9ヶ月)がすっかり馴れて、私の顔を見ると笑いながら這い這いをしてきて、その道すがら拾った小さな小さな紙くずを、さも宝物を見つけたが如く嬉しそうに遊ぶ所作をながめながら、冒頭の“枕草子”の一説が、私の灰色の脳細胞によぎったのでした・・・。

 

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2005年8月 7日 (日)

怪獣が2匹

 昨日から甥(4歳)と姪(9ヶ月)が帰省してきています。

 確かに伯父としてはこの二人かわいいのだが、独身貴族の私としては、正直疲れる・・・。甥を肩車をして猛ダッシュしたりとかジャンプしたり。さながらMr.インクレディブルのノリなのです。

 下手な筋トレより汗掻きます。しかし子供は疲れないのか?昨日の炎天下の中、かけっこをあれだけして・・・100mダッシュのインターバルを10本位させられたような・・・伯父さんはもうフラフラで、膝が笑っています。(甥は疲れたら「肩車して」とくる。)

 まあ、去年の筋トレ開始時に比べて、減った体重>甥の体重なので何とかなりますが。

 今日はジムが休みの日なのでその分の埋め合わせにはなりますがね(笑)。チビたちの帰省している間は、Blog書くのにもそんなに時間が取れそうにありません。

 伯父さん稼業2日目に突入です。

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2005年8月 6日 (土)

暑中御見舞い申し上げます

20050806083239

 皆様、連日の暑さの中いかがお過ごしですか。6月7日の記事“朝顔”で書きました矮化朝顔が今日の朝、今年初めての花をつけました。

 この画像を持ちまして、私からこのBlogをお読みの読者の皆様への暑中御見舞いと致したいと思います。

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死んでます・・・

昨日の日中、ものすごく暑くて・・・

自転車で外回りをしながら、滝汗・・・

のどが渇くので、水気を取りすぎたみたい・・・

家に帰ってから、思いっきり下痢・・・&脱水症状・・・

なので今日のBlogはここまで・・・

「ギュルルゥ~」

アッ!!トイレ・・・トイレ・・・

ハバネロの時より厳しいかも・・・

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2005年8月 5日 (金)

雪中の松柏

雪中松柏愈青青、
扶植綱常在此行。
天下久無龔勝潔、
人間何獨伯夷清。
義高便覺生堪捨、
禮重方知死甚輕。
南八男兒終不屈、
皇天上帝眼分明。
 

 高校時代、剣道部で稽古が終わった後、黙想をし、この漢詩(Blogの性格上横書きなのはごめんね)を毎日暗誦させられていました。

読みは

雪中の松柏 愈(いよい)よ青青(せいせい)、
綱常を扶植するは此の行に在り。
天下久しく 龔勝の潔き無く、
人間何ぞ獨り 伯夷のみ清からんや。
義高くして便(すなは)ち覺る 生は捨つるに堪(た)へ、
禮重くして方(まさ)に知る 死の甚だ輕きを。
南八 男兒にして終に屈せず、
皇天の上帝 眼 分明なり。

となります。

 ジムで山本君と昔話となり、この「雪中の松柏」の漢詩の暗誦をまだできる?といった事になり、忘れかけていたのをwebの力を借りてここに調べていたのですが、レースのために苦しい日々を送っている今の私は、この漢文を読んで身につまされる思いがしました。

 それにしても高校の時、何も解ってなかった・・・悔しい・・・過去の自分の馬鹿さ加減に・・・。

 懐かしさと、悔しさと、今の自分の状態を鑑み、急遽Blogに掲載する事としました。

意味

雪の中であっても松柏は葉の色が青々としている、(逆境の中でも意気が盛んである。)
人のふみ行うべき道徳をしっかり打ち立てるのは、この行いに在る。
世の中、ずっと龔勝のような潔さはなかった。
人の世、なぜ伯夷だけが清らかなのか。
義とは高いものであり、生を捨てても良いと自覚している。
禮とは重いもので、死を甚だ軽いものであるとまさに知る。
南斉雲は男の中の男であり、最後まで屈服しなかった。
天帝の眼(まなこ)はそのことをはっきりと見抜いておられる。

*龔勝、伯夷・・・二人とも、二君に事えること恥じて、食を断って餓死した官僚。

*南斉雲・・・兵糧攻めの極めて凄惨なことが起こっていた時であっても、順逆の理、義を最も重んじて最後まで戦った武将。

 この漢詩の作者、謝枋得(南宋末の人)も新王朝の元に仕えるのを拒み、この詩を吟じた後、食を断ち死を選びました(1226年~1289年)。

この漢詩より

『雪中の松柏』の意味は

困難や苦難に出会って後に、はじめてその人の真価がわかる。

また、普段は分からないが、大事に遭遇してはじめて君子の真価が現れることの喩え。

となります。

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2005年8月 4日 (木)

夏の匂い

 早朝、心肺能力を上げるため、晴れていればロードレーサー(自転車)のペダルを20km程踏んでいる。その後に5kmのジョギングです。

 AM5:00スタートの早朝ミニバイアスロンをしているようなものですね。

 インデュラインが強かった頃のチーム・バネストのサイクルパンツを穿き、アームストロングが在籍しているU.S POSTAL SERVICE Pro  Cycling TeamのTシャツを着ただけで、煩わしいヘルメットとか手袋とかはしません。もちろん何かあったときは自己責任なのは承知の上。自転車保険にも加入済みです。

