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2005年7月21日 (木)

ジムにて

 ジムの肱岡トレーナーにレース結果を報告することとなりました。

 私「肱岡さんごめんなさい、転倒してしまって・・・。あんなに一生懸命してもらったのに期待に添える結果が出せなくて。」

トレーナー:「それより体は大丈夫ですか?」

私:「すいません・・・」(しょぼーん)

トレーナー:「あのね、松永さん!僕たちがやっていることは勝負事ですよね。こんなこといくらだってあります。努力した人が全て良い結果がでることなんてないんです。世の中なんて不平等なんですよ!」

私:「・・・・・・」(わかってらい、そんなこと。)

トレーナー:「でもね!それでもなお成功する人もまた決まって努力してる人なんです。今回の結果は結果!もっと高みをめざし、自分を信じて、更に自らを研鑽するしかないでしょぅ~?」

私:「・・・・・・」そんなことも判ってると思いながらも、激しく感動&同意、38歳のおっさんがちょっと目をウルウルである。

 そうだ、そうだった・・・たぶん10歳位年下のトレーナー氏によって、もう一度思い出された・・・人生は死ぬまで今が延々と続いているのだ、明日・未来なんて無い・・・だから今が大事なんだ・・・そうだった・・・

 私は幸せ者だ、道に迷いヘッドライト無しで暗闇を進んでいる時、いつも誰かしら「こっちだよ」と道を照らしてくれる大切な人達がいる。

 本当にありがたかった・・・

 映画“アラビアのロレンス”の劇中にこんな台詞がある「人間には二種類ある。人生が書かれている者と、自ら書く者だ。」と。

 私も七転八倒し、泥芥に塗れ喘ぎながらでも、後者とならんがため、自らを研鑽していくつもりだ。

 ただ、『本身の一振り』と成らんが為に。

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コメント

七転八倒?
七転八起じゃないのかなあ。
僕は後者が好きだなぁ。
変な突っ込みですんまそん。

投稿: ocboo | 2005年7月21日 (木) 09時47分

ocbooさま
> 七転八起じゃないのかなあ。
七転八倒でいいのです。
私的には、地面に這いつくばって、もがき苦しむ感じで書いたのです。
英語表現ですとニュアンス的に最適なのは“struggle”となるのでしょう。

投稿: 松永 | 2005年7月21日 (木) 10時38分

苦境に立たされて後、改めて知る己の道。
一生死ぬまで七転八倒。
石の上にも10年(マス大山:談)
そして感銘を受けた映画の台詞も己を救う一筋の光りのごとし。

とにもかくにもお疲れさま。
そしてミケランジェロレーサーの新たなる旅立ちに乾杯。

投稿: zuka | 2005年7月21日 (木) 18時28分

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