マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ
社用車にて交差点の赤信号で停車していた時、路側帯から気合の入った自転車乗りの方が横に並んでこられました。
使い込まれてちょっとやれたメタリックブルーのフレームのロードレーサー。
自転車のカラーリングとは対称的なツール・ド・フランスの山岳賞で与えられるジャージ「マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ」を着て颯爽と私の乗る車の横で減速、斜め前まで来て止まる寸前に「カチリッ」と言う音と共に片足を少し捻り、ペダルに固定されている靴のビンディングをはずし片足ついて停車。(流れるような動作が横目で見ていて心地良い。)
信号が青になりそうになると外した足を「カチリッ」とペダルに固定し、パッと青になるや否や、ダッシュ!!見る見る小さくなり、街の喧騒中へ消えて行かれました。
マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ・・・・・自分的には自転車の山岳王といえばキアプッチ、ヴィランク、2004年2月14日に亡くなったパンターニです。しかし、最近は自転車レースをかつてほどフォローしていません。だって私のフォローしていたヒーローといえばローラン・フィニオン、ベルナール・イノー、ジャク・レモン、ミゲル・インデュラインの時代までですからー・・・残念!!
私事ではありますが、3年前に欧州をオートバイで走る機会があり、北イタリアのドロミテ峠の上りの道路に白いペンキで「Forza Pantani!!!」と路面いっぱいに大きく書いてあった思い出があります。その道はGiro d'italiaのコースだったのでしょう。
模型趣味のお仲間に日本屈指の自転車モデラーの方がいます。
その名はNOG兄さん!!
これがNOG兄さんの最新作、1938年バルタリが乗ったレニャーノだ。
でも作品の雰囲気わかってもらえますよね。
5月に行われた、静岡のモデラーズ合同展示会の時の写真ですが、展示会でも大人気だったそうです。
また、「自転車好きならとりあえず読んどけ!!」な本も二冊紹介します。
昭和9年に実用自転車での本州縦断レースを描いた自転車冒険小説、斎藤純著“銀輪の覇者”(早川書房)。
1999年からツール・ド・フランス6連勝中のチャンピオン、ランス・アームストロング。
氏のガン闘病からツール奇跡の復活、そして優勝を遂げるまでを綴った“ただマイヨ・ジョーヌのためでなく”(講談社)。
どちらも読みましたが、お勧めの二冊です。
さあこのブログのお題にもあるように、明日から週末です。
みなさんはどう過ごされますか?
わたしはどうかって・・・?
たぶん、先週苗を植えつけたサツマイモ畑に行っています。
では、みなさん良い週末を。
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