 この時期、早朝の空の色が太陽が高くなるにつれ、ちょっとづつ美しいトルコ石のような夏の空色に変わり、空と水平線で区切られた海の色は、おろしたてのジーンズのような濃い藍色へとなっていきます。

 海に注ぐ川の河口近くで折り返し、河川敷を上流に向かうと、路肩に繁茂した夏草の青臭い草いきれの中に野生のハッカの香りが混ざった夏の匂いがしています。

 長い下り坂にかかると、その重力に甘えることなく、自らに鞭を入れ、ギアをトップにセレクトし必死にペダリング、65km/h位のスピードが出ています。耳が作り出すタービュランスで「ゴーッ」という風切り音が、頭の周りに纏わり付きます。生身の人間の体は、大気の中をこのような速度で移動するようにはデザインされていないのに今更ながら気が付くのです。

 まだ車の少ない時間帯、市街地に入ってもスピードを落とすことなく、交差点のクランクに近い90°コーナーを速度を落とさずクリアし、自宅の前までできる限りの力でペダルを漕ぐ。

 家に着き、動きが止まると、体温が上がりワッと汗が吹き出てきます。手短に汗を拭き、サイクルパンツを普通の短パンに、ビンディングシューズをジョギングシューズに履き替え、5kmのジョギングを開始です。

 周りを見ると、ラジオ体操に行くために子供たちが公園に向かっている時間です。

 このようにして、私の1日は始まります。全ては来年の耐久レースのために・・・。

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2005年8月 3日 (水)

ちょい右ー!いや、もうちょっと左ー!

 今をさかのぼること16~17年前の学生時代、MOTO GUZZIを買うため大道具のアルバイトをしていましたが、その作業の一つに、作ったセットに役者の立ち位置を決めるためガムテープでバミるというのがありました。

このBlogを読んでいる皆様、立ち位置を誰かにバミられてませんか?

何の話だって・・・本題はここからです。

友人のkuwaさんが仕事中にこんなものをメールしてきました。

日本版ポリティカルコンパス

私の結果を言うと、私は「保守左派」だそうです。

 自分的にはほんの少し右よりかなと思っていたのだが、この評価ではこういった結果が出たので少し驚いています。

 ただ、このいたくまっとうな私の結果にkuwaさんは納得できない様子。「超保守極右派」とか「無政府主義者」とか「エロテロリスト」とかを期待していたらしい。いったい普段から私のことをどう思っているのか?

さて皆様の結果は・・・?

 面白い結果が出た方は、コメント廉に「こんな結果でたよ♪」ってコメントを残していただけるとうれしいです。

では、やってみてください。

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2005年8月 2日 (火)

カリスマ

 昨日も閉店の21:00までトレーニングを頑張ってきました・・・。何か賑やかだなと思えば、なんか、全日本女子バレーの選手とかいるし。

まあ、私にゃ関係ないですけどね。

 ただ、このジムでお見受けする、トップアスリートの方々は決まって良い顔をされております。男前とか美人とかなんて評価基準と違う・・・何と言っていいか・・・雰囲気があるのです。

 速いオートバイなんかもカッコありきのデザインから来るカッコ良さとは違う、速く走るために作ったらこうなったんだ=意匠というべき形の集合体で、それがなんとも言えない雰囲気を作るものですが、人間もそれと同じで、贅肉が少なく、柔軟で、付くべきところに筋肉が程よく付いている・・・雰囲気が在るんですねぇ~。

 かねてより、このBlogにコメントをくれるzuka氏が「個性は脳味噌=思考に由来するのでなく、その肉体にこそ個性が存在するんだ。」という様なことを私に話してくれたことがありましたが、今の私は全くその通りだと確信いたしております。オートバイレースを7年やってきて、今まで私は何も解っておりませんでした。速さと言う意匠によって構成されたレーシングマシンには、やはり同じように速さのために鍛え上げられた肉体を持つレーサーが似合っているということです。当たり前のことですが、体を動かしてみないと、なかなか解らない事です。

 今の自分は、確かに1年前の自分よりかなり締まってきてはいますが、それは過去の自分に対しての比較で、「そこに速さの意匠が在るか?」と聞かれれば、「まだ在りません。」と答えるしかありません。ジムの鏡に映る自分を見て、「まだまだ」だと悔しい思いをしています。

 ただ最近は、漠然とではなく具体的に「体のこのパーツをこうしたい。」なんてリクエストがトレーナとできるようにはなれたんですけどね。

 そうゆう雰囲気を持った人をカリスマが有るって言うんでしょうね。

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2005年8月 1日 (月)

はー駄目だ・・・

 町内の会合で飲み会があった。(田舎はこんなのが多いのよ・・)

 私は節制中の身であったので、ちょっと顔だけ出してバックれようと思っていたのですが、しっかり、つ・か・ま・り・ま・ち・た・・・。

 ここで作戦だ!食事の取り皿にちょこっと食べ物をのせておき、さも食べているようにカモフラージュ、最初の一杯の生ビールを生ぬるくなるまでもたせ、なんとかビール半ジョッキを飲むだけで飲み会を耐えた・・・。

 でもしっかり会費は取られました←当たり前。

 かえって体重計に乗ってみると影響なし。(ほっと一息)

 しかし結構アルコール抜きの生活が長かったため、ビール半ジョッキで酔っ払ってふらふらだ。

 午前中は二日酔いだな・・・初めから行かないって言えば良かった。(マリアナ海溝より深く反省)

 酔っ払って上手くキーボードが打てないので、もうおしまいにします。

 筋繊維、壊れてなきゃいいけど・・・不安。

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