この山崎蒸留所では、一次蒸留用6基、二次蒸留用6基と計12基のポットスティル(蒸留釜)があるのですが、それぞれ6基は全て大きさやタイプの違った物との事。
違った物から出来る多様性による組み合わせにより、ちょっとでも今より良い物が出来ないか試行錯誤されておられるとの事。
業界のトップ企業がこの姿勢。いや、こうだからトップなのだ。
ちなみに、タイプのバラバラなポットスティルをもつ蒸留所は、サントリー社の山崎蒸留所と白州蒸留所だけなのだそうです。