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2005年6月10日 (金)

The Hunger

_064

 夏のレースまでに更なる肉体改造のため厳しい食事制限も始めた。

 高蛋白(茹でた鶏の笹身)、野菜多めで炭水化物を出来るだけ少なめな食事は、ちゃんと取っていても、人間にとってのハイオクガソリン=炭水化物が無いので無性に空腹感が続く。

 ただ、絶え間ない空腹感の中で、以下の感覚、(嗅覚、聴覚、味覚)が研ぎ澄まされていくのが判り、自分のことながら驚いている。

 ひょっとすると、視覚も良くなっているのかもしれないが、もともと両目とも0.1よりも悪いド近眼なので、ただその実感がないだけかもしれない。

 デメリットとしては、眠りが非常に浅くなる点である。

 眠ればいつも食べ物の夢を見る、また、ちょっとした物音で目が覚める。

 嗅覚が鋭くなったと気付いたのは、コーヒーをカップ一杯飲んだ小一時間後、ちょっとしたことで掻いた汗でもう体がコーヒーくさく感じる・・・。

 味覚になるとさらに敏感で、甘いものは今まで以上に甘さを感じる。成長期の子供の舌の味蕾は大人の3倍甘さに敏感であると学生時代の生化学特論で習った記憶があるが、大人でも甘いものを絶つと、普段普通に食べていた物が実は凄く甘いと感じる。

 麻薬の禁断症状と同じで炭水化物という生命維持にかかわる栄養素を率先してとろうと、脳が「甘い」という感覚を増幅しているのではないか?思われる。

 ここまで書いていて「あっ・・・」と、気が付いた。このBlogの6月2日の記事「DZ-015」の中で紹介した花輪和一の獄中漫画“刑務所の中”で、収監されている囚人が甘いものに敏感になっていくことが画いてある。また作品中著者は別の囚人に「飯にしょう油かけて食うとうまいよなあ」と耳打ちし、「シャバでは身のまわりにうまい物だらけなのにグルメに狂うバカヤツラどもはもっとうまいものもっとうまいものと走り回っているうち舌が馬鹿になってしまったんだな。」と申される。全く仰るとおりである。今私が許されるなら一番食べたいものは「炊き立てご飯にバター一欠片、そしてそれにしょう油をちょっとかけたやつ」です。

 ゴラムは「わしら、パンの味も忘れたよ。」と言っていたが、私の場合「わし、炊き立てご飯の味も忘れたよ。」だな。

 そのうち自分のGuzziRacerを「わしのいとしいしと」と呼び始めるであろう。

